西方寺災害支援活動報告書                  11月4日

日時 平成231027日(木)〜1030日(日)4日間

活動日 活動場所10/28,29大槌町仮設住宅、他  移動日10/27,30

メンバー 奥田ミヨ子、黒澤和子、堀田富江、椎木(4名)  (報告者 椎木 俊郎)

(内容) 10/27() 移動日東京駅より東北急行バス10時半発に乗車、東北自動車道は今工事中(9/7~11/14前工事、以降12月まで本工事)昨日は1時間遅れたと言われ吃驚(仙台乗り継ぎ40分)出発後数分で渋滞し始め千住でトラック横転し通行止め途中一般道に迂回していくとの説明に又吃驚です。北千住駅に寄って貰い新幹線で行く事に振出戻りです。運よく上野駅からすぐ新幹線に乗れて仙台駅に到着、仙台VCから花巻VCで活動希望の女性と無事合流、乗り継ぎの岩手交通バスで道の駅とうわに19時頃着、とうわボランティアの家の松尾さん(西方寺より応援駐在)に出迎えてもらいほっと一息。今日はサプライズの連続まるで映画の様だったと皆で大笑いでした。隣接の東和温泉で入浴、汗を流して遅い夕食を取りVC到着は20時半。九州より先着の方々(西楽寺関係者)に紹介されて談笑後、翌日早いので早々と就寝です。

10/28() 活動日

5時半起床温かい朝食、活動組も手伝い格別の味を頂きました。記念撮影後13人が2台の車に分乗(1台は中型車)遠野VCに7時10分着、4班(陸前高田、釜石、大槌、まごころの里)に約150人がそれぞれ配属されとうわGは全員大槌町になりました。グループ分けで9名は、仮設住宅の集会所に当たる憩の家造り(椎木)、4名は花壇造り(奥田、黒澤、堀田)です。中型車に17名が乗り先導車と2台で8時出発。釜石市の港付近は被害大、道路の瓦礫撤去は終わってましたが商店、工場、人家は人気なく閑散としてました。高台に向けて段々と住む人が増えていくのは津波被害がそのままマップになっていました。15分で抜けるといよいよ大槌町、川沿いに仮設住宅と人家が混在の中10分位延々と続く風景に被害の凄さを感じました。ようやく目的地です。憩の家の屋根葺きとテラスの板張り、前面の雑草地を開墾の麦畑根っこと石ころの撤去整地、が仕事でした。工務店の社長が棟梁でテラスの板張りを5時間手伝いましたが簡単そうでもノウハウがあり勉強になりました。今月完成予定。充実感を感じましたが、10時間中実働5時間の効率も考えさせられました。

10/29活動日

小生の体調不良で留守番、VCの方々に多大のご迷惑をお掛けし申し訳ありませんでした。留守番中2組、健康棒で仮設住宅慰問の一組と若い男女一組の来訪者あり所内案内と

用件を伺いました。夕方所内の片付けを手伝い1日終了です。今後は絶対に休まないよう最大限の努力をしご迷惑を掛けないようにします。

10/30所用の為1人早い便で帰拍、少数精鋭ご多忙の中本当に色々お世話になりました。

       

(作成者 黒澤和子)

2011.10.27から岩手県央部の花巻市東和町にある東和ボランティアの家に3泊宿泊しました。

初日は大槌での花壇づくりでした。最初に土の中の石を除き、土壌づくりです。

その後、なでしこ・ゼラニウムを植えて、新潟から送っていただいたチューリップの球根を周りに植えました。花壇作りをしていると、ご近所の方が数名鍬を持参で、手伝ってくれました。

花壇を作ったところも津波の被害にあったというお話を伺いました。

帰りに大槌で咲いた向日葵の種をいただきました。

2日目は午前中は仮設トイレの掃除、午後からは、お茶っこと言って、仮設住宅にお住まいの方たちに呼びかけ、コミュニケーションの場を提供、一緒にお茶をすることです。

今回は若いママ、赤ちゃん、幼児が多く集まりました。毛糸でシュシュを作りました

(作成者 20期ビハーラ 堀田富江)

6日間の仙台VCでの活動から花巻VCへの活動に参加しました。

初日、女性3人は釜石の先の大槌町へ花植えに参りました。

まず海に向かって「黙祷」を捧げ、そして作業開始です。

石ころの除去、固くなった土の中には大小の石ころが沢山あり開拓作業にも似た大変な仕事。

人がいればこそ出来る仕事で、疲れと共に充実感と達成感を味わいました。

ご近所の方も数人来て下さり、一緒に活動出来有縁の輪が広げられてとても良かったです。

この地の「オーチャン」がシンボルと言う事で「オーチャン」の顔を真ん中にする事とし

残っていた花や苗を配置しました。チュウリップや水仙も春に向け球根を植えました。

翌日は、3人それぞれの配置の活動となり、私は陸前高田へ活動参加です。

スクラップ状態の車が目に付き、3月11日の爪跡が生々しく私の目に入って来ました。

又ダンプトラックの修復に向け忙しく出入りしている所もありました。

集会所には、すでにリース会社の若い女性が数人で「芋煮会」用の材料を切っていました。

私は水まわりの仕事を担当させて頂き、米を2升・3回炊き出し、オニギリつくり、焼き芋、

じゃがバターそして芋っこ汁、仮設住宅のお母さん達も一緒で楽しく作りました。

何と言っても、皆でお話しが弾んだ事が意義で有ったことでした。

おとうさん、おかあさん(私は敢えてこう呼ばさせて頂いて)元気を逆に頂きました。

陸前高田の海は一本松が印象的でした  合掌

 

 

(作成者 奥田 ミヨ子)

 初日は花巻市東和町成島小学校跡地から遠野のVCへ、そこで仕事の割り振りと簡単な内容

説明、注意等がありました。とうわGは全員足の関係で大槌町になりましたが車別に別れ

女性3名は町中の十字路の傍の花壇整備でした。

咲き終わった花を抜き、小石を集め次の花が植えられるように整地これが仲々大変でした。

地元の方も参加され色々話が出来とても有意義でした

夏に咲いた「向日葵の種」を頂いたので来年西方寺で咲かせて友好の輪を広げようと思い

ました。

2日目は各人別々に別れ、私は大槌町の仮設住宅のお茶会参加になりました。

仮設住宅は休耕田の中に建設されており、どこもお地蔵様が祀ってありました。

さすが東北、先祖を大事にされるのは関東とは大分違うなと感じました。

18世帯と小さい住宅なので集会場はなく、いつもはテントを張るのだとお聞きしましたが、

今日は晴天なので青空集会所となり、テーブルを組み立てただけの簡素なものでした。

それでも15,6人の方が見え、深刻な夜が眠れない、津波が忘れられない等の話があり

聞いてあげるうちに段々明るくなられ終わり頃には笑いが出るようになりました。