第6回はCSKです。久しぶりの更新です。更新するがストップ高ですが、
これからの展開がどうなるかが楽しみですが、どうなるでしょうか?
連結決算はここ数年赤字続きですが、来期決算も不振ですが、
CSK単体の決算も中間決算も下方修正でした。CSK自体の知名度はそれほどありませんが、
広義の意味のネット関連株です。ネット関連企業は一般的に知名度はありません。
インターネットと無縁な人にとってはソフトバンクなど知るわけがありません。
CSKは去年(1999年)には第2のソフトバンクと言われるほどでありますが、
確かに結果論的にそうなりました。ソフトバンクと同様、
2000年1月に17200円の高値をつけてから2〜3月にかけて大きく下落しました。
そしてその後さらに下落していきました。
ナスダックの下落がCSK株を下げた要因であることは言うまでもありません。
CSK子会社には優良企業もありますが、(ベルシステム24・9614)
しかしセガ、アスキーを始めとした不振企業があるのも事実です。
CSK子会社はサービス業を主体にした企業が多く、
これから成長する業種が多いのですが、しかし、いかんせん業績が悪い。
情報通信・ネット関連企業は総じて赤字企業が多いものです。
特に新興企業にはそういえます。
ネットワークビジネスを展開するCSKですが、連結ベースの売上高は
伸びています。ネット企業の共通点ともいえます。
これから子会社を次々と上場させる計画でありますが、
しかしそれはCSK本体の資金振りが悪化していると言えるのですが、
ダイエーの実例もありますが、一概にはもちろんいえません。
株価は2000円から上げてくるかと言えば多少は上げていくと思いますが、
しかし「ネットバブル」後から大きく上げていくかといえば?マークがつきます。
むしろ上場最安値をつけるかもしれません。しかし安値圏であることは
確かだと思います。これからは2倍以上・4000円をつけるとも考えられます。
上げる余地はあると考えられますが、それはこれからの業績次第です。(2000年11月28日作成)
サービス大手、「eサービス」を標榜し企業向けのシステム開発・運用サービスに資源集中。
2000年度の連結決算まで赤字決算が続きましたが、2002年3月決算では
約142億円の黒字。不採算子会社だったアスキーとCSKエレクトロニクス(現T-ZONE)が
連結対象から外れ採算性が向上。
株価分析およびこれからの株価予想ですがPER22.75倍、ROE15.81%。
1株あたりの純資産は1269.12円、経営効率はいいですが、4000円以上の
株価では割安とは言い切れません。期待で買われていると思います。
来期の連結決算1株利益は147.3円、純利益は約110億円と予想。
アナリスト予想では強気の意見が多いようです。ストロングバイといえますが、
5000円が一つのヤマ場と考えています。短期的には4000〜4600円のボックス、
中期的に5000円越えもありえますが、動きは重いと思われます。
3000円以下にならないとも言い切れませんので、強気にはなれません。
下落リスクは中と見ています、長期的には景気がよくなれば6000円以上もありえると
思います。(2002年8月24日)
(2000年11月28日作成)