第２２回はダイエー(８２６３)です。
最近株価が急落し、一時100円割れになりましたが、その要因が
｢株価急落は、米格付け会社ムーディーズが21日、
ダイエーの長期債の格付けをＢ２から投資不適格となるＣａａ１へと引き下げ行うと
同時に今後の見通しに関してもネガティブとする発表を
行ったことがきっかけとなったものと見られており、
市場では流通４位マイカルの破綻も記憶に新しいだけに
様々な憶測の元で売りが売りを誘う展開となった。｣ [テクノバーン 2001年9月25日より]
ダイエーの有利子負債が1兆円を越えるということで
経営不安があるということで上場来安値を更新したわけですが、
今期決算予想は黒字ということになっていますが、
下方修正の可能性もあるということは否めません。
株価分析ですが、また100円割れになる可能性もあるでしょう。
9月26日の終値は124円(+24)と反発しましたが、
目先の値動きは80円〜170円と予想します。倒産の恐れもありますが、
上がっていくことも考えられます。中長期的には倒産回避できれば
300円ぐらいまで上がっていくではないでしょうか？
懸念材料としては銀行の支援ストップ、日経平均のさらなる下落などです。
高騰の可能性もありますが、倒産しなければそんなに下げることはないでしょう。
積極的に買いとはいえませんが、資金に余裕があるなら1000株買ってみたら面白いと思います。
倒産するかどうかは何ともいえませんが確率は５分５分といったところでしょう。
(２００１年９月２７日作成)