セスキテルペンが「杉茶」を煎じる際に溶け出し、お茶として飲用することによって森林浴効果をストレートに体験できるものと思います。良いとわかっていても、足繁く森林浴に行くことは出来ないので手軽に飲用でき同じような効果を体験できることは素晴らしい
ことではないかと思います。よく花粉症の方が森林浴をしたらスッキリ治ってしまった、とか肌がスベスベになったという話を聞きますが大いに関係があると考えています。
また、セキステルペンは揮発性ですが、屋久杉の下を掘り返すと倒埋木に多量のセスキテルペンが含まれているともいわれています。森の神秘を感じます。
また、ハーブのカモミールもセスキテルペンが主要成分となっていますので、興味深いですね。カモミールティーには女性特有の痛みや偏頭痛をやわらげる効果があり、欧米では錠剤にして販売されています。また、お香で「沈香」(じんこう)、「伽羅」(きゃら)といわれるものは、セスキテルペンが森の微生物によって樹脂化したものだそうです。
昔の人のほうが高度な文化を持っていたともいえますね。
また、「よもぎ」や「薬用人参」にも成分として含まれています。
セスキテルペンの放出量は工場排煙や自動車の排気ガスの6倍にも相当する1億5千万トンにも達するとのことですので森の存在が環境浄化にいかに重要かということがわかります。
クリプトメリオールはダニなどの害虫忌避作用があります。
抗原−抗体反応について
杉を以って杉花粉症を制すなどというと、減感作療法を連想される方もいらっしゃいます。でも、抗原−抗体反応は発熱をともない、しかも量のコントロールがむずかしいということです。
したがって、杉花粉症の減感作療法は医師の専門分野になるのではないか、というのが結論です。また「杉茶」を飲んでは発熱しませんから、杉花粉症への効き目は抗原-抗体反応のそれとは異なるようです。以上はあくまで私見にすぎませんが、専門の研究者の方がテーマとしていただきたい分野です。