子どもと女性の権利擁護のためのデスク Protection of the Human Rights of Women and Children Desk

Catholic Bishops' Conference of Japan

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St.Luke Institute

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St.Luke Insitute Home Page より translated by Naoko Ichikawa 市川直子翻訳
St.Luke Insitute の紹介 
http://www.sli.org/

内容

はじめに introduction

私たちの使命 Mission Statement
活動目標 Vision Statement
基本理念 Care Value

セントルークのカトリック理念 Our Catholic Philosophy

教会の視察報告 Canonical Visitation Report
許認可状況 Licensure

診断評価 Evaluation

男性のための治療プログラム Treatment for Men

施設 Our Facility
専門家スタッフ Professional Staff
 
会長・CEO Our President and Chief Executive Officer
協力 Your Contribution
アクセス How To Find Us
SLI賞 Saint Luke Award
新規お知らせ What's New At SLI

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はじめに

 セント・ルーク・インスティテュートは、カトリック教会に奉仕する人々が抱える次のような心理的、霊的問題に幅広く対処しています。それらは、抑うつ、不安感、ギャンブルや債務過多などの強迫性の機能不全行為、アルコール等の乱用、様々な性的問題、慢性的な対人問題、性的虐待、職権乱用などです。
当インスティテュートの専門職員と補助スタッフは有能かつ献身的であり、そのほとんどが、司祭、助祭、男女修道者に対応した経験を有し、司祭と修道者への召命における価値観を尊重し、促しています。
当方の研修スタッフは、多種多様なプログラムを提供して、米国内外の教会に奉仕する人々の健全な精神的、霊的成長と豊かな生活をはぐくみます。また、指導者、聖職者代理、養成責任者、その他の教会に奉仕する人々のためのコンサルティングや研修も提供しています。


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私たちの使命 Mission Statement
 米国内外のカトリック聖職者、修道者の健康と豊かな生活をはぐくむ活動を通して、わたしたちはキリストのいやしのみ業にあずかっています。この責務を果たすために、心理療法の実施、研修や健康管理プログラムの提供、研究活動などが行われています。これらのサービスを通して、わたしたちはキリスト教共同体の中で、霊的、精神的、肉体的な資源が最大限に生かされるように努めています。当インスティテュートは、カトリック教会の教義に沿った奉仕を行います。


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活動目標 Vision Statement
 信仰に基づく共同体で他者に奉仕する人々に心のこもったケアを提供するにあたり、次のような方針のもとに、わたしたちは多種多様なサービスを提供しています。
l 実生活において様々な困難を抱える人々に対処する。
l 修道女との関わりの幅を広げる。
l 研修や健康管理プログラムを充実させる。
l 奉仕職に携わる人々の新たな必要性に対処する。
l 奉仕職に携わる人々のケアに関する研究を行い、知識を広める。
l より多くの共同体に支援を求める。
l 他の教派や様々な文化を持つ人々へのサービス提供の道を探る。
l 奉仕職に携わる人々に影響を与える重要な問題について話し合うよう呼びかける。
l 司教、総長、管区長にカウンセリングを行う。


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基本理念 Care Value
キリストの愛に促された、当インスティテュートの中心的価値観は、「共感」「尊重」「質の高いサービス」です。それらは、わたしたちの使命とビジョンを支えます。


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セントルークのカトリック理念 Our Catholic Philosophy
 当インスティテュート理念の根底には、イエスがいやされたように、いやすようにとの呼びかけがあります。あらゆる人間のいのちは神聖であり、すべての人はイエス・キリストにおいて兄弟姉妹です。人は誰もかけがえのない存在であり、尊重されるべき不可侵の尊厳と人権を持っています。
 神と他者と自身の間の調和は、各個人の霊性、感情、肉体、社会性における「健やかさ」のために尽くす奉仕職によって生じるとわたしたちは考えます。また、入居者、家族、スタッフなど、すべての人の霊的必要性に応える奉仕職はヘルスケアにとって欠かせないものであると信じます。
当インスティテュートは、ローマ・カトリック教会の一員であり、カトリック施設としてのアイデンティティーを有します。わたしたちは教会の教えに従った方針と手順を遵守し、互いに相反する社会的価値観に対しては責任を持って、預言的立場をとります。
 入居者の所属する修道会や教区のカリスマと伝統を尊重し、それぞれの理念、信条、使命を受け入れ、支持します。
 わたしたちが信仰に基づく共同体のなかで入居者の健康回復の手助けをしている時、イエスもいやしの奉仕を続けておられると信じます。ヘルス・ケアの重要な責務は、奉仕する相手や、共に奉仕する兄弟姉妹の間に「ケアのための共同体」を作り、それに参加することです。
 キリスト教共同体を発展させ、当インスティテュートの理念を遂行するためには、役員、職員、医療スタッフ、支援者、ボランティア、準会員を問わず一人ひとりが参加することが不可欠です。


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Canonical Visitation Report

教会の視察報告
 カトリックとしてのアイデンティティーを維持し、深めるために、当インスティテュートはワシントン大司教区に公的視察を定期的に要請してきました。その目的は、当方のプログラムの神学的、霊的基盤が、確かにカトリック教会の教義に沿っているかどうか、改めて確認することです。最近では、2003年5月に視察が行われました。視察団の報告書の概要は以下の通りです。
 「総じて、セント・ルーク・インスティテュートはカトリックの教義と正統な霊的、神学的原則に基づいた、完全なカトリック施設であるという結論に達した。さらに、セント・ルーク・インスティテュートの活動は、カトリック教会の健全性にとって不可欠であり、教会が強く支援するに値する。また、司祭と宗教者の治療の模範にもなり得る。」


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許認可状況 Licensure
最高水準のヘルスケア・サービスを追及するにあたり、当インスティテュートは次の専門医療関係機関の認可を受けています。
l メリーランド州保健精神衛生局。
l 医療施設評価合同委員会(JCAHO、米国における医療機関の審査格付け機関)。また、同委員会より、定められた医療サービス基準への完全準拠を認められている。

アセシオン・ヘルス(全米最大のカトリック系非営利医療組織)と提携しています。
司牧面においては、ワシントン大司教区の管轄下にあります。完全なカトリック施設としての立場を維持しながら、5年ごとに大司教区代表団による視察を自発的に受けています。



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診断評価
当インスティテュートは、個人の全体像を明らかにするために、霊的、心理的、身体的評価を総合して診断します。各個人の問題点を的確に判断して、治療を勧めるかどうかを決定します。
通常、診断には5日間を要します。この間に行われる総合的な診断プロセスは、霊的、身体的、心理的分野の評価を含む全体的なアプローチを用い、次の要素を含みます。
l 臨床検査と身体検査(事前の臨床報告書も受け入れ可能)
l 臨床面接
l 心理社会的既往歴面接
l 霊的評価
l 心理的評定
l 神経心理学的スクリーニング検査
 最後に診断概要があります。必要なデータがすべてそろったら、診断チームが受診者と面談します。もし可能ならば、修道会総長管区長、司教、もしくは代表者を交えた面談が行われます。この面談では、診断チームが検査結果と感想を見直してから勧告します。詳細な診断報告書は、2週間以内に受診者に郵送されると同時に、受診者の承諾を得た上で、関係者にも送られます。
 当インスティテュートは柔軟性をもって、個人の必要性に即した治療コースを勧めています。多くの場合、外来での治療を勧めますが、他の施設で治療を受けた方が良い場合もあります。当インスティテュートに入居して治療を受けるよう勧める場合もありますが、その割合は受診者の50%未満です。


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診断評価 Evaluation
当インスティテュートは、個人の全体像を明らかにするために、霊的、心理的、身体的評価を総合して診断します。各個人の問題点を的確に判断して、治療を勧めるかどうかを決定します。
通常、診断には5日間を要します。この間に行われる総合的な診断プロセスは、霊的、身体的、心理的分野の評価を含む全体的なアプローチを用い、次の要素を含みます。
l 臨床検査と身体検査(事前の臨床報告書も受け入れ可能)
l 臨床面接
l 心理社会的既往歴面接
l 霊的評価
l 心理的評定
l 神経心理学的スクリーニング検査
 最後に診断概要があります。必要なデータがすべてそろったら、診断チームが受診者と面談します。もし可能ならば、修道会総長管区長、司教、もしくは代表者を交えた面談が行われます。この面談では、診断チームが検査結果と感想を見直してから勧告します。詳細な診断報告書は、2週間以内に受診者に郵送されると同時に、受診者の承諾を得た上で、関係者にも送られます。
 当インスティテュートは柔軟性をもって、個人の必要性に即した治療コースを勧めています。多くの場合、外来での治療を勧めますが、他の施設で治療を受けた方が良い場合もあります。当インスティテュートに入居して治療を受けるよう勧める場合もありますが、その割合は受診者の50%未満です。
 


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男性のための治療プログラム Treatment for Men
 男性のための入居プログラムでは、各人の必要性に即した幅広い専門的なサービスが、キリスト教共同体らしい安らぎに満ちた環境の中で提供されています。男女の入居プログラムは、それぞれ別個に異なる場所で行われますが、大規模な集会、心理教育のための集まり、食事会、霊的プログラムなどの際に、入居者間の交流が行われます。

基本的原則 Foundational Principles
l プログラムの中心にあるのは、いやしのプロセスに不可欠な体、心、霊の統合である。
l 他者との関わりの中でこそ、問題が明確になり、健全な行動的変化が表われる。他者との関係に基づくアプローチが治療プログラムの核心である。
l 入居者が生活の中で重要な点を発見し、より充実して前向きに生きるすべを学べるように、協力的で思いやりと慈愛にあふれる共同体が後押しする。
l 祈り、沈黙、自由時間、グループ活動などが織りなす環境のもと、入居者は自分の問題と向かい合い、自ら気付いたことを確認して受け入れることができる。また、信仰に基づく共同体における健全性と一体性を促すような、新たな行動を始めることもできる。


プログラムと治療 Program and Treatment
 当インスティテュートにおける治療プログラムには以下のものが含まれます。
l 口頭よる治療と言葉を使わない治療を用いて、個別及びグループ治療を行う。
l 霊的な指導と一致。
l 生涯学習を促すために作られた心理教育グループ・フォーマットを用いた、各入居者の問題点に関する教育を行う。
l 必要であれば、12ステップ・プログラム(依存症回復プログラム)集会に参加する。
l アート・セラピー、生体自己制御、心理劇などの特別な治療。
l 運動プログラム。
l 栄養に関する基礎情報や、食生活と心の健康の複雑な関係について説明する食生活カウンセリング。
l 医学的監督指導。

身体の健康 Physical Hearlth
 各人の身体的な健康状態は、治療プログラムの心理社会的、霊的要素を最大限に取り入れる力に直接、影響を与えます。診断の段階では、身体検査と臨床検査の結果が必要とされますが、それは基準となる状況と投薬状況を把握するためです。定期的に栄養士のカウンセリングが、入居者のために行われています。また、運動治療スタッフによるエクササイズ・プログラムも、必要に応じて提供されます。

霊的プログラム Sprituality Program
 当インスティテュートの入居プログラムは、入居者の特別な召命を考えた上で、司祭・修道者の霊的生活を深め、立て直すことに特に力を入れています。検査評価や治療に訪れる人々は、複数の問題を抱えています。彼らの誤った思い込みや有害な行いは、自らの理想と期待に反します。当インスティテュートは、彼らの聖性への召命と独身制への服従を尊重し、有意義な霊的回復を促します。こうした意味で、「霊的な養成と実践」すなわち、神との個人的で内面的な関わりへの旅路において、頭から心へ移行する方法を強調しているのです。

典礼と秘跡Liturgies and Sacramental Life
l 一日一回、共同司式ミサが行われる。また、重要な行事(当方の守護聖人である聖ルカの祝日など)を祝うために特別な典礼も行われる。
l 新しい入居者のために歓迎ミサが毎月行われ、彼らの癒しのために共同体として祈りを捧げる。
l 病者の塗油の秘跡を受けることができる。
l ゆるしの秘跡を定期的に受けることができる。
l 治療を終えた入居者のための派遣式が、祈りと感謝と祝福のうちに月2回行われる。
l 週2回、聖時間を設けている。

他の霊的活動 Other Spiritual Activities
l 毎日20〜30分間、一人で祈るよう勧めている。
l 週2回30分間、チャペルで指導のもとに瞑想を行う。
l すべての入居者が毎週もしくは隔週、霊的指導を受ける。
l 霊的読書と日記を奨励している。
l 近郊の黙想センターで隔週、祈りと振り返りのうちに黙想会が行われる。

教区と修道会との関係 Relationship with the Diocese or religious Congregation
 当インスティテュートは、入居者所属の教区と修道会に報告する責任を有します。教区もしくは修道会は、入居者の状態と回復状況を気遣います。司祭・修道者と所属共同体との関係が非常に緊密であること、当インスティテュートに入居する人が共同体の貴重な一員であることを考え、入居者と治療担当者間の機密性をふまえた上で、なるべく情報を伝達するように努めています。


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