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体験記 NO.9025 鎌倉へ 小田急 江の電 JR
                                   佐藤俊彦
外出日 平成10年12月21日
 

       鎌倉への交通アクセス

 今回の鎌倉行きは、元気な時に出掛けた事のあるところが、車いすで何処まで自由に
行動出来るかを体験してみるのが目的でした。

 そのため、交通アクセスは、JR錦糸町−(総武線)−JR新宿 小田急・新宿−小
田急・藤沢 江ノ電・藤沢−江ノ電・鎌倉 鎌倉市内 JR鎌倉−(横須賀線)−JR
東京の各駅を利用しました。

 まず、小田急のロマンスカ−は乗れるかどうか不明でしたので、女房に電話で確認し
てもらい、新型(30000型)ならば広くて、車いすのままで乗り込む事が出来るし、
席もあいているといわれ、発車時刻は遅いですが予約しました。旧型は狭くて車いすの
ままでは乗れず、入口から立って歩かないと席に付けないそうでした。
 平日の混雑の通勤の時間帯をさけて、自宅を出たのは9時過ぎでした。

・JR錦糸町駅
 改札で「総武線の新宿駅に行きたい」と話したら、直ぐにエスカレ−タ−をセットし
ていただき、ホ−ムの駅長室の前で、総武線に乗ることが出来ました。新宿には連絡し
てもらいました。

・JR総武線・新宿駅
 連絡してもらっていたので、待っていていただいた駅員の方に「西口の小田急の1階
にある切符売場に行きたい」旨を告げましたら,総武線のホ−ムから、用意されていた
エスカルに乗り、地下1Fにある中央通路に出て、小田急の乗り換え改札を通してもら
い、地下1Fの外に出る事が出来ました。

・小田急・新宿
 地下にある切符売場でも予約の切符は買うことが出来ました。ロマンスカ−の乗場は
一階ですので、小田急百貨店のエレベ−タ−を利用して、地下から一階に上がりました。
時間前に小田急のホ−ムに行きました。新型の電車を初めて見ましたが、旧型に比べて
乗ってみたくなるようなものでした。

 車いすで乗れる8号車は、入口が他の入口より広くなっていました。8号車には車い
すのままで入れる場所が2席、車いすから席に移動出来る人は多数の席がありました。
席はリクライニングにもなり、座り心地も良くなっていました。

 途中、相模大野と大和に停車するだけで、藤沢まで快適な電車の旅でした。

・小田急・藤沢 
  藤沢駅でロマンスカ−から降りる前に、電車の車いす対応トイレを見たのですが、
洋式で手すりはついていましたが、車いすを入れるには狭くて大変だと思いました。し
かもトイレの表示は3カ所ありまして、男性用、男女共用和式、女性用(車いす対応ト
イレで男性の障害者でも可能とのことでした)がありました。

 藤沢駅でロマンスカ−から降りる時、駅員の方が四角の金属板を電車の出口とホ−ム
に掛けてくれて、車いすが振動することなく、降りる事が出来ました。

 同じ機能のものは以前にも利用したことがありました。乗物編でも紹介していますが
「臨海高速鉄道の東雲駅での電車の入口とホ−ムの間での四角い板(簡易スロ−プ)」
も車いすにはやさしいものでした。具体的な体験記は臨海高速鉄道の項に書きます。

 ホ−ムからは階段を改造されたのか、スロ−プになっていて、スム−スに改札を出る
ことが出来ました。改札を出てから、駅にある小田急のビルのエレベ−タ−で2Fに上
がり舗道橋を渡って、小田急の前のビルにある江ノ島電鉄の切符売場に行きました。

・江ノ電・藤沢 
 江ノ電の切符売場で、江ノ電の15駅ある中で、スロ−プ等で車いす対応出来ている
駅を聞きましたら、4駅(藤沢、江ノ島、長谷、鎌倉)でした。
 江ノ電の藤沢駅のホ−ムは切符売場と同じ2Fにあり、改札を入るとホ−ムでした。
電車に乗る時、ホ−ムと電車の間が開いていて、女房が不安がっていたのが、分かった
のかどうか、若い乗客の方が乗るときに介護してくださり助かりました。また、「何処
まで行かれるのか」と聞かれましたが、終点まででしたので、「途中で降ります」と言
われ、そこでわかれました。気にしてもらい、本当に感謝しております。
   
・江ノ電・鎌倉 
 江ノ電は車両にいろいろな絵が書いてあるし、市内路面電車のイメ−ジを持っていま
したが、実際に乗ってみると、車両や駅の構造は、普通の電車と変わりなく、イメ−ジ
を変えたところです。
                            
 海岸線を走る江の電は初めての経験でしたが、水平線の海が楕円形に見えて、遠回り
して、良かったなと思いました。

 江ノ電の鎌倉駅に着いて、ホ−ムからスロ−プを降りて、改札を出ました。

 まず、車いす対応の寺院・仏閣はあるのだろうかと思い、鎌倉市役所に行って、聞く
ことにしました。15分位のところにありました。

 最初に、福祉課でトイレの書いてあるマップをもらいまして、次に観光課で車いすで
も行ける神社・仏閣を聞きましたが、ハッキリ教えてもらえず、YMCAで発行されて
もの(有償)で対応してほしいとのことで、今回は、交通アクセスで我慢して、もう少
し調査して、観光しようと思いました。

 ちなみに、聞いた範囲では 一応、車いす対応されているところは 
     JR北鎌倉駅からの建長寺 
     江ノ電・長谷駅からの大仏
  等、非常に少なく、まだまだの感じがしました。

・JR鎌倉駅  
 横須賀線で東京駅に行き、丸の内南口で東北新幹線の予約していた切符を買おうと思
いました。

 鎌倉駅は改札を入ると、直ぐ下りの階段があり、また、横須賀線のホ−ムには上りの
階段がありました。今、両方の階段とも工事中であったため、4人がかりの人力で、ホ
−ムまであげてもらいました。重くて大変だったのでは無いかと思い、申し訳なく感じ
ております。

・JR東京駅  
 JR鎌倉駅から連絡が入っていて、案内の駅員の方が待っておられた。横須賀線から
丸の内の南口に出るのははじめてで、駅員さんの後について、ホ−ムから1回エレベ−
タ−を乗り替えて、丸の内側の地上に出ました。

 東京駅はお客さんの希望でいろんなル−トがあり、駅員さんの苦労も大変だなと思い
ました。 
                                  
  (注)京都・車いすガイドブック(ぬくもり2号;98年3月発行:電話 075
−601−2819)には、京都にたくさんあります、神社仏閣、観光施設、食事処、
ホテル、トイレ、交通・・等の、車いすでの行動可否の情報が発行されています。この
ことを京都の紅葉狩りから帰った後で知りまして、次の機会には利用しようと思ってい
ます。
                                     以上

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