枝垂咲く 紡ぐ暦や 三百年
(3/22/'99、晴れ)


山門を 潜りて急ぐ 枝垂れかな
(3/21/'98、花曇り)

東漸寺の枝垂れ桜は、今年も春分の日に咲きました。

浄土宗の仏法院東漸寺は、文明13年(1481年)、愚運によって
開基され、松戸の根木内から、その後現在のJR北小金に近くの、
小金へ移転しました。
徳川家康は浄土宗に帰依しており、菩提寺を東京芝の増上寺とし、
慶長7年(1602年)に、東漸寺など18寺を関東18檀林と定め
ました。

立派な楼門を潜って境内に入ると、石を敷き詰めた広い参道の
両側には背の高い、樹齢を重ねた桜の老木が両側に植えられ、
様々な樹木の一番外側は、梅や杏が季節を飾っています。

流山・清龍寺の枝垂れ桜と、並び賞される東漸寺の枝垂れ桜は、
早咲きで有名で、かなり長い参道を歩き、さらに立派な松を従え
た山門を潜った本堂前に、日差しを充分に浴びながら長い枝を
垂れ、春分の日に合わせた様に、生まれたばかりの蕾を沢山
つけていました。

樹齢300年の貫禄は、一見の価値があります。
建立されたばかりの、近くの観音堂が光って見えます。