Pieta

わが生涯の終わりなる歳月に
抱ける数多のわが思いはあやまちだらけ、
そは永遠の静けさ日々へといざなえる
ひとつの思いとならねばならぬ。
けれども、主よ、私にどうできましょう
つきせぬ恩寵もて、おん身の参らせあらねば。

(ミケランジェロ,1550年代)