「とんぼ玉作ってるんですわ・・・。」

「とんぼ玉 ? 何ですのん、それ」

少ないだろうとは思っていたけど、身近な人で知っている人はほとんどいなかった。自慢話をしようと思ってきっかけを作って話しかけても、うえの通り。いい年になってるし、八方美人を自負している私のことだから、何とか説明しようと言葉を換えて説明するけど、全く知らない人に説明するのは疲れる。  適当に説明しておけばいいのに。 そんな環境だから、今ひとつ盛り上がりに欠けてとんぼ玉作りがおろそかになってしまって。 それと、とんぼ玉には組みひもが必要だと、組みひもの丸台や重りを自作したり、糸を作るのにはと、綿を栽培して、それを染めるのにと藍を栽培してと、この夏は忙しかった。 先走って色々やりかけたけど、組みひもには綿は不向きで、絹糸でないと細くてきれいなのが出来そうもないし、綿は藍の生葉染めではきれいに染められないことが判ったしで、今、手元には大量の藍の種と、大量の摘んだばかりの綿。綿だけでも何とか糸にしようと決意はして綿くり器?を自作したけど、結局ごみを取れないので手で実を取ることに。これから、綿をほぐす弓を作って、糸を紡ぐ糸車を作るか、チャルカ(インド製のいとつむぎの機械)を買うか、それともスピンドル(こまのような形の原始的ないとつむぎの道具)で気長につむぐか・・・。日々悩み多く。

発光ダイオードの携帯電灯を買ってきて、何となくとんぼ玉を上に載せて点灯してみると、幻想的な色が。30年前のカメラを取り出して接写リングで渾身のショット。ほかのとんぼ玉も載せてみたけどいまひとつだった。

このHPからの縁で、初夏に関東、東海地方の新聞に掲載して頂きました。とても立派に書いて頂いて、写真も実物よりきれいに撮ってもらって、嬉しいような恥ずかしいような。関西の新聞で無くてよかった。新聞の写真は載せられないのでこの写真を。

ひょんな事から、公衆の場所で展示をさせてもらえる事になりました。いざ、展示となると用意するものが色々あったりで大変。机は自作、天板は奈良町の桶屋さんで買ってきました。展示ケースは以前に東急ハンズで中古を買っていたのでそれを使いました。(展示ケースを買っていたのは普通じゃないですね。) ケースに敷くものにずいぶん悩みました。とんぼ玉が転ばないものを探したんですが、最終的に、白いフェルトを折り畳んで絹の布で包みました。とんぼ玉を飾るのもずいぶん悩みました。今後展示をすることは無いかもしれませんが、良い経験をさせてもらいました。

こんな花が出来たと家族に見せたら、いまいちやね!、・・・気にいってるんやけどなー。(この間、なにかの本でカラスウリの花がとても変わった花だと書いてあったので植物図鑑を見てみたら、なんとこの花そっくり、そーか・・・カラスウリか。)

LED6個の懐中電灯にガラスの玉を載せて、その上にとんぼ玉を載せ、手持ちのLED1個のスポットライトを当てながら撮影。3秒のシャッター速度でこのシャープさ、奇跡としか言いようがない。

もう梅の花が満開です。

水中花らしいものが作れるようになった頃から、ばらを作りたいなー・・、きっと作るぞ・・・、それからずいぶん年月が過ぎてしまった。

ようやく、作れたと思って家族に ばらが、ばらがでけたでー。 そうやなー、ばらにも見えるけど、椿にも牡丹にも見えるかナー。

えっーー。そうか そーなんかー、みんなよう似とうるなー。

今度の作り方もようやくものになりそうな、花びらが広く重なるようになるのに何年かかったかなー。この花もどこかで見たことがあるんやけど。

手持ちの色ガラスが無くなってきたので、久しぶりに佐竹ガラスに行ってきました。金の赤があって、よく見ると透明ガラスに赤の層が2重にリング状になっていました。そのガラスを使って花の色をつけてみると写真の様な模様がつきました。最初に作ったもの(写真のもの)は縞模様が目立ったので、次のはちょんちょんと突くようにして縞模様が目立たないようにしました。

桜の季節が・・・・、なんとか桜に見えるかな。

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