第14回平和教育研究交流会議 講師プロフィルなど
張宏波(ちゃんほんぼ)さん
一橋大学大学院を経て、明治学院大学教員・同大学国際平和研究所所員。専攻は日中関係史。
当会の2007年の第11回興隆の旅に同行し、「熱河伝道」についての調査をすすめた。主な著作などは
張宏波「日本の戦争責任と繰り返される“曖昧な解決”」『人権と教育』(障害者の教育権を実現する会)51号、
共著『中国侵略の証言者たち:認罪の記録を読む』岩波新書、2010年
共著「日本のキリスト教と植民地伝道:旧満州“熱河宣教”の語られ方」『PRIME』(明治学院大学国際平和研究所)31号、
石田隆至(いしだりゅうじ)さん
一橋大学大学院を経て、明治学院大学国際平和研究所研究員。専攻は平和運動論。
2006年以降、日本の戦争責任認識の「歪み」を明らかにするため中国帰還戦犯への聞き取りや、花岡「和解」問題に関する調査研究を進めている。おもな著作:
「寛大さへの応答から戦争責任へ――ある元兵士の“終わりなき認罪”をめぐって」『PRIME』31号、
張宏波・石田隆至の共著「加害の語りと日中戦後和解―被害者が受け入れる反省とは何か―」『PRIME』30号、
「東アジアの戦後和解は何に躓いてきたか?−−“全面解決”における“謝罪”について 」『戦争責任研究』66号、
伴 英幸(ばん ひでゆき)さん
1951年三重県生まれ。原子力資料情報室共同代表・事務局長。
1979年のスリーマイル島原発事故をきっかけとして、原子力へ
の関心を高め、消費生活協同組合の専従として働く傍ら、脱原
発の市民運動などに関わる。1990年より原子力資料情報室のス
タッフとなる。 主な著作は
『原子力政策大綱批判』(七つ森書館、2006年)
共同執筆『原子力市民年鑑』(七つ森書館、1996年〜毎年刊行)
なぜ脱原発か (CNIC)ホームページから
@核兵器の製造・使用につながる危険性
A大事故の危険性
B日常的な放射線被ばくの危険性
C放射能のゴミを後世に残すことになる危険性
D「電気が止まったら何も出来なくなる社会」を作り上げてしまう危険性
原子力資料情報室はこう考えます
【原発は早急に廃止されるべきです】
放射能災害の危険性、放射性廃棄物のあと始末のやっかいさ、核兵器への転用のおそれ……。多くの問題を抱えた原発の廃止は、できるだけ早く実施される必要があります。原発のある地域や原子力産業の労働者の暮らしなども視野に入れ、脱原発の具体策を考えます。以下略
NPO法人原子力資料情報室(CNIC)ホームページから
1985年から1998年まで代表を務めた高木仁三郎氏は1997年ライフ・ライブリッド賞を受賞