今年は書けないと思った「ピピ日記」ですが、6月9日早朝、ピピが帰ってきました!
2011年6月9日午前5:15、3Fの仕事部屋で原稿を見直していたら窓際で「ピピッピピッ」という独特の鳴き声が!? ピピだと思いカーテンを開けたら目の前で羽ばたいていました。

すぐに2Fのバルコニーへ出たら、定位置でじっと休んでいる様子。ピピが電線にとまってしばらく経った5:23、4月17日からピピを待っていた去年の妻がピピを発見して大喜び!

しかしピピ妻はすでに子育て中。新しい夫も心配げに2羽のあとについて飛んでいます。
14:40、ピピが2Fの巣を見にきました。いつも台所を出ると巣を見る習慣がある私と目が合うと、慌てて電線へ。私もバルコニーへ出たら、1Fの夫が約5mほど離れた場所から何やらビャービャー話しかけています。ケンカを始めるわけじゃないんですね…。そのうち、↓約1mの距離まで近づきました。ピピは相手を威嚇するわけでもなく、堂々たるものです。

このあとまた3羽で鮮やかな飛行ショーを見せてくれました。ところで↑この手すり甚だしく変色してますよね。これまでの画像では白かったのに、まさか放射能の雨で…? 外出して戻ると、今度は16:20にまた2Fの巣を見に来たピピと目が合ってしまいました。盛んにピピが掛け声を出すので見に行くと、去年の一番子夫婦(?)も参加して5羽による華麗な飛行ショーです。やっぱりピピにはリーダーシップと華がありますね!

ツバメは動きが速いため5羽すべてを1枚に収めるのは難しいようです。どうやら最後までピピについて離れないのは去年の妻みたいです。子育ては大丈夫でしょうか? ピピが2Fの巣を直し始めたら…1Fの夫婦関係はどうなるのでしょう? 心配なことではあります。

夜はいつもの2羽が巣にとまっていたので、ピピは集団ねぐらへ行ったのでしょう。 10日の朝はバタバタしていて、5時過ぎに2Fのバルコニーへ行ったら誰もいません。でも、ピピなら私が外に出れば5分以内に姿を見つけてやってくるはずです。↓ほら! ピピが「ピピッピピッ」と鳴き始めると声を聞きつけて4羽がやってきて旋回を始めました。もう3年目なのでピピの家族が結構きてるってことかしら? 大阪では足輪をつけたツバメが10年間同じ場所に帰ってきていますから、ピピにも頑張って貰いましょう。

10日に和琴を持って家を出て以来、東京に2泊、宇多津に3泊して15日に帰宅。 ピピは毎朝3Fのバルコニーに来て鳴いていると家人が言ってましたが、私の不在中に巣を作ったでしょうか? 18時に帰宅し、アコと遊んで2Fのバルコニーへ出ると、18:16にピピがやってきました。2羽です。↓この1羽は新しいお相手? それとも去年の妻?

↑はやっぱり去年の妻だったようですね。16日5:56↓エサも獲りにゆかずにずっと2羽で話し込んでいます。そりゃあ懐かしいよね…3年目もまた会えたんだから!

↓直後の画像。今年1Fのペアが並んで飛んでいるのは見たことがありません。人もツバメも決定的に相性に左右されるようですね。ピピと元妻は去年も一昨年もこんな風でした。

1Fの巣はヒナたちが一日中元気に鳴いていると家人から聞き安心していましたが、オスが入れ替わる可能性もゼロではないと案じていたところ、変化はありませんでした。巣からこぼれそうなヒナ(エッ?! 6羽?)の上に重石となって寝る母。今週中には巣立つかな?

朝ピピが呼びに来ることもなくなり、もう他所の巣に婿入りしたのかと思っていたら、1Fのヘルパーをしているではありませんか!? 冷たい雨が続くので1Fの親ツバメはなかなかエサを持ってきませんし、誰かいると巣に近づけず警戒声ばかり出すのですが、18日の午後、私が巣の下にいるのに平然と近づいてエサをやるツバメがいます。「ピピッ」と挨拶をして定位置の電線にとまってメスを呼び始めたのでピピだとわかりました。ピピほどスマートで賢いツバメでも相手が見つけられないほどツバメが激減しているんですねぇ…。

19日早朝、ヒナがひっきりなしに鳴いているので見に行くと、雨があがったので少し虫が捕りやすくなったのか、3羽がどんどんエサを運んでいました。通りかかった近所の御主人が「親が3羽いるねぇ」と仰るので「そうなんです、あとから去年のオスが帰ってきちゃって…」と(もしかすると頭がおかしいと思われるかも知れない)コメントをしてしまいました。 ↓これはたまたま2羽しか写っていませんが、もう1羽一緒にグルグル回っていました。

16:40、外で異様な鳴き声がするので急いで1Fの玄関を出ると、ヒナが身体を全部巣の外に出してとまっています。まだ飛べないはずなのに? と怪訝に思い、目線の先の電線の下まで行くと、小さな黒い鳥がとまってビャアービャアー鳴いています。この子だったんだと納得しつつも心配で様子を見ているとピピがやってきました。

ヒナの周りをグルグルまわって飛び方を教えています。そこへ母親が戻ってきて私に警戒声を発します。このメスは去年もずっとそうでしたからメスの方が警戒心が強いのでしょう。その声を聞いてオスも帰ってきて周囲を一緒にまわっていたら飛べました! まだ↓影が小さいですね。
こんなことは初めてなので、ツバメの離婚率が高いのは今回のように後から去年のオスが帰ってくるケースもあるからかなぁと思い至りました。19日の夜、1Fのオス(↓左)は巣立ったヒナ1羽と集団ねぐらへ行ったようで、ピピ(↓右)が今年初めて泊まりました。メスは私が見ていると絶対に巣には近づかないのに、ピピが一緒に軒下にいると安心するのか嬉しそうに2羽でグルグル回ってエサをやります。ピピに会いたくて帰ってきたんでしょうね。
 
20日の5:54、最後の1羽が飛び立ちました。まだ尻尾も短く、小さな身体ですが、ピピが何度も何度も巣の近くまで行って飛んで旋回して見せたら一所懸命に兄弟の居る電線を目指して飛びました。ツバメが他の鳥と違うのは自分の子でなくてもヘルパーになって育てる点でしょう。ものすごい確率の低さで出会ってほんの数ヶ月だけの家族になるわけですからケンカとかしている場合じゃありませんよね。翌年出会うことすら困難なのに3回も同じペアに出会えるなんて、奇蹟を見せて貰っています。4回目も同じペアのケースもあるので来年も頑張って!!

21日は早朝から2羽のオスが愛の合唱をするので、メスが困っていました。ヒナが巣立ったといっても、まだ巣に帰ってきてしまうし、次の産卵どころではない様子。でもピピとはよくくっついて飛んだり話したりしています。とはいえ1Fのオスも周囲にメスが全く居ないため易々とは引き下がれません。しつこく2羽のあとを追いかけています。う〜む…。
 
22日朝はすごく靄がかかっていて視界5mくらい? 用心深いピピはやってきません。家の南側の電線でオスが鳴いていて、メスはどこへ? と思ったら、西側の電線で素知らぬ顔をして毛繕い。オスが近づいたら蹴飛ばして(るように見え)ました。…で、夜はもうヒナたちも親も帰って来ず、ピピだけ。やっとピピ日記らしくなってきましたよ。

連日連夜、主が入れ替わる攻防が続いています。うちの巣はピピが造ったんだけど、今年は先客が居着いてしまったため大変なことになっています。26日の夜、ピピの胸毛が乱れていたので心配になり、27日朝4:10に1Fのドアを開けたら、もう一番子の父が陣取っていました。…声を頼りに薄暗い中を歩いたら、電線にとまって鳴いて居た4:11のピピ↓。
 
毎日夕方になると1Fで陣取り合戦が繰り広げられているとご近所さんから聞き、27日28日と見張り番を続けたら「お泊まり」しなくなりました。が、28日はメスが2Fの巣に入ったので、ピピもガラスの角っこの定位置で「お泊まり」。ところが、朝4時になるとオスが子ピピを連れてきて邪魔を…。カラス襲撃後の4:25↓

メスが1Fでこうしてのんびりと電線にとまっているのを見たことはありませんでした。人の姿を見てはヒステリックに警戒声を発し、イライラしていたのに、どうでしょうこの変化。ピピは他のツバメより身体も大きいけど、頭がよくて(よそのオスの子供に対しても)包容力があって頼りになるんでしょうね。朝となく昼となくずっと寄り添っています。30日5:13↓

2日4:19、小雨模様でまだ子ピピたちが来ていなかったため、アミに光り物をつけようとバルコニーへ出たら見張り番のピピがいません。2羽で出掛けたものとばかり思って巣を撮影したら、バッサバッサと羽音を立ててメスが飛び出してきました。ごめん…。

7月8日午後4時頃、今週からメスが抱卵態勢に入ったため相手にしてもらえずヒマを持て余していたピピが突然、ピッピッと掛け声を出し始めました。驚いてバルコニーへ出るとメスと一緒に家の上をグルグル回っています。声を聞きつけた一番子たちが3羽4羽とやって来て10分以上も乱舞。アミをつけたら3日目から来なくなったので久しぶりに姿を見ました。

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