句碑読めば やぶ蚊集まる 子和清水
(8/17/'97、晴れ)


母馬が 番して飲ます 清水かな
(一茶、文政二年)

松戸に縁が深い、一茶の句碑があります。

子和清水は、養老伝説のひとつで、清水がお酒になる話しです。

夏休みも最終日になり、予ねてから課題であった庭木への薬剤散布を終え、
気になっていた一茶の句碑がある、子和清水を散策に出掛けました。

子和清水の場所は、新京成・常盤平を団地側に下車し、
駅正面の広い道路を1Km程歩くと、牧の原と交差する場所に三角地があり、
一茶の句碑と、子和清水の記念像があります。

「子和清水」とは養老伝説のひとつで、「滝」が「清水」に変化し、
「親が清水を飲めばお酒となり、子供が飲めばただの清水」が由来です。
今は清水はなく、大きな欅が数本と小さな池のみで、記念の像が傍らにあります。

この「子和清水」には、地元の「松東俳壇」が建てた一茶の句碑があり、
立派な、力強くしかも母馬の情愛を表現した書は、一見の価値があります。

一茶は、馬橋や流山を度々訪問し、かなりの句を残していますが、
小金牧(牧場)も何度か訪ねており、馬の俳句も数多く詠んでいます。
この句は、「八番日記、おらが春」に収録され、一茶、57歳の作です。