会報2017年春

 

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解散のお知らせ

 皆様 お元気でしょうか。テレビや新聞が報ずるニュースに接すると、憤りと落胆に落ち込みがちです。しかし満99歳になったばかりの大田尭先生は、そんな中でも「夢をもつこと」とおっしゃいます。
 さて、前号(2014年3月.)では、関東大震災90周年記念行事を以て、会の活動を終わることをお知らせしました。
最後に中国興隆県教育局の方々をお招きしたいと計画していましたが、ついに実現しませんでした。当方が民間団体であるという理由で、訪日の許可が下りなかったのです。繋がりが切れてしまうことに心を痛めておりましたが、2014年と2015年に、和歌山県の学校法人「きのくに子どもの村学園」の高校生が興隆を訪問し、民泊して古老の話を聞くということを行いました。今後も継続したいということを聞き、心強く思っています。

 当会としては、残務整理の見通しが立ちましたので会計報告とともに解散のお知らせをします。長い間お付き合いくださいましてありがとうございました。

 

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仁木ふみ子さんと“とき”を共にして』(仮題)をドメス出版から出版予定です。


 本会の生みの親の仁木ふみ子さんは、私の財産は「人」だからと、人と人とを出会わせる場を好んでつくりました。2012年8月に急逝した仁木さんへの追悼の思いをいろいろな方から伺って、彼女の広範な活動のそのときそのときを共にした方々に一冊の本の中で出会いたくなりました。仁木さんの『ある戦後』の姉妹編として活動の跡づけにもなると思います。

 

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「興隆の旅」の記録を作りました。

 1997年から2010年までの14年間に実施された11回の旅の記録を纏めました。旅の参加者の共有財産として自費出版にしました。事務局の責任において企画し、旅に参加した世話人たちの協力のもとで作成しました。

花伝社 2017年7月3日 発行

 

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