ツバメ日記−2007

日付メ   モ
'07.05.16今日外へ出たら、玄関の柱に燕が巣を作り始めていました。ちょっと遅すぎる気もしますが、うちから巣立ったピピ子なのでしょうか? 去年の事件もあるし、何も見通しの良い外側に作らなくても…と心配が募ります。もしかしたら、途中で投げ出したのかも知れないし、まだ姿を見たわけではないので気に病んでも始まりませんけれど。
'07.05.18
ついに完成しちゃったみたいですよ、巣! しかし、何で外側に作っちゃったんですかね…ドアに近い奥の方ならまだしも。何せ巣までが5m近くあって(だから柱上部の掃除ができない!?)、一昨年、雛が一羽落ちた時には命がけでハシゴ状にした脚立を登って巣に戻しました。いま同居人を探しに行っているのか、未だ遭遇していませんが、できればこの場所は避けてもらいたい…(人間の勝手なつぶやき)です。
'07.05.25
 
昨夜はうちのピピ子たちが帰ってこなかったので心配しましたが、今朝ゴミを出しに行くときには巣に戻っていました。で、今晩は一羽だけ…。まだ産卵していないようなので驚かすといけないのですけれど、宇多津へ行く前にはスダレを付けた方がいいだろうなぁ…というわけで、さっき、プラスチック用の強力な両面テープと(カラスの嫌いな金色)モールを買ってきてスダレを作ってみました(所要時間わずか1分ですが)。あとは、どうやって5mの高さの出っ張り部分にこれをくっつけるか、が問題。
'07.05.27ツバメの何が私を夢中にさせるのか、といくら考えても、ほとんど妄想の域を出ないため、披瀝するだに恥ずかしいのですが、世のツバメ狂の皆様もほぼ似たような見解をお持ちのようなので、書いてしまいます!
去年、ツバメが帰ってきた(と思われる)日、私が玄関前にバイクを停めると、一羽が「ピピピ、ピピピ…」と囀りながら私の頭の上を10回以上まわりました。その前年、私は同じ経験をしています。親ツバメが耳をつんざくような鳴き方をしたので駆けつけると、一羽の雛が巣から落ち、その上を二羽が心配そうにグルグル廻っていました。いったん家の中に入って脚立を用意し、雛を巣に戻すと、二羽が「ピピピ、ピピピ…」と鳴きながら、何度も何度も私共の頭上を旋回したのです。まるで「ありがとう、ありがとう」と言っているかのように。こうなると、単純で思い込みの激しい私は、あの時の親ツバメか、落ちた子ツバメが帰ってきたに違いない! と喜ぶわけです。そして、昨年は、一昨年の巣を使って産卵しました。ところが、ある日、悲痛な叫び声を聞いて外に出ると、巣は跡形もありませんでした。もちろん孵ったばかりの雛の姿もありません。親ツバメが二羽、悲鳴を上げるばかり…。ついに我々もその場にしゃがみ込んでしまい、30分以上ツバメの近くで喋っていました。その後もしばらくは二羽で巣の跡を見に来ていたのですけれど、次第に足が遠のきました。ですから、うちにはもう来ないだろうと思っていたのです。しかし今年、予想に反してやってきたツバメは、今度は真逆の位置に巣を作りました。こうなるとまた、去年学習したからではないかとの妄想がふくらむわけですが、いかんせん、この巣は無防備すぎます。ツバメのためにカラス対策をするのは「過保護」であるとの意見もたくさん読みましたが、ツバメは人を頼ってわざわざ人家に巣を作るのですから、選ばれた以上、手を貸すのも人の道ではないかと思うわけです。…というわけで、何としてもスダレを取り付けなくては!!
'07.06.19人って、本当に衝撃を受けたことはなかなか口外できないのではないでしょうか。私もショックのあまり、書けなかったことがあります。ピピ子のことです。実は宇多津に行く前日(5月30日)、家人に「スダレをつけようと思うんだけど…」と言ったら、「まだ産卵を始めたばかりだし、いま刺激するより、帰ってきてからの方が燕も落ち着いてるんじゃない?」と言われ、しぶしぶ従いました。この段階でかなり不安を感じていたら、案の定、私が出掛けた直後に、巣をカラスにやられたそうです。コンサートや観光が無事終わったことを確認し、2日の夜、知らされました。3日の帰宅は気が重かったのですが、それでも去年のように雛がやられたわけではないのだから…と気を取り直して戻り、「これでもうピピ子は来ないね…」と話し合ったことでした。ところが、昨日の朝、二羽の燕がせっせと巣を直して住みつく気配です。玄関のセンサーライトの調子が悪かったので、すぐに電気屋さんに電話をして、地上から5m上のライトの点検・修理とスダレの設置を頼みました。そうしたら、何と、今朝、もうカラスに巣を壊されてしまったのです。ほんとうに何ということでしょう。言葉も出ません。もう今度こそ戻っては来ないでしょうけれど、午後、電気屋さんにスダレをつけて貰いました。たった一日の逗留でした…。
'07.06.20ピピ子続報−−−午前中、ピピ子たちが家人の仕事部屋の窓(巣と相対する)の柵にとまって、ず〜〜っと「ピピピ、ピピピ…(何だか妙な金色のビラビラがぶら下がってるけど、アレ何かしら? また巣を直したら住めるようになるのかしらん?)」と相談(?)していたそうです。でも、午後3時の段階ではまだ巣を直している様子はありません。−−−おっと、ここで「ピンポーン」(午後4時)。宅配便でした。で、何と! ピピ子が巣に入ってました!!! 崩された部分を修復し始めたようです。なんて賢い燕たちなんでしょう。ほんとうによかった。今度こそカラスに襲われませんように!!!
'07.06.21「ピピ子が戻ってよかったね!」メールを下さった皆さま、ありがとうございます。以下、画像での報告です。こんな小さなスダレですが、外からは巣が見えづらくなったようです。昼間は向かいの家との間の電線に二羽でとまっていることが多く、夜は一羽は顔を出して、一羽は尾を出して巣を守っています。今度こそ無事に! と祈るばかりです。
'07.06.30日付が変わって今月も早や最終日。今日は長めの予定が4つも入っているため、フル回転です。はたして日付が変わるまでに帰宅できるのやら(しかも翌日の昼はTVの収録…)。
ピピ子たちは目下、交替で卵をあたためています。したがって今のところ悠々生活。昼間はモールを見ながら安心しきって巣に入ってます。夜は人や車が通るたびにセンサーライトが点滅してモールがキンキラキンに光るため、ちゃんと尻尾を向けて休んでいます(賢い!!)。雛が孵ると今度は鳴き声でカラスに気づかれないかと心配なので、また対策を考えます。おっと午前3時半を過ぎてしまいました。早く支度をすませて睡眠をとらないと…。
'07.07.06
ようやくピピ子たちの巣守りスダレ第二弾を取り付けました。華奢な脚立をハシゴ状にしての作業は角度が悪く、どうしても角につけることができません。考えあぐねていたところ、近所に軽トラをお持ちの方が居られたと気づき、即電話でお願いしました。荷台の上に脚立を置いたら、あっという間に終了(両面テープだけでは心許ないのでガムテープで補強)。やれやれ…、お蔭さまで安心して朝寝坊できます(明け方が危ない!!)。
'07.07.13今日、ピピ子たちの子どもが生まれましたぁ!! 18時に宅配便が来た時には静かだったのですが、19時に外に出たら可愛い声でチチチ…と鳴いていました。一羽じゃないみたいです。なかなか孵らないし、数日前には空っぽの卵の殻が二個分落ちていたし…で心配していたのですけれど、よかったぁ! 一応ヘルパーも居て、三羽で子育て体勢を整えているようです。それにしても、明日の空模様が…。遠方からお出で下さる方はもちろん、お近くでも雨ですと出づらくなられるようです。このシリーズは、たしか5月6日も雨でしたね。帰りの交通機関のことまで考えると大変ですが、14-16時ですので、終了後はさっと帰宅することにしましょう。御来場くださる皆さま、ご出演くださる皆さま、どうぞよろしくお願い申し上げます。
'07.07.17ツバメの赤ちゃんはとってもお腹が空くらしい…。まだ小さくて細いのに、巣から首をかなり出してビィビィ鳴いてます。まあこんな調子じゃ、スダレがなかったら、とっくにカラスに見つかって巣ごと落とされたことでしょう。ただただ無事に巣立ってくれることを祈る毎日です。夜は3羽の成鳥が巣の端にとまって見守っています。う〜ん、3羽交替で餌を取ってきても、あんなにお腹が空くんですねぇ…。
'07.07.20
20日午前5時前のピピ子たち。よく働いてます。子供はどうやら3羽。卵の殻が2個分落ちていたから、妥当な線かも? この時、もう1羽は家の前の電線にとまってこっちを見てました。監視と給餌をうまく分担しているのかしら? 賢いツバメたちだから、今度はちゃんと巣立ちそうですね。
(←ドアを開けたまま家の中から撮影)
'07.07.30
29日が30時までで、30日の午前11時には家を出たので、眠い。19時過ぎに帰宅したら、ちょうどピピ子が子どもたちに餌を持ってきたところでした。実は、またまた悲しすぎて書けなかったのですけれど、21日の朝、一羽が巣から落ちて冷たくなっていたので花壇に葬りました。それじゃあ、いま何羽いるのかしら? と尻尾を数えたら4羽いるように見えますが…。昨今ご近所のツバメの様子を見ても、卵が孵ってちゃんと巣立つのって本当に大変! と言わざるを得ません。ところで、さっき、今月末締め切りの原稿があったことに気づきました。あと1日ってことですよね?
'07.08.02

ピピ子の子どもたち。一羽はもっと右にいて入らない。
かなり大きくなって巣に4羽とまるのは大変なので、今晩から2羽交替になった模様。
「飛ぶ練習をしようと思うんだけど、今日は風が強いなぁ」「そうだね、こうやって踏ん張ってるのがやっとだよ」…と会話中?

そこへピピ子参上。「何やってるの?! 早く練習しなきゃだめだよ。ついてらっしゃい!」てなわけで、家の周りを飛ぶ子どもたち。
私が家の中に入ると、2Fのバルコニーに集まって、何度も窓の近くまで呼びに来る。一昨年もそうだったよね、そろそろお別れなのかなぁ…?(8/1午後)
'07.08.02今朝、寝る前に巣を見に行ったら、うちの前の電線に10羽以上のツバメが整列していて、あと1羽が巣から出てくるのを待っていました。その後4時間ほど眠って宅配便に呼ばれて外に出たら、予想通り、巣立ったあとでした。ちゃんと挨拶してから出て行くとは、何て礼儀正しいツバクラたちだったのでしょう。巣はもう子どもたちの重みで崩れかけています。きっと来年もまた来てくれるでしょう…。
'07.08.09ピピ子たち、毎朝4時過ぎに一家で来てますよ! 子どもたちと巣の周りをぐるぐる廻って、点検している様子(もしかすると巣の場所を覚えさせている?)。人間が想像している以上に賢い気がします。

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