正月飾り

平成16年度ミニ企画展

平成17年1月資料館特別展示室にて開催(終了しました)

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いらっしゃいませ〜       「ミニ企画展 正月飾り」にようこそ         では、ごゆっくりとご覧下さい。









 たこは「凧」の字があてられていますが、「和漢三才図会」によると「紙鴟」と記されており、今日のよ うに「たこ」と呼ばれる以前にいくつかの呼称があったようです。
現在でも関東では「タコ」や「タコノボリ」といい、関西では「イカ」「イカノボリ」というところもあるようで  す。また、九州の長崎地方では「ハタノボリ」とか「ハタアゲ」と呼ばれています。
 凧は「絵凧」「字凧」というように絵柄で区別したり、形式によって「奴」(やっこ)「扇」(おうぎ)あるいは「飛行機」などの呼称を凧の前につけて区別しています。




羽根つき
 羽根つきは正月の行事として、室町時代には行われていたようです。
 羽子板は「胡鬼板」(こぎいた)、羽根を「胡鬼の子」(こぎのこ)と呼ばれており、「羽根つきをするのは、小さい子が蚊に刺されないために、胡鬼の子をトンボの頭に喩えて、板で突き上げて蚊を驚かせれば蚊に食われない」と記されている書物などがあることから、本来は厄除け(厄払い)の儀礼であったことが窺えます。
 やがて江戸時代の終わりごろになると、「押絵羽子板」のように遊び道具から、装飾品へと変化して豪華なものになっていきます。しかし、遊びとしての羽子板は実用的で素朴な風合いのものが現在に伝わっています。
神酒の口(ミキノクチ)  
 ミキノクチは正月飾りとして、神前に供えるお神酒徳利や瓶子にさし、大神宮様(伊勢神宮)、恵比寿様、歳神様、床の間などに飾ります。
 全国的には紙製のものが広く分布しているようですが、東京の多摩地区では、竹を用いたものが多く製作され、埼玉県内でも、歳の市などで販売されています。
 三芳町では、所沢の街で購入することが多く、青梅市で製作されているミキノクチが入ってきています。
 竹で作るミキノクチはタマ(玉)、ビン(鬢)、ワ(輪)を基本形にさまざまなものが作られています。




弓破魔
 一般には破魔弓と呼ばれていますが、三芳町では弓破魔と呼ばれており、男児の初正月前に贈られ正月に飾られます。
 本来、弓矢は狩猟のための道具ですが、源氏物語の中にも魔障を祓うために弓の弦を打ち鳴らすくだりが記されていることからも分かるように、次第に魔障を祓う呪力を持つものと考えられるようになりました。
 また、流鏑馬など弓を射る神事は各地で行われており、その中のハマイの神事は一尺ほどの藁縄製の的の中央に2,3寸の穴をあけたハマを子どもたちに射抜かせるものです。
 この行事に使用される弓矢をハマ弓・ハマ矢と呼び、それがいつしかハマに破魔の字をあて、破魔弓・弓破魔になり、厄除けとして年頭の神社で、授与したり男児育成祈願の贈り物として用いられるようになったようです。
羽子板
 室町時代に胡鬼板(こぎいた)とか羽子木板(はこぎいた)と呼ばれ正月に宮中で公家や女官が集まり男女が組みに別れて「こぎの勝負」を行ったという記録が残っています。
 羽子板と呼ばれるようになったのは江戸時代のことで、実用的ではない歌舞伎役者の似顔などを押絵にした装飾用の羽子板も作られるようになりました。
 元来羽子板は羽根つきのための道具でしたが、厄除けのまじないの遊びという要素のあったことから、女児育成祈願の贈り物に用いられるようになっていったようです。




ご覧いただき、誠にありがとうございました。     次の更新は、2月中旬に「雛飾り」を予定しております。

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