●4日目

〜撤収〜

 夜中雨が少し降っていたが朝は上っていたのでほっとした。
朝食はご飯を大目に炊いて、余ったご飯はおにぎりにしておいた。

このキャンプ場とも今日でお別れ。なんだか名残惜しい。

 明け方、空が白み始めると鳥のさえずりが聴こえ始める。我先とテントから出るミクとラン。ミクを連れて散歩に出ると「私も行きたい〜」とリードを一杯に引っ張るラン。
ミクを追いかけて走ったり、体当たりして喜びを表現したり、またミクもランの顔をペロリと舐めたりと微笑ましいシーンが見られた。



 ここのキャンプ場について少し、付け加えておこう。
トレイは入れ口の方に男女兼用和式が4つ。そして、側にメインの炊事場がある(バンガローの方はよくわからない) 叉、炊事場の排水は直に山に流れていくので自然分解の洗剤を使用した方が望ましい。ゴミは生ゴミのみ回収してくれるが後は持ち帰りなので、3泊した分、最後の詰め込み時には少し苦労した。
管理人さんは初日に少しだけお話することができたが、お蕎麦屋さん同様、高齢の方だった。大きいミクを見て少し驚いていたが犬嫌いではなさそう(^o^)

 チェックアウトの時間に厳しそうではなかったが、取り合えず11時ぴったり間に合わせた。ミクを可愛がってくれた奥のサイトの人達も帰る様子。ミクを連れて軽く挨拶した。管理人さんは居なかったが代わりの人に伝えてもらって、さあ、帰るか。あ〜、でも、ほんとに名残惜しい。

〜植樹祭記念公園〜

 キャンプ場を出て、上り方面に走るとみずがき山を仰ぎ見る公園がある。去年、天皇皇后をお迎えして植樹祭を行ったらしく御歌を詠んだ記念碑が立っていた。


















       広い芝生のスペースは憩いの場所にもなっていた。





反対側にはこんな風景が広がっていた。














 〜帰路〜

 ややハードな信州峠を超えて川上村に出てると、どしゃぶりの雨に遭った。幹線道路に出て右に行くと「ビブリッジ自然キャンプ場」だが、左に折れて野辺山駅を渡り、後は地図を頼りにゴルフ場脇の細い道をすり抜け、富士見高原へとひたすら走った。富士見高原スキー場の先に「カントリーキッチン」という犬連れOKのレストランがあるのだが、生憎人が大勢待っていたので即諦め、渋滞も気になるので朝、作っておいたおにぎりでお昼を済ませて中央道に入った。途中、落雷と大雨に合い、少々怖い思いをしながらも4時には首都高に入れ無事に帰れた。

     ●最後まで長文にお付き合いいただきありがとうございました●