鄭 國澤 展（ジョン・グーテク / CHUNG Kukteek Exhibition） - Pivotmam -
2010年8月14日(土)〜10月17日(日)
（休館日：月曜日、祝祭日の翌日。ただし、 9/20(月), 9/23(木), 10/11(月)は開館し、9/21(火), 9/24(金), 10/12(火)は休館します）
李允碩(リー・ユンソク)、鄭國澤(ジョン・グーテク)、金敏億(キム・ミンオク)は韓国出身の彫刻家たちであり、主にステンレスの彫刻作品を発表しています。
李允碩(リー・ユンソク)は、2003年まで日本に留学した経験があり、その時から流線型の線をベースにした作品を制作、発表し続け、現在までに至っています。最近は線的な要素を取り込んだ立体を空間や場所に展開する設置作業などを試みています。
鄭國澤(ジョン・グーテク)は、ステンレスのパイプで多くの人体像をつくり、それらの群像を用いて現代人の生きる姿をユーモラスに、或いは愛想的に表現した作品を発表し続けています。
金敏億(キム・ミンオク)は外部と内部の対比を通して、自我の世界を抽象的な彫刻で表現しています。
主に、ステンレスの素材を用いる韓国の彫刻家3人がメタルアートミュージアムの屋内、屋外で2か月間、それぞれのテーマで、個展形式の展覧会を行います。今回の展覧会を通し、人間の群像、抽象、設置など同じ素材でありながら、多様な展開をご覧いただき、現在の韓国の金属彫刻を紹介することができることを期待しております。
 鄭 國澤 / Pivotmam | ||||||||||
作家紹介•作品
鄭 國澤（ジョン・グーテク / CHUNG Kukteek）
■ 作家紹介
ステンレスのパイプなどで多くの人体を作り、それらの群像を用いて現 代人の生切る姿をユ−モラスに、或いは愛想的に表現した作品を発表している。
■ 作 品
内容：彫刻
素材：ステンレス
制作意図
現代の都市は、ダイナミックで多様な変化がつづく暮らしの空間である。私の作品は、この様な場所の中を生きつづけているサラリ−マンをテ−マにしたものである。作品の中のサラリ−マンは、倒れ倒れるようにありながらも生き延びて行く。登りなのか下りなのかすら分からなく、無限に隣人との競争をくりかえしながら休みなく生きつづける。これらのものは今の私たちの自画像であるかもしれない。
略 歴
◇ 鄭 國澤（ジョン・グーテク / CHUNG Kukteek）
1997 仁荷大学校 美術教育学科卒業
1999 誠信大学大学院 環境彫刻科修了
■ 個 展
2010 Pivotmam（Metal Art Museum Hikarinotani/千葉県）
2008 MOTION & STILL（Gail Art Museum/韓国・INSA Art Center/韓国）
2007 TODAY (Goyang国立創作スタジオ/韓国）
2006 Blue Sky（セゾン・ア−ト・センタ−/ソウル）
2003 MAN（芸術の殿堂/ソウル）
GAME（Kumhoア−ト・ギャラリ−、PICIギャラリ−/ソウル）
1998 Everyday Life（造形ギャラリ−/ソウル）
■ グル−プ展
上海国際彫刻ビエンナ−レ（上海/中国）
上海ア−トフェア（上海/中国）
Art Cologne-Now（ドイツ）
2004 中国上海ア−トサロン（上海国際展覧センタ−/中国）
2003 The XIX International Festival Sarajevo“Sarajevo Winter 2003（ボスニア）
2002 Salon Nationale des Beoux-Arts 2002（パリ/フランス carrousel de louvre )
彫刻グル−プ「広場」日韓交流展（名古屋/日本）
「日常の鏡」展（プサン市立美術館/韓国）
2001 大阪トリエンナ−レ（大阪/日本）
■ 受 賞
2007 TOYAMURA International Sculpture Biennale 2007
2005 TOYAMURA International Sculpture Biennale 2005
2004 モラン彫刻大賞展（特別賞）
2003 Jebiwool Art MuseumOutdoo Sculpture Competition（大賞）
2002 Hongik University, Outdoor Sculpture Competition（大賞）
2001 大阪トリエンナ−レ（特別賞/Yomiuri Telecasting Prize）
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