東日本災害支援ボランティア報告 平成24年9月21日
日時 :平成24年9月14(金)〜17日(月)
活動場所:9/15 釜石市片岸町 9/16 大槌町大の口地区
メンバー:松尾
俊彦、松本 進、椎木 俊郎 (3名)
今回は車を利用して宿泊地とうわボランティアの家、ゆいっこ花巻本部、遠野Vセンター等を訪問しました。
9月14日 高速道が復旧工事の為車線規制をするとの情報から自宅6時半出発、
途中2人同乗柏IC〜東和ICまで工事箇所が多くありましたが車の台数が少なかった為か何とか15時頃到着出来ました。
活動が全員瓦礫撤去作業希望なのでNPO法人遠野まごころネットに入会、
作業証明書を発行して頂き申請、高速度道路が無料になりました。(9/末終了予定)
時間がある為、先に花巻市街にある宿泊所の管理運営されている「いわてゆいっこ花巻」の本部に立寄り挨拶後、宿所に17時到着。当夜遅く学生20名強
が到着し連泊との事2日間は約30名と賑わいました。
9月15日 遠野まごころネット初参加の為6時45分のオリエンテーションに
出席しました。遠野Vセンターには約200名が参加、体操、挨拶の後、釜石、
大槌、陸前高田、まごころネットに仕事分けがあり我々3名は釜石市片岸町の一般住宅の瓦礫撤去に行きました。
この地区は釜石の奇跡で有名な鵜住居地区に隣接し重機で土台は撤去する事が決まっているが、持ち主からのニーズで
住居の納棺士となった気持で綺麗に清掃して持ち主の見送りに協力して挙げてほしいとの説明に
東北人の魂をみる思いでした。しかし約60名が3班に分かれ撤去作業をしましたがちょっと複雑な気持ちになりました。
昼の休憩時、多くの犠牲者が出た鵜住居地区の防災センター等を見学しました。
日頃の避難訓練時の集合場所に指定されていた為、
避難所と勘違いされて多くのお年寄りが亡くなったそうで考えさせられました。
9月16日VCの参加人員は昨日と同じ程、我々は大槌町大の口集落に約40名で行きました。
作業内容は3/11の津波が大槌川を遡り堤防から溢れ集落の下水路をヘドロで
埋めて雑草が生い茂り悪臭を放っているので対処する事でした。
昨日の班が60m間の雑草を除去しており、60cm幅のU字溝を跨って上から
ヘドロを掬い上げ土嚢に詰める作業、2名1組でするのは仲々、
4時間で終了し終末の集積桝から勢いよく排水が流れ出た時は歓声が上がり達成感に浸る事が出来ました。
最後に隊長の話では10月以降、参加人員が激減するのでよろしくお願いします。
来て下さる事が見捨てない証、励みになりますとの事でした。
9月17日3連休の最終日混雑が予測されるので7時出発花巻南IC〜柏IC車少なく祭日の為工事もなく
順調に14時には帰宅出来ました。9/15,16が遠野と
土沢の祭り、珍しい鹿踊りを見る事が出来最高でした。記 松尾、松本、椎木
西方寺災害ボランティア活動報告書
日時 平成24年6月12日(火)〜6月15日(金)4日間
活動日 6/13,14活動場所 大槌町赤浜他 移動日6/12,6/15
メンバー 大中和茂、松本進、椎木(3名) 報告者 椎木俊郎
(内容) 6/12(火) 移動日 今回は初参加で瓦礫処理希望のお2人と一緒なので
石巻、南三陸、気仙沼の被災地を廻り現状を見てとうわVCに行く事にしました。常磐、磐越、東北自動車道は余震の影響か11ケ所修理工事中、時々渋滞に会いながらまず石巻市日和山公園から全市を一望しそして海岸沿いに北上南三陸、気仙沼を通り過ぎる頃にはもう良く判りましたと食傷気味インパクト有り過ぎを心配しました。630kmの長旅も東和温泉に浸かれば疲れも吹っ飛んだようでした。
松尾さんのお世話になりながら、初日は九州福岡の西楽寺関係者の顔見知りの方々(内2名はばくだん菓子製造慰問)4名と我々3名計7名の宿泊となりました。
6/13(水) 活動日 5時半起床6時半出発1台3名乗車で遠野VCに7時過ぎに着、今年より福祉センターから浄水場センターに変わりちょっと戸惑いました。
事務局長の挨拶でハード、ソフトの仕事とも参加者が一時期の1/5に減少被災者の方々との接触が勇気激励になるので協力よろしくお願いしますとの事でした。
参加人数70名くらい釜石、南三陸、大槌と3ケ所の活動でしたので大槌町を希望し総勢17名大槌町赤浜他でA.M瓦礫撤去とP.M花壇の雑草除去に参加しました。
夜愛知県豊川市消防署の方1名(消防署で初参加)増えちょっと賑やかになりました。
6/14(木) 我々4名とリーダー嘉松氏とで前日に続き大槌町赤浜地区の住居跡へA.M花壇の雑草除去、P.Mは付近の住居跡の雑草繁茂が凄いので今の内除去しないと大変と進言2時間半格闘しました。地区の世話役岡本商店の方と親しくなりNHKで有名になったひょっこりひょうたん島の題材になった蓬莱島や民宿の屋根に連絡船座礁記念等で町復興にと奮闘されておられる話をお聞きしました。とうわVCに
5時半帰着。松尾氏不在につき交代要員2名の方が仙台別院より応援にこられました。
6/15(金) 移動日 朝8時半とうわVCを出発 近くの毘沙門天の旧国宝4.7mの木彫
像安置お堂と赤ちゃんの泣き相撲で有名神社にお参りし花巻市の宮沢賢治記念館に立ち寄り花巻ICから3名交代運転で無事5時帰拍しました。
東北ボランティアに参加して 2012年6月 柏市松葉町 大中和茂
昨年秋、妻がボランティアに参加し、私も観光以外で東北の人達に何らかの貢献ができればという想いがありました。妻のボランティアの際お世話になった名戸ヶ谷の西方寺さんに、私も面倒を見ていただくこととし、6月12日、西方寺の椎木さんと松本さん(椎木さんの友人)の3人で、もみじマーク付きの車で東北に向けて出発。石巻市、南三陸町、気仙沼市の被災地域を経て、松尾さんが運営をされている「とうわボランティアの家」に到着。翌日からの活動は、大槌町での瓦礫撤去と津波で流された宅地の草抜きでした。
僅かな貢献しかできない自分に苛立ちを覚えましたが、「とうわボランティアの家」の黒板に書いてあった「微力だが無力ではない」という言葉と、「遠野まごころネット」事務局長の「寄り添う気持ちが大切」という言葉を頼りに作業をしました。最後になりましたが、4日間お世話になった椎木さん、松本さん、松尾さん、西方寺さんに心より感謝いたします。
東北ボランティアに参加して 2012年6月
柏市つくしが丘 松本進
6月12日 椎木さん、大中さん3人ととうわボランティアの家に向かいました。
最初石巻市の日和山公園より見た市街一望の光景は、新聞TV等見聞きしておりましたが
只々茫然と見取れました。南三陸町、気仙沼市の被災地を見るにつけ甚大な被害に声が
ありませんでした。 とうわボランチィアの家に到着後挨拶をすませて、温泉に浸かり
一息つき本日の生々しい体験が少し和らぎようやく眠る事が出来ました。
13,14日早朝6時半出発遠野VCに7時到着、70人程が集まり釜石、南三陸町、大槌に
別れて活動し我々3人は大槌赤浜地区にて瓦礫処理と花壇の手入れ及び雑草の除去を
しました。
生まれて初めてボランティア活動をして、地元の方々と交流が出来てとても良い体験と
なりました。とうわボランティアの松尾さん他、色々な方にお世話になり感謝いたして
おります。これからも機会があれば又参加したいと思います。
平成24年2月ボランティア活動報告1−1
平成24年2月24日
場所:岩手県花巻市東和町東成島5区78−1(成島振興センター2階・旧成島小)
時 :2月1(水)2日(木)12日(日)〜15日(水)
活動内容
今月、雪が降りセンターの玄関、駐車場の雪掻きが続く前半でした。当センターのボランテイアの応募者があり面会し、別院に紹介する。
北海道、九州から当センター応援、ボランティア活動の人が4名見えお手伝いして頂き助かりました。
石焼芋釜の再確認し、明日から販売予定・・・。売れるか心配!!!
別院からの支援物資(味噌・醤油・みかん・暖房衣料・子供用学習用品・ゲーム機・お菓子等)の在庫調査をして、ゆいっこ花巻、まごころネット担当者への物資の報告をして必要の物資があるときは当センターに取りに頂くように連絡する。
2月後半の各大学の宿泊確認・リスト表の作成し別院報告作業をする。
今回前半は6日間と短い活動でしたが北海道・九州からの応援でセンター内も綺麗になり留守中のゴミだしなど出来ていた。
2月15日までの宿泊数は120名で1日平均8名でした。
松尾俊彦
平成24年2月ボランティア活動報告2−2
平成24年3月3日
場所:岩手県花巻市東和町東成島5区78−1(成島振興センター2階・旧成島小)
時 :2月21日(火)から 2月29日(水)
活動内容
2月後半は、筑紫女子大20名、龍谷大30名、早稲田大学35名、長崎大20名の学生さんがボランティア活動に見えられ当宿泊所も大忙しい後半であった。
筑紫女子大は釜石沿岸でのハード(瓦礫撤去)作業、仮設住宅への炊出し、傾聴ボランティア活動。
龍谷大はハード(瓦礫徹去)、お茶っこ活動、お茶栽培者との意見交換会活動。早稲田大学
は大槌での活動予定であったが雪で活動が出来ず雪かきボランティア活動。長崎大は釜石での瓦礫撤去活動予定が雪で中止になり雪かき、夜、地元で活動をされている代表の方による活動事例、傾聴のあり方などの勉強会。
今回、筑紫女子大、龍谷大は同じ宗門校で初めて朝のお勤めが行われました。
一日で最大宿泊者数が62名と当センターの宿泊予定数のキャパが越え、物資置場、段ボール置き場等寝られました。
今回、大学生の数多くがボランティア活動に参加され皆さんのお声を聞くと映像で見るより自分の目で見るのとは大違いでチャンスがあれば又ボランティア活動に参加したいと感じられたようです。25日から27日までは雪かき。(春の雪は水を含んで重たい。)
個人でボランティア活動されている方で、月末、風邪で病院に行ってインフルエンザと判明し活動を中止していただきセンター内の感染を防ぐただ手をする。
今月は、多忙な日々があり充実した月でいい体験になりました。
今月の宿泊者数は425名。(一日平均約15名)