気になる注目銘柄

 第33回・YOZAN(6830)

 第33回は鷹山(6830)、次世代携帯電話端末開発支援パッケージやコアICを展開、
ネット・無線分野へ業容拡大。兄弟会社・マジックメール(ポケベル事業)向けに
機器開発・販売を担当。加えて新たな無線IP(インターネット・プロトコル)系のサービス開発を計画。
「業態転換により今期の見通しが注目されていたが、
大幅な増収計画となったことでひとまず買い安心が広がっているとみられる。
ただ、現段階では今期の事業内容が不透明との声も。(FISCO)
株式分割に積極的に行っています。2000年11月に1→3株
2001年11月には1→10株に株式分割をしております。
2000年9月にはなんと1890万円とつけていましたが、IT関連株の暴落で
実質的に5分の1以下になってしまいました。
 株価分析およびこれからの株価予想ですが、ファンダメンタル的には
割高と言って間違いありません。いくら有利子負債がなくても、
売上高は50億と伸びていますが、営業利益などは赤字決算。
高収益性とは言い難く、将来性と期待だけで今の株価が維持されているように見えます。
財務状態は悪くありませんが、1株あたりの純資産は12025円。
業務業態変更が功を奏すのだろうか?アナリスト予想では来期も1株当たり6667円の
赤字を予想、アナリストは弱気に見ています。
短期的には10万〜15万のボックス、10万割れも考えられると思います。
中長期的には可能性は未知数ですが、20万円以上も考えられますが、
店頭株でベンチャー企業ですので今の株価の10分の1以下もありえるのでは。
長期保有はリスクも考えて買うのを検討してください。

買い判断―短期(1〜3ヶ月)・D+ 中期(3ヶ月〜1年)・E+ 長期(1年以上)・E+

(2002年5月31日作成)

 

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