親鸞聖人関東800年記念「み跡を歩く」

15区 平成26524日(土)快晴(歩行者)端 武義 堂下俊宏
 古川~幸手


5月24日(火)古川駅~幸手駅 16.2km

 

9時宗願寺副住職の歓迎のあいさつの後、古河駅前を31名2班に分けて出発。快晴かつ湿度は低いが風は少し冷たい、歩きやすい天候である。

古河駅は室町時代には古河公方が転座。江戸時代には藩主土井利位の基、栄えた城下町である。

市内には頼政神社、藩主や家老の菩提寺等が点在。

そして寺院が多い。真宗では大谷派が目立つ。

市街地の主道路からはずれ、新道へ入り、工場、住宅地の中を歩くが、直線路と高い山が見えない。このような風景であるので1214年親鸞聖人ご一行が東国に入られた時には、

田夫野人(でんぶやじん)や坂東武者が住む、広大な田畑や利根川、渡良瀬川などの氾濫による湿地帯が荒涼としていたのではないか。ご一行の旅路は困難を極めたに違いない。

そんなことを考えながら、暴れ坂東太郎といわれている利根川の長い橋を渡り、埼玉県栗橋町に入り、利根川沿いの歴史のある旧栗橋宿を通る。

栗橋町で昼食後、幸手市の桜の名所である「権現堂堤」を葉桜を見上げながら市内へと向かった。

幸手市は、日光街道の宿場町として栄えただけに、古い街並みが残されており、昔の風情を楽しみながら、創建1660年の「擔景寺」(たんけいじ)へと向かう。擔景寺では、13代ご住職、ご門徒の皆様の笑顔の歓迎をいただき、本堂で勤行後、茶果のご接待を受けました。しばらく歓談後、擔景寺を後にし幸手駅で解散しました。



親鸞聖人関東800年記念「み跡を歩く」

16区 平成26525日(日)快晴(歩行者)西方寺 西村常夫

第16区 レポート(東武日光線 幸手駅~一ノ割駅 16.0Km)

手記 西村 常夫

記念行事はいよいよ最終コーナーに!

総勢22名で歩道が整備された国道4号線、通称日光街道をひたすら南下。

記念行事がスタートした頃に雪に見舞われた区間があったと聞かされていましたが、

この日は
30度を越す気温、僅か2ヶ月のことなのに、季節の変化に驚かされます。

一ノ割駅に程近い善巧寺では参加者全員でお参りし

ご住職からお寺の歴史などをお伺いした後、冷たい飲み物などのご接待を頂きました。

道中の暑さも癒され感謝です。小休止の後解散でした。

西方寺からは唯一の参加者でしたが、ご同行の方々から親しくお言葉をかけて頂きました。

これも一重に西原ご住職をはじめ世話人の方々のご活躍の賜物でしょうか、有難うございます。