■ 会期
2005年1月8日(土)〜2月6日(日)
■ 作家名
朴 成哲(パク ソンチョル)
■ 作家紹介
私は人と人との関係性、その関係によって構成された社会、小さな社会が集まって私たちの世の中になった事をテ−マにした集合体を作ってきた。人は社会的な動物として、一人では生活ができないと思う。私ちたが共に暮らすこの社会は、様々な人々がどんな方法で自分の役割を果たしているのか、どのような努力をしているかによってどう違ってくるのかを、私たちは考えらなければならない。
このように私の作品制作は、常に小さい部分とそれらの互いの関係性を考えながら、組み立てていくことの追求である。鍛えられた小さな要素(モノ)の集積から、フォルムを形成して構造を作り、集合体の本質を模索する制作をしたい。そして、それによる純粋な造形性を積極的に研究している
■ 作品
内容:立体
素材:鉄と非鉄金属の板
■ 制作意図
小さい生命力・種が発芽を始め、結果として木と森になる過程を表現してきた。今回はその象徴的な意味と用途を加えて作品を制作した。人間の集まりが一つの社会になるのと同様に、私の作品もある小さい要素が集合してモノになることを表現するつもりである。
■ 略歴
1970 韓国 In-Cheon生まれ
1989 韓国 In-CheonSoung-Huen高等学校卒業
1996 韓国 Chung-Ang大学芸術学部工芸学科卒業
1998〜99 韓国 Chung-Ang大学芸術学部工芸学科助手
1999 韓国 Chung-Ang大学大学院工芸学科金属工芸専攻修了
(論文:金属線材を活用した有機的形態研究)
2000 東京芸術大学大学院美術研究科鍛金研究室研究生
2003 東京芸術大学美術学部工芸科鍛金研究室Teaching Assistant
2004.3 東京芸術大学大学院美術研究科博士後期課程美術専攻工芸(鍛金)卒業
東京芸術大学博美第127号(卒業論文:集合体の本質)
2004〜 韓国Chung-Ang大学芸術学部工芸学科非常勤講師
【個展】
1994 金属表現展/Chung-Ang大学芸術学部展示場(キョンギド アンソン)
1996 金属作品展/ギャラリ−サガク(ソウル)
1999 金属作品展/Craft House(ソウル)/Lotte画廊(ブサン)
2002 −集合・連結・結晶体−/フタバ画廊(銀座)
2003.6 集合−朴成哲展/Gallery GAN(表参道)
2005 Metal Art Museum Hikarinotani(千葉・印旛沼湖畔)
【グル−プ展】
1993 第1回共有・創造展/仁川広域市公報館(韓国)
1994 第2回共有・創造展/ハンソウギャラリ−(韓国)
1997 第22回 Chung-Ang工芸家会/Lotteギャラリ−(韓国)
7人金属工芸展/ギャラリ−SUN(ソウル)
1998 韓国工芸家協会展/ソウル政道 600年記念館(韓国)
2000 鉄の森/山形県金山町街並づくり資料館(山形県)
2002 鉄の森/山形県金山町街並づくり資料館(山形県)
2003 Chung-Ang金属造形会/キョンイン ギャラリ−(韓国)
2003.6 第24回 Chung-Ang工芸家会/韓国工芸文化振興院(韓国)
2003.12 私の望み、私の十字架展/Craft House(ソウル)
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