2007年2月10日(土)〜3月11日(日)
※ただし2/12(月)は開館、2/13(火)は休館します。

山田葉子展 <Yoko Yamada Exhibition>
(平成18年度芸術文化振興基金助成事業)

思の領域…「空へ」(上の作品)

「HOME」(手前の作品)

「自我と無意識」

「13番目へ向かう道」

「アダムとイヴ」

■ 会期
  2007年2月10日(土)〜3月11日(日)
   ※ただし2/12(月)は開館、2/13(火)は休館します。

■ 作家名
 
山田 葉子(やまだ ようこ/Yoko Yamada)

■ 作家紹介
 1990年代から鉄の立体作品・屋外インスタレ−ションによる作品を発表し、ここ数年は鉄だけでなく、ガラス・石膏・布・樹脂など様々な素材の作品を制作している。一貫して周りの環境と個人の相対的な関係をテ−マとしており、それは例えば、自然環境と個人との関係であったり、社会情勢と個人の関係(反戦、人種差別、現代人の心理など)であったりする。自己を取り巻く空間、時間がめまぐるしく変化する現代社会において、制作によりその都度自分の存在を確かめる作業であるが、観賞する人にとって、それぞれの立場で日常の思考とは違った解放された感覚を味わっていただけたらと思う。

■ 作品
 
内容:鉄を素材としたインスタレ−ション、その他
 素材:鉄、樹脂、その他

■ 制作意図
 これまで行ってきた『自然と個人』『社会と個人』の関係性や『反戦・平和』をテ−マとした美術活動の集大成として、屋内・屋外の展示空間を使ったメッセ−ジ性のある展示を行う。新作はインスタレ−ションにより、場所のもつ刺激によって新たな制作の可能性を模索する。

■ 作家略歴
1972 鹿児島県生まれ。現在、千葉県在住
1985〜87 西健吉氏に師事
1991〜93 豊嶋康男氏、平出豊氏に師事
1993 高崎美術短期大学美術科卒業
【個展・グル−プ展等】
1994 EX+展・千葉県立美術館
1995 個展・ギャラリ−Q/東京
1994, 95 名栗湖国際野外彫刻展/埼玉
1996, 98  第 26, 28回現代ア−チストセンタ−展・東京都美術館
1997 芝山国際野外ア−ト展'97/千葉
1998 個展・ルナミ画廊/東京
1999 御宿野外ア−ト展 '99/千葉
    Chiba Art Flash'99/千葉
1999, 02 個展・トキ・ア−トスペ−ス/東京
2003 個展・ギャラリ−HOT/大阪
   個展・ギャラリ−ア−ト・ポイント/東京
2004 A-21国際美術展・海岸通りギャラリ−CASO/大阪
    アウセナウギャラリー/ボズナン・ポーランド
    日本現代美術展・MAMUギャラリ−/ブダベスト・ハンガリー
2004, 05 ア−トがもたらす純粋プラセボ効果・ギャラリ−HOT/大阪
2005, 06 インタ−ナショナルグル−プショ−・セ−ラムギャラリ−/ニュ−ヨ−ク・アメリカ
2007 個展・Metal Art Museum Hikarinotani/千葉・印旛沼湖畔
【主な受賞歴等】
1991 しのばずオブジェフェスティバル入選
1992 ワサビ−ズ展 大賞受賞
1995 群馬青年ビエンナ−レ入選
2006 独立行政法人 平成18年度芸術文化振興基金助成事業に決定