第１４回は日産自動車(7201)、ルノー傘下で再建。
経営体制を抜本改革、日産の経営再建策から、
｢日産リバイバルプラン｣とは村山工場などの閉鎖、
土地･株式などの資産売却によって、原価低減を図るなど。
それによって営業利益は２９００億円となった。
北米で利益拡大、円安も利益に寄与。過去最高益を上げ株価は高騰。
復配7円を実施、これでは株価上がるのも当然といえます。
かつてこの銘柄を推奨していました。しかしこれからどうでしょうか。
懸念材料としては国内販売の低迷、ヨーロッパの事業は赤字、
リストラは成功したけど、これからの為替動向次第ということです。
98年10月の290円から約3倍と株価を上げていきましたが、
株価の方はこれからは試練といえます。1000円の大台に乗るかどうかは
５分５分といったです。800円前後のボックス相場になると私は思います。
しばらく調整の可能性は高いということで強気にはなれないと判断します。
(２００１年５月２５日作成)