金箔を使った流し模様

黒いガラスに透明ガラスを被せ、金箔を広く付けていく。適当な大きさにしておいた金箔をピンセットではさんでガラスの表面に付けるが、炎から離れて付けないと金箔が飛んでしまう。ガラスの温度が下がらないうちにピンセットでこすって密着させる。広い面積を覆うようにする。付けすぎと思うぐらいでよい。玉の温度を上げて、さらに金箔を覆うように透明ガラスを被せる。このとき金箔が動き流れ模様になる。玉の温度が低いと金箔は動かないで面状になる。金箔の厚みで模様も違ってくると思う。

写真は箸ととんぼ玉とで簪に仕立てたもので、箸を切って、針金を差し込みとんぼ玉を固定した。小さいのはユーピンに通した髪飾り。

簪が目立ってもだめだし、全体との調和を考えなくてはいけない、江戸時代のとんぼ玉の簪はなるほどと思う色使い、いいものだけが残っているんだろうなと思う。

娘が成人式に花と一緒に髪に飾ってくれました。

組み紐ととんぼ玉の髪飾り、あれを作ってと言われ、久しぶりに作りました。出来上がったとんぼ玉と4種類の組み紐を使って髪飾りが出来上がってきました。落ち着いた趣のあるものになっていると思います。自己主張するのではなく、組み紐などと解け合うようなとんぼ玉を作れたらと思います。

作り方

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