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                                11・1・12
体験記 NO.1O27 初版 墨田区 向島百花園
                                   佐藤俊彦
外出日 平成7年1月15日
 

              七草の由来    

 向島の百花園を訪れた時の事を思い出して、書いています。ここは、有名なところら
しく、春の七草、秋の七草も植えられていて、季節的には1月で、草木は芽が固く新芽
を見るにはまだまだ時間がかかりますが、春の七草だけは見ることが出来ました。

 しかし、ススキだけは去年の立派なのが残っていました。皆さんは七草の名前を幾つ
覚えておられますか。昔覚えた名前と今の名前が一致しないものがありましたので、親
しんだ名前と語源を調べましたので書いておきます。

 ●「春の七草」
  ・「セリ」
    昔から日本人が栽培し食べていた植物。    
  ・「ナズナ」(ペンペングサ) 
    茎の出ないうちにつんで、おひたし、あえ物にして食べた。
  ・「オギョウ」(ハハコグサ) 
    中国から伝わって来た植物。餅のつなぎにも使った。
  ・「はこべら」(ハコベ) 
    中国から伝わって来た植物。若い茎や葉をおひたし、あえ物にして食べる。
  ・「ホトケノザ」 (コオニタビラコ) 
    仏がハスの上に座っている形。若い葉をつんで食べる。
  ・「スズナ」 (カブ) 
    中国から伝わって来た植物。カブとは頭のことで根の形が似ている事からつけ
    られた。栽培して根や葉を食べる。
  ・「スズシロ」 (ダイコン) 
    地中海沿岸から伝わって来た植物。おろしやさしみのつま等で食べる。
 

 ●「秋の七草」
  ・「ハギ」   
    生え芽(はえき)といって、若芽が元気にのびる様子からつけられた。
     庭木や家畜の飼料として使う。
  ・「キキョウ」 
    中国から伝わって来た植物。根は薬として使われる。
  ・「ナデシコ」 
    美しく咲く姿から「なでいつくしむ」という意味。
  ・「ススキ」  
    すくすくと立つ草の意味からつけられた。       
  ・「クズ」   
    奈良県の国栖(くず)にちなんでつけられた。
    根から取り出した澱粉をクズ粉・クズ餅などに使う。
  ・「オミナエシ」
    若い女性を意味する「おみな」にちなんでつけられた。
    古くから和歌に読まれて親しまれている。
  ・「フジバカマ」
    中国から伝わって来た植物。揉むと良い香りがあり、香料や薬として使う。

 春の七草は「七草粥」といって、食べる事で春を感じ、秋の七草は、「鑑賞」用で、
見る事で秋を感じるとの事です。

  今では1月に八百屋で「七草粥」用として売っています。

 また、丁度、十数人の方が園の中を徘徊しながら、俳句を作っておられました。なか
なか風情があって、良い作品が出来たものと思っています。
                                      以上
 

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