気になる注目銘柄

 第30回・JR東日本(9020)

 第30回は東日本旅客鉄道(9020)
最近株価が急落していますが、日経平均の低迷のあおりを受けた感じに
なっていますが、2000年初頭から堅調に株価は推移していきましたが、
2001年11月に1ヶ月の間に10万円以上下落しました。
今は50万前後で株価をついています。これからは上げてくるのありましょうか。
上場当初93年には注目を集めましたが、意外にも93年の389000円から
一時2倍近くまで上げています。民営化した株でも健闘しているのはないでしょうか。
 これからの株価予想および株価分析ですが、
PER約30倍、PBR2.27倍(連結ベース・2月7日現在)とファンダメンタル的に割高といえます
2002年3月決算期予想ROEは4.6%、悪くない数値ですが、
割安とは言い難いと思います。JR東日本のブランド力で株価を支えているといえます。
全体の相場が上がってくると70万円くらいまで上げてくると思いますが、
大型株ですので株価の動きは重いでしょう。中期的に下値のメドは40万円割れ、
短期的にも50万割れはあると思います。長期的には恐らく60〜70万円の回復は
十分あると思います。しかし大きな下げは現状ではないといえるでしょう。
JR東日本の株価が上がるか下げるかは、全体の相場次第といえると思います。(2002年2月8日作成)

鉄道は伸悩むが、モノレール等新規連結や賃貸・物販漸増で補う。
有利子負債利払い減。株評価特損か。完全民営化記念配。03年度も鉄道依然伸悩むが、
東北新幹線延伸、赤字在来線分離で採算改善。前今期開業の駅ビルやホテルの寄与で利益強含み?
これからの株価予想・分析ですが、2003年3月決算では8000円の配当、
来期決算予想PERは約20倍、ROE9.8%、割高といえませんが、
高騰といえば少し難しいものと思われます。中期的の下値は45万円程度、
上値は55〜60万円と見ています。長期的には恐らく60〜70万円の回復は
十分あると思います。しかし大きな下げは現状ではないといえるでしょう。
JR東日本の株価が上がるか下げるかは、全体の相場次第といえると思います。
(2003年3月19日作成)

 

買い判断―短期(1〜3ヶ月)・C 中期(3ヶ月〜1年)・D+ 長期(1年以上)・C

 

 

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