コラム 職人達のひとりごと

No,61 通勤シリーズ 第三弾 2008,7,26
 今回は、車内アナウンスについてです。
注意して聞いていると心が和む事があります。
 JRは男性の声がほとんどですが、地鉄ではテープで女性の声が流れます。JRのアナウンスは、まず乗り降りの注意から始まります。止まる駅名に次ぎ「降りるときは忘れ物がないように」と親切に言ってくれます。特に雨降りのときは「傘などお忘れものがないように」と、まるで母親のようです。又携帯電話についても注意事項をアナウンスしています。私にはこれが結構遠まわしな言い方に聞こえます。「携帯電話のご使用は、ご遠慮ください。」と言ってますが、はっきり「使用は禁止です。」と言ってもいいのではないかと思います。 「禁煙」が当たり前のように「禁携帯」があっていいのではないでしょうか?
 時には、本当にすばらしいアナウンスを聞くことがあります。先日JRで「ご利用ありがとうございます。」から始まり「この電車はxx駅を定刻で出発いたしました。」と言い、次ぎの駅に着く直前に再度「ご利用ありがとうございました。この電車はxx駅に定刻で到着いたしました。」朝のJRは頻繁に走っているので、ほとんどの乗客はあまり到着や出発時間を気にしていません。新幹線や飛行機でならば「遅れなくて良かった。」と思いますが、毎日通勤で利用しているJRでこんなすばらしいアナウンスは初めて聞きました。混んでいる車内が少し和んだようでした。
 地下鉄のアナウンスは、携帯電話の使用についてはほとんど言いません。そのかわり電車の揺れについては事前に教えてくれます。たとえば「この先揺れますのでお近くの手すりやつり革におつかまりください。」とアナウンスされます。まあこの程度は普通ですが、先日電車が遅れかなりの混雑だった時の事。 これまで一度も聞いたことが無いほどすばらしいアナウンスが流れました。
 まず電車が遅れたことのお詫びがありました。そして「次の六本木一丁目駅は前方ががなり狭くなっております。危ないですからどなたさまも押し合わず順番にお降りください。時間を充分にとって対処いたします。」 足元に注意して降りてください、乗ったら中ほどまで詰めてください、とかはよく聞きますがこのようなアナウンスは初めてでした。この時の声は男性でした。 落ち着いていてとてもいい声でした。なにかといやな事が多い世の中ですが、この時ばかりはほんとにいい気分でした。 

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