●2日目

〜沼原湿原〜

 10時半頃、昨日行った「乙女の滝」から10km程先にある「沼原湿原」へ出かけました。ぐんぐん道を上がって途中ダートな道を走って着いた場所は白い残雪を被った山々と広い池が見渡せる開放的な空間でした。この池は昭和48年に完成した東京ドームの3倍もある調整池です。地下には発電所があり、下方にある深山ダムに水を落として発電させる珍しい施設です。





調整池から約10分位下ると沼原湿原がありました。6-7月にはニッコウキスゲの群生で一面黄色に染まるようです。1周1時間ほどかかるハイキングコースとなっています。爽やかな風に吹かれて気持ち良かったですが、ミクの体力やリュックに入っているランのこともあって30分位で切り上げました。 思ったより少ない水の中、歩きながら覗いてみると、何やら怪しいものが所々に浮かんでいました。どうやらカエルの卵らしいです。
お昼を食べるのに適当なお店が見当たらなかったので駐車場横の芝生の広場で持ってきたバームクーヘンを食べ、帰りに「板室健康の湯、グリーングリーン」(500円)のお風呂に入ってキャンプ場に戻りました。途中、今晩のメニュー、天ぷら用にたらの芽を買いに農産物直売所に立ち寄ってみたのですが、ほとんど売り尽くしていました。こういう所で買うなら午前中なのですね。そこで、戸田交差点にあるスーパーに入ってみたら、ありました! あと数パックでなくなるところだったのでヤッター!って感じでした。


キャンプ場のHPにたらの芽が旬とに書いてあったので、夕飯メニューは天ぷらに決めてきました。他にさつま芋、まいたけ、豚肉。我が家のお気に入りテーブル、スノーピークの"雪峰苑"の中央を下ろしカセットコンロを置いてその場で揚げながらいただきました。出来たての熱々はほんとに美味しかったです! 焚き火を楽しんで最後にかけ蕎麦をいただきました。
(雪峰苑のテーブルは"Goods"のコーナーでご覧ください)




〜アクシデント〜
 キャンプ場2日目は1日目とガラリと変わり満サイトとなっていました。我が家の前には男の子4人を連れた2家族で大そう賑やかでした。そして、アクシデントも3つばかり。

【その1、火事】 私が炊事場へ行って戻ってくると、ツーバーナーが火を上げて右側コンロが燃えているではありませんか! 「どっ、どっ、どうしたの?」とぼっーと立っているミクパパに尋ねるとポットを火に掛けたら突然火を上げたのでびっくり。慌てて、テントの張りを倒して火が移らずに済んだということでした。(バーナーはサイドの張りの下に置いているので)。テントが火事にならずによかったぁ。原因はというと少し前に火を掛けていた時、途中で火が消えていてるのに気付いて栓を閉めたことがありました。その時のガスがバーナー内に溜まっていたのでしょうか。それ以後も「ポンポン」と音がしたりして、見栄えも悪くなっちゃったしこれはそろそろ限界かな。去年、Sさんから安く譲ってもらった新品のものに替えた方が良さそうです。

【その2、不眠】 2日目の夜中、2時頃眼が覚めました。トイレに行きたいのではなく、外の話し声に眼が覚めてしまったようです。BBQコーナーから聞こえる若い男女の声。気にせず寝ようと頑張ってみても布2枚程度の壁から容赦なく聞こえてくる声にどんどんと冴えてきてしまう頭。とうとう3時半頃、嫌々ながらミクパパに注意しに出てもらい一件落着しました。キャンプも節度を持ってして欲しいものです。

【その3、ラン逃走】 これは3日目の朝、テーブル側にいたミクが何かに驚いて突然動いたのです。そのミクの動きにランもびっくりして反応したようです。ランの繋がれているリードの先をふと見ると、ランが居ないのです。ランが逃げちゃったと慌てた私達が「ランちゃ〜ん」と呼びかけてお隣のサイトを見るとちょこんと座ってこちらを見ているランを発見!すぐにリードを持って寄っていくと大人しく繋がれました。「ほっ〜」と安堵。よく見ると首輪のホックが咄嗟の力で外れてしまったのでした。お隣の人達も笑っていましたが、これが夜だったら見つけにくくて大変な思いをしたかも。
 

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