西方寺災害支援活動報告書

6月30日(木)報告者 松尾俊彦









日時  平成23年6月27日(月)~6月29日(水)2日間

活動場所  6/28 七ヶ浜町  /29 仙台別院

メンバー 須藤・西井・堂下・湫・松尾(5名)

627日(月)午前11時、豊四季駅に集合、高速常磐道柏IC

東北道仙台宮城IC(所要時間5時間20分、休憩3回、約1時間)を下り

R48
号線を市内に向かい10分で仙台別院に到着。

 午後6時からVC集会所(ミーテングルーム兼食堂)で今日の活動報告、明日の

活動予定の確認、ここで西方寺チームは28日のエントリーをする。(七ヶ浜

VC)本日の活動報告の発表があり、七ヶ浜VCでの活動は雨で屋外活動は中止で、

学童保育で苦労話があり、怒ってはいけない、ダメとは言ってはいけない、

皆平等に接する、等の注意事項があり学童に接し一例で、一人の児童が肩車をおねだりすると、

全員がおねだりし全員してあげ腰を痛めた話、押入れの中断から飛び降り注意しないと、

地元の人からは善悪のけじめを注意して欲しい話があり板挟みで同対処したらいいかわからないとの苦労話がありました。

ボランティア活動の方の出身は遠くは、カルホルニアから

親子さんが、鹿児島別院の方など見えられていました。

 628日(火)晴れ時々曇り、午前7時から本堂でおつとめし、

本日の活動内容の打ち合わせをして各地へ出発。(本日の参加者
29名)9時前七ヶ浜VCに到着後受付、

注意事項等の話があり、マッチング(現地の要望に応え)で参加者が活動したいことをエントリーし現場に向かい作業開始。

当チームは町の体育館で支援物資を管理している所で各地区からの品物の要望品を車に積込む作業、

町に届いた品物の搬入、支援物資の棚卸を行う。終了時間午後
2時で時間があり被災者の瓦礫から見つかった写真の整理を手伝う。

別院到着後、午後
6時からミーテング後VCで夕食の炊き出しがありました。夕食後近くの銭湯に行き本日の汗を流す。

 629日(水)晴れ気温31℃(本日の参加者26名) 今日の作業は、別院の境内、歩道の清掃、支援物資の整理、

物資品米の分包(
10合)作業で午後2時終後柏に帰る。柏到着午後730分。全員事故もなく帰還する。

今回の活動で思うことは、最低42日活動計画が良いように思われました。他にもいろんな活動を経験したい思いました。

一日活動は、バスで行き前泊、翌日の
PM20時の新幹線で帰えるコース。


震災ボランティアに参加して

堂下俊宏

 長老(?)須藤氏以下4名で、627()、東北教区ボランティア本部の仙台別院に夕刻到着。

18時から全体ミーティングが行われた。メンバーは若者から我々の年代(60歳代)まで幅広く、

又北は旭川から南は鹿児島まで全国から集結してきていた。

我々のボランティア先は七ヶ浜ボランティアセンターと決定288()

センターに向かって
720分頃出発したが渋滞にまきこまれ、一時間弱で到着するところを1時間30分いじょうもかかった。

あやうく、
9時の仕事の割り振りに遅れるところでした。

 我々に仕事は、体育館に保管してある支援物資の搬出と在庫管理でした。

とにかく、支援物資は山積みとなっており震災から
4ヶ月近くも経っているのに未だ被災者の手に渡っていないことです。

行政の怠慢か?あるいは平等配布することで遅れているのか不明。

それにしても携帯カイロがダンボール箱に200箱余りあるのは不思議?

 翌、29日は別院の清掃と支援物資の整理でしたが事務局の手違いで作業開始が1時間以上も遅れてしまった。

 種々反省はあるが、これからも今回の経験をふまえ、何かとお役にたちたいと思っいています。 

                       平成23年7月3日


西方寺災害支援活動報告

201171日  湫 徹郎

 

2011627日から29日まで、西方寺門信徒から先発隊として5名が

仙台西本願寺別院内に設置された東北教区災害ボランティアセンターに赴き被災地での奉仕活動を行った。

 

別院の状況及び活動の内容は以下の通り。

627日夕刻別院に到着。18時より別院での滞在者全員と事務局員による定例ミーティングに参加した。 

別院には西本願寺から派遣された職員以外にも地元のボランティアの方も奉仕活動に関する事務を行っている。

ミーティングの主催は西本願寺から派遣された職員が行っている。

その内容は先ずミーティングを始める前に本堂に安置されている阿弥陀如来に向かって一同合掌、礼拝を行う。

続いて自己紹介、当日奉仕活動をされた人(指名されたリーダ)からの活動状況の報告、感想を述べ、

事務局から明日の活動要請項目と場所の通知とその要請に対する希望者の募集を行うものである。

 

628日朝7時に本堂にてお勤め、讃仏偈を読経。7時半七浜災害ボランティアセンターに向け出発、

9
時半よりボランティアセンターから徒歩10分の体育館で山積みの支援物資の搬出、トラックへの積み込み、

棚卸、雨漏り対策の防水シート張り等行った。

3時半ボランティアセンターに戻る途中写真、アルバムその他証明書等の洗浄場所に立ち寄った。

そこでは結婚式の写真は他の写真とは区別し直ぐに探せるよう別の置き場所に移す手伝いをした。

大量の写真が洗浄され乾燥させ、持ち主が探しやすいようにテーブルに並べ置かれている。

未だ持ち主が現れない写真が大量にあり、洗浄された写真自体も風化しつつある。

 

629日朝7時に本堂にてお勤め、讃仏偈を読経。その日は別院の境内、出入り門の外回りを竹箒で掃除。 

その後は別院の本堂に保管されている支援物資の配置換え、用途別整理、

仮設住宅に住んでいる被災者への分配の為
30Kg入り米袋から一升ずつ別袋への小分け作業を行った。

 

62914時過ぎ別院出発19時柏に予定通り無事に帰着した。

 

<所感>:別院がある仙台市内(青葉区)は七浜から約20Km程度離れている。

少なくとも周辺の建物、街並み、歩いている人々の様子を見る限り震度
7以上の地震が襲ったとは思えない状況であるのは予想外であった。

ただし細部を見ると別院内の灯篭が倒れていたのを発見した。

七カ浜へ向かう朝道路が非常に混雑し渋滞がいたるところで発生し、

20Kmを車で1時間20分程度要した。

浜に近づくにつれ津波が押し寄せた跡がはっきりと壁に刻まれた住宅建物、

小売店、倉庫、レストラン等が未だ手つかずの状態で放置されたままになっているのが数多くある。

 又畑では乾燥した川に見られる細かい割れ目が出来ており

その上に津波で流されてきたガレキや傷ついた車までが未だ放置されたままになっている所がいたるところに有る。

 復旧・復興にはまだまだ時間と労力を要すると感じた。数年では治まらないと思う。

我々の今回の奉仕活動では被災者との直接的な触れ合いは無く、謂わば影での奉仕活動であった。

被災者と直接かかわる作業であれば色々と被災者に対し気を使わなければならないことも有ると思う。

保育園での活動で子供達との接し方は非常に難しいと別院からのボランティアが言っていた。

4月、5月頃はボランティアが殺到し需給のミスマッチが多かったようだが相対的にボランティアの数が減ったと言われている、

今年の夏休み当たりは学生が大勢駆け付けると思われる。龍谷大学の学生達も大勢参加予定との事である。

我々が見た限りがれきの撤去を含めまだまだやることが多くある。

今後ボランティアとしての活動希望者と受け入れ先の要望を旨く合致させるようにして、

アイドルが出ない様に効率よく進めていく事が大事である。

同時にボランティア参加者は頑張り過ぎないように、体調を崩さぬように留意することも大事であると思う。

以上



西本願寺仙台別院
浜町ボランティアセンター




・ボランティアセンター近くの写真置き場
写真右 写真仕分け作業に飛び入り参加  

201171日  湫 徹郎


災害活動に参加して

西井 利男

仙台別院には、毎日全国から参加する方々が入れ替り訪れている。

毎日行われるミーテイングにおいて、それぞれが作業内容を確認し、

現地のボランテイア活動センターへ向かう。

私どもグループ5人は、初日6月28日は、七ヶ浜という地域へ行き、

全国からの支援物資を受け取りに来る依頼者に搬出作業を担当した。

翌29日は、別院内で全国から届けられた支援物資の整理とお米の小分け作業を行った。

今回はみじかい滞在期間の中で、お手伝いさせていただきましたが、また機会がありましたら参加したいと考えています。