@日時の決定・お寺との打ち合わせ
月命日や、家族だけでのお勤めで、日時が自由になるのであれば1週間前でも大丈夫でしょう。しかし親類や友人が集まる場合は、3ヵ月前、遅くとも1ヵ月前には連絡し打ち合わせをします。通常、昼をはさむ午前十一時から十三時から法事の予約が組まれることが多いようです。
A会場の決定(自宅・お寺・貸し会場)
年回法要をどこで勤めるかを決定します。自宅でもお寺でも貸し会場などの会館でもかまいません。また、最近では法事専門の会館やホテル、墓苑などの法事施設、自治会館や団地の集会所などを利用する例も増えてきています。ホテル等の貸し会場の場合には、御本尊を安置するしかるべき場所が必要です。御本尊はご自身で用意するのか、お寺さんにご持参願うのかを住職と打ち合わせ、御本尊を安置する台(テーブルに白い布を掛けるなど)を用意します。焼香ができない場合は、献花でもよいでしょう。
自宅の場合
お仏壇の掃除・準備
法事にあたっては、まずお仏壇の内外をきれいに掃除し、荘厳(おかざり)も、法事らしく整えます。いつもお仏壇を安置している部屋が狭い場合には、別の部屋にお仏壇を臨時に移動させてもかまいません。
できれば焼香用の香(香盒にいれて)、香炉、焼香盆を用意します。焼香盆がないときには、小さ目のお盆等で代用します。
僧侶の座る場所を
僧侶は、読経中には仏壇の正面に座りますが、僧侶が来てまず座ってもらう仏壇に向かって左右どちらかの上座に別に用意します。ここで、読経に入るまでお茶の接待をします。
@親類参集(遅くても法要開始の十五分前には参集)
A僧侶の到着
B お茶の接待 衣を変えるので「先にお茶をお持ちしてもよろしいですか」確認し接待する。
Cお仏壇の準備(点火、点燭、供香、供飯ー施主が行います)
D一同着座
E 施主の法要開始の挨拶(ただ今から釋○○の○忌法要を、○○寺ご住職をお招きしてお勤めいたします)
F 一同合掌・念仏・礼拝
G 読経の開始
H 焼香(全員)
I 読経終了
J 一同合掌・念仏・礼拝
K法話
L 施主による法要終了の挨拶(僧侶と参集者へ)
M お斎(おとき)(会食)
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