院外処方せんQ&A 〜〜〜

『院外処方せん』ってなんですか?
 お医者さんは診察すると患者さんの病気に使われる薬の種類、量などを決めます。 これを記入したものが処方せんです。
 院外処方せんとは、お薬を医院や病院などでもらうのではなく、街の保険薬局で 調剤してもらうための処方せんのことです。
街の薬局なら、どこでもいいの?
 下のような表示のある薬局で受け取れます。調剤を行っていない薬局では受け取る ことができません。
処方せんは、いつまでに薬局へ持っていけばいいの?
 処方せんを交付した日を含めて4日以内です。
 例えば、4月2日(土)に交付した処方せんは、4月5日(火)まで有効となります。日曜・祭日も含まれますので、注意してください。
なお、何らかの理由により4日間以内に処方せんを薬局に持参できない時は、受信された時に、医師にその旨を話して下さい。医師の了承があれば有効期限を延ばすこともできます。
処方せんに記載があるがいらない薬がある場合はどうしたらいいの?
 処方せんを渡された時点で、まず薬の名前を確認してみて下さい。その場で気が付けば、すぐに主治医に話して下さい。薬局で薬を渡されたときに気が付いた場合は、薬剤師にその旨を話して下さい。薬剤師が処方せんに書いてある薬をかってに消去することはできません。しかし、必要があれば薬剤師は処方医に連絡し対応します。
処方せんは代理人が持って行ってもいいの?
 処方せんがあれば、ご本人でなくてもかまいません。患者さんは、お宅でお休みに なり、ご家族などが処方せんをお持ちになっても調剤してもらえます。
同じお薬を調剤してもらうのに、薬局によって値段が違うことがあるのはなぜ?
 もっとも基本的なことは、薬局を2ランクに分類していることと、施設基準薬局である薬局か、施設基準薬局でない薬局かです。
薬局の2ランクとは、
Aランクの薬局 : 処方せんの受け付け回数が1ヵ月に4000回以下で、特定の医療機関からの処方せん枚数が70%以下の薬局。
Bランクの薬局 : 処方せんの受け付け回数が1ヵ月に4000回以上で、特定の医療機関からの処方せん枚数が70%以上の薬局。
に分類し、異なる点数にしています。
例えば、大学病院などの大きな病院の前に薬局が、1日に170人位来局したとすると、1ヵ月に4000以上の処方せんを調剤したことになります。そしてほとんどの処方せんが前にある大学病院の処方せんだとします。受け付け回数(枚数)が4000回以上になり、特定の医療機関からの処方せん枚数が70%以上になります。このような薬局が、Bランクの薬局です。それとは逆に、1日に50人位の患者さん(4000回以下)で、なおかつ多くの医療機関(特定の医療機関からの処方せん枚数が70%以下)の処方せんを調剤している薬局が、Aランクの薬局です。
施設基準薬局とは、薬局の備蓄薬品数が500品目以上、薬歴簿を作成している、緊急時の体制を整えている、在宅患者訪問が行える、その他いくつかの条件が満たされた薬局が、施設基準薬局です。
このように、少ない処方せん枚数で、かつ多くの医療機関の処方せんの調剤ができ、備蓄薬品数も十分あり、さらに、緊急時の対応に万全を期している薬局ほど保険点数が高くなっています。
以上のような制度があり、薬局での金額が異なる事があります。
また、この他にも保険点数が細かく決められていて、支払い金額の違いの要因となることがあります。
『かかりつけ薬局』を決めるとなぜ良いの?
 薬局では、患者さんに対して安心してお薬を服用していただけるように、個人個人に ついて薬歴簿(服用した全てのお薬の記録簿)を作成しており、複数の病院、医院から もらったお薬や市販のお薬との重複や飲み合わせによる副作用の防止等の安全性チェック を行っています。また、お薬についての十分な説明や服薬時の注意事項等についても 指導してもらえます。

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