気になる注目銘柄

 第10回・NTTドコモ(9437)

 第10回はNTTドコモ(9437)です。いままで注目銘柄の分析をやっていましたが、
いつも辛口の評価になってしまい申し訳ありませんでした。
しかしどうしても辛口な評価になってしまいます、もちろん今回もそうですが。
さあ本題に入りますが、iモードで有名な会社ですが、
さらにiモードがアメリカに進出することが決定しました。
iモードの加入者が3000万台を超え、マーケットシェアが約62%(2000年3月)
iモードがこれほどの人気があるとは、NTTドコモが株価が高いこともわかります。
来期決算も増収増益を予想しています。通話料金の値下げもありますが、
この懸念材料も吸収するものと思われます。
さて、これからの株価予想ですが、単純に考えるとこの株価では
割高といえます。しかしこの株の人気は相変わらずで、
現在は下降トレンドですが、一反発ありそうな気配はあります。
株価の下落は無限大、つまり0に近づいていくということであります。
従って長期投資はリスクも高いと思います。
勘違いしないで欲しいのはこれから何分の1になるとは限らないということです。
これからの経営環境によってはまだまだ下落するということです。
短期的には多少上げると思いますが、中長期的には?がつきます。
緩やかに上がっていくことはあるかもしれませんが4〜5倍以上の高騰は考えにくいと思います。
(2001年3月21日作成)

NTTドコモ <9437> は25日、3月末割当てで1対5の株式分割を実施すると発表した。
株式分割後の2003年3月期の配当については、
「具体的金額は今後検討していくが、今回の株式分割が
配当の方針に影響を与えることはない」(会社側)としている。
3月31日現在の株主に対し、5月15日付で1株を5株に分割。
携帯電話加入者の増加率が鈍化、1加入者あたりの通信料一部無料化に加え、
値下げ予定なども織り込むそうな。2002年度の1株利益は26153.85円、
2003年度には44839円を予想(YAHOOファイナンスより、分割は換算せず)。
CFは投資の含み損によって悪化、分割期待で短期的に吹いても(上げても)
中長期的には調整局面が続くものと思います。
20万円(1対5・分割後)ぐらいまで下げてくるのはないでしょうか。
上値は45万円(1対5・分割後)と見ています。3月までに200万ぐらいまで上げても
それからはある程度下げると思います。長期投資はある程度のリスクがあるでしょう。
(2002年1月27日作成)

買い判断―短期(1〜3ヶ月)・D 中期(3ヶ月〜1年)・D 長期(1年以上)・D

 

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