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広報みよし1/1号より「三芳の文化財」H
 豊作を願う小正月のまゆ玉

 正月には、元日を中心とした「大正月(おおしょうがつ)」と、中旬(十五日頃)の「小正月(こしょうがつ)」とがあるのをご存じでしょうか。 大正月は単に「正月」と呼ばれ、新年を迎える(歳神を祀る)行事として一般的に行われています。
 一方、現在ではほとんど見かけなくなってしまいましたが、小正月には、その年の豊作を祈願してさまざまな行事や物作りが行われました。 その小正月の物作りの一つに、「まゆ玉」飾りがあります。
 まゆ玉は、上新粉で作った団子を木の枝に刺した飾りで、白い団子が蚕(かいこ)の作り出す繭(まゆ)に似ているところから、この名称がついたと言われています。団子がたくさんついている様子が、農作物や養蚕の豊作を表しています。
  三芳のまゆ玉作りは、十四日の朝に上新粉で団子を作ることから始まります。白く丸い団子の他に、繭の形に作ったり、食紅を入れてにんじん・さつまいも・里芋などの作物に似せた団子を作ったりしました。団子は楢(なら)や樫(かし)・柳などの大ぶりな枝に刺し、その木は大神宮を祀る部屋に石臼を土台として立てられました。その他の神々には、梅の小枝に団子を刺したものを飾ります。
 また、ひしゃくに十二個(うるう年は十三個)の団子を入れて神棚に供えるという家もありました。まゆ玉は十六日まで飾った後、団子を枝からはずして食べました。 農業を主体とし、また明治から昭和初期にかけて養蚕を行った三芳の農家にとって、農作物や繭の出来は生活における重要事項でした。一つ一つ手作りされるまゆ玉の団子には、豊作を願う切なる思いが込められていたと言えます。
 
まゆ玉
まゆ玉かざり

2007年度「広報みよし」連載
目    次
5月号 端午の節句 10月号 須恵器
6月号 麦刈り/年中行事 11月号 秣場争論裁許状
7月号 お囃子 12月号 昔の正月準備
8月号 里神楽神楽面 1月 小正月のまゆ玉
9月号 板石塔婆

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