2010年5月29日(土)〜6月27日(日)

山崎哲郎 彫刻展 -Metamorphosis (変容)-
(Tetsuro Yamasaki Exhibition)


■ 会期
 2010年5月29日(土)〜6月27日(日)
 休館日:月曜日、祝祭日の翌日
 開館時間 10:00〜18:00

■ 作家名
 山崎哲郎(やまさき てつろう/Tetsuro Yamasaki)

■ 作家紹介
 金属を素材に作品を制作して約25年になります。金属の中でもSteel (軟鋼、耐候性鋼)を多く用いています。これまで虚と実をテ−マに制作した−シリ−ズ「WAVE」−、物と物の間の存在をテ−マとして制作した−シリ−ズ「間」−、個と集合をテ−マに箍(たが)の中に多数のブロックをかしめ−シリ−ズ「Circle」−を発表してきました。
 現在は−シリ−ズ「Metamorphosis(変容)」−を展開し作品を制作しています。

■ 作品
 
内容:立体 −シリ−ズ「Metamorphosis(変容)」−
 素材:Steel (軟鋼、耐候性鋼)

■ 制作意図
 −シリ−ズ「Metamorphosis(変容)」−
 このシリ−ズでは、ものの内・外をテ−マに作品を制作しています。面の始まりと終りを反転(切り込みを入れた鋼板を真っ赤になるまで熱して曲げ、捻り、広げてかたちを繋げる)させて立体を構成することで、新しい空間を作り出すことを試みています。人が中に入れる大きさの作 品では、作品の表面を端から辿っていくと、もう片方の端ではいつの間にか内側に自分がいます。
 「Metamorphosis」は蛹が蝶になるような著しい変化を意味します。日本語訳は「変態」、「変形」ですが、私はこのシリ−ズでは副題として「変容」という言葉を選びました。

■ 略歴
1958 長崎県大村市に生まれる
【作家歴】
1988 第7回安田火災美術財団美術奨励賞展<東郷青児美術館/東京>
1989 第1回KAJIMA彫刻コンク−ル<鹿島KIビルアトリウム>
1993 国際野外彫刻展(東京TAMAらいふ21)<東京>
1994 habitart展<北九州市>大賞・建設大臣賞
1995 第5回東京野外現代彫刻展<東京都立砧公園>奨励賞
    野外彫刻展in多々良木'94<朝来市/兵庫>優秀賞
2003 「古刹と現代彫刻の融合展」<青蓮院/京都>
2006 「現代彫刻の祈り展<清水寺/京都>
2007 第8回桜の森彫刻コンク−ル<日本国花苑/秋田>優秀賞
    第6回あさご芸術の森大賞展<朝来市/兵庫>優秀賞
2009 第23回UBEビエンナ−レ(現代日本彫刻展)<宇部市/山口>
【個展】
1987 「山崎哲郎彫刻展」<中村画廊/東京>
1989 「山崎哲郎彫刻展シリ−ズ 間・Face」<愛宕山画廊/東京>
1991 「山崎哲郎彫刻展シリ−ズ Fire Marking」<愛宕山画廊/東京>
1994 「山崎哲郎彫刻展シリ−ズ Circle」<愛宕山画廊/東京>
1998 「山崎哲郎彫刻展シリ−ズ Circle・2」<にっせんれん画廊/静岡>
1999 「山崎哲郎彫刻展シリ−ズ Link」<ギャラリ−游/神奈川>
2005 「山崎哲郎彫刻展シリ−ズ CircleからSpiralへ」<村松画廊/東京>
2010 「山崎哲郎彫刻展シリ−ズ Metamorphosis(変容)」
           <Metal Art Museum Hikarinotani/千葉・印旛沼湖畔>