色ガラス
鉛ガラスとソーダガラスがあり、鉛ガラスの方が軟化温度が低くて扱いやすいです。ソーダガラスは炎の中に入れると炎が鮮やかなオレンジ色になる(ナトリウムの炎色反応)。50cmほどの長さのものを半分に切って使っています。鉛ガラスとソーダガラスは熱膨張率が違うので混ぜて使うと割れる原因になる。 (水中花の花びらだけにソーダガラスを使っているが今のところ割れていない。)
ガラスの折り方
切るところにヤスリでぐるっと傷を付け、その傷を真ん中にして両手で持ち、お腹の前で引くようにして折る。ガラス、タイルを割る道具を使う。
剥離剤
バーナーで焼くと適当に硬くなり、冷えてから水に浸けると崩れる性質を持つ。(とんぼ玉の穴が剥離剤のとれたあと)
房州粉と粘土を混ぜて泥状として使用する。
(房州粉が手に入らなかったとき、植木に使う鹿沼土を砕いて、ストッキングなどでふるって砂粒を除いたものをもちいたが、焼くと柔らかだったので粘土を多く混ぜて使用した。)
剥離剤の調合
房州粉と粘土を見た目で同量を水で泥状にする。(ヨーグルト?ぐらい)
針金をさし込み真直ぐに引き抜いて、きれいに剥離剤が付いていればよい。 バーナーで針金に付いた剥離剤を加熱し(赤熱するまで)、冷やしてから水に浸け、指で崩せたらよい。柔らかすぎたら粘土を加える。硬すぎたら房州粉を加える。
粘土
土粘土で、鉄分や砂を含まない均質もの、陶芸用で砂を含まないもの。
新しく房州粉や粘土を水で泥状にして、細い針金(直径1.2mm)につけて焼くとばらけて使えなかった。以前から調合して使っているもの(減ったら継ぎ足していた。見た目に変化無し。)だと焼いてもしっかり針金についていた。すり鉢ですって細かく粉状にしてみたが変化が無かった。 陶芸の粘土はカビが繁殖すると粘りが有って使いやすくなると聞いたことが有ったが、以前からのはバクテリアかカビが繁殖(発酵?)しているのかもしれない。