ストゥーパはかなり煉瓦が崩れているので、ある程度修復していますし、崩れないように周りに煉瓦造りのフォートのようなものを設置して補強しています。何体か仏像も発掘されおり(全て同じ形です)、保存状態は良好ではありますが、イスラム教徒により破壊されたということで、頭部は発見されていません。仏像は薄いレンガ色に塗装しなおすという作業が行われているため、レプリカの様に見えてしまいます。仏像の高さは約1mで、ブッダが瞑想している姿です。
現地の人はストゥーパに登っている人もいますが、まだ発掘途中の為、グループで観光に行き、上まで登ることはできないそうです。)ただし、ふもとで写真を撮ることは可能です。
ケサリアストゥーパ遠景はこちら:
発掘前は、写真右半分のように一面草と木で覆われており、丘のように見えていたと言います。イギリスの植民地時代にはこの辺りは藍の産地で、イギリス人は農民の監視のためにこの丘を展望台として利用していたそうです。現在、このストゥーパの周囲には商業施設は何もなく、広大な田園地帯です。
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ヴァイシャーリより直通道路(細い村道)あり。(バスは通行不能。アンバサダーは可能。)
VAISHALI → KOLUHA → BAKHRA → ZAFARPUR → SHAHEBGANJ → KESARIA
☆ヴァイシャーリー〜チャンパーラン(ムザファールプール経由)所要時間は約3時間
☆パトナからムザファールプール経由で直接チャンパランに行く場合の所要時間は約4時間

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