薬の話


薬局に、患者さんからの問い合わせの電話が入りました。
| 患者さん: | こんにちは。お薬についてお聞きしたいんですが・・ 今トイレに行ったんですが、排尿時に少し痛みがありまして。また終わったあともすっきりしなくて、残尿感があるんですが。 このような時に、以前いただいたお薬を服用してもいいでしょうか? |
| 薬剤師: | どんなお薬でしょうか? |
| 患者さん: | クラビットという薬です。 |
| 薬剤師: | その薬は、どういう症状のときにもらわれた薬でしょうか? |
| 患者さん: | 多分風邪のときにもらったと思います。飲み残して余っています。 薬の説明書には、膀胱の病気にも効くと書いてあるんですが・・ |
| 薬剤師: | そうですね。クラビットは膀胱炎などにも良く効く薬です。 でも作用の強い薬なので、自分の判断で使うのは良くないですね。 先生に直接問い合わせるか、または受診して、今の症状に合ったお薬を処方してもらってください。 |
薬局にいると、以前もらったお薬を、このような症状のときに使っていいかという質問も時々受けます。
患者さんは自分を頼って聞いてきておられるのだし、また即答してあげたほうが患者さんも早く楽になれていいと、ついつい、安易に返答してしまいがちです。しかしこれは、薬剤師としてできる範囲を超えるように思います。
調剤薬局での薬剤師の役割は、大きく二つ・・薬の有効性の確保と、安全性の確保といわれます。