「台湾旅行’05写真特選(速報版)」



台湾には富士山より高い新高山(玉山)があり、近い将来、登山を目的とした遠征を検討していますが、台湾の情報収集を
目的として5日間のパック旅行に夫婦で参加しました。こちらの目的は、観光地巡りよりは台湾の一般的な情報収集でした
が、勿論、自由行動の時間が殆ど無いために、僅かな情報のみしか収集できませんでした。

その僅かなチャンスで収集した情報でも、台湾の国情や国民性をほんの少し理解したような気がしています。

台北市には、広い高速道路が縦横に走っている

台北市の、宿泊したホテル付近から見た市内風景

最も関心があった植物関係では、限られた地域、限られた期間のみで的確な判断ではありませんが、植物にとっては地域的
に恵まれた条件の筈が面積的制約が極めて厳しく、現在の台湾には豊かな植物があるとは言えず、スモッグなど生育環境条
件も悪化していました。地域により緑が多い場所、少ない場所が極端に異なり、樹木が中心で雑草も含め草などが生える場
所が少なく、公園等に植えられた植物、建物内や自宅の観葉植物が中心で、しかもその種類は外来種が多いと思われます。


ケシの仲間 今年の2月に出かけた、台湾に近い石垣島と同じような植物分布のイメージを持っていまし
たが、結論から言えば、植物にとっては恵まれた環境とはとても言えず、そのためか都心部
では虫も極端に少ないようでした。

住宅は高層共同住宅が中心で、一見、豊富な緑に囲まれているように見えますが、確かに樹
木は豊富でしたが、草などが生える面積は、公園、太極拳、バトミントン、カラオケ、などの共
同利用場所として管理されており、もはや僅かな植物しか見ることが出来ない状況でした。

高速道路は車線数も多く、比較的安価であることあって利用者は多いのですが、一方の単線
道路は歩道がなく仮にあっても個人が物を置き、車や特にバイクの駐車場として利用するた
め、人は車道を歩かざるを得ない状況でした。その歩道も高低差が半端ではなく、車椅子な
どはとても走ることは出来ません。


路地や裏手の商店街は極端に狭く、大勢の人達が行き違うその中を、バイク、車なども平気で走るのが一般的でした。さら
に、急な斜面や複雑な入り組んだ場所にあることも少なくないため、火事や地震などが発生すれば逃げ場がなく、パニック
が発生することは間違いありません。

九州よりやや狭い国土に2200万を越える人々が住み、平地が少ないために過酷な人口密度となっている結果、が影響し
ているようです。その狭い国土に、沢山の自動車や異常なほどの50CCバイクが走り、自動車天国(歩く人にとっては地獄)
となっていました。


接触した人々は日本人に親切で、日本語で尋ねても丁寧に教えて貰え、初対面でもお茶などを
振舞って頂き好印象が残りました。危険極まりない道路を走る車やバイクは運転が乱暴で、割
り込み、追い越し、信号無視などは日常茶飯ですが、不思議にクラクションを鳴らす人は滅多に
おらず、そのような環境で生きることが、台湾では国民性として定着しているのかもしれません。

個人の住宅や商店は老朽化が極端に進み、最早限界に近い状態に見えました。次第に構築面
積の関係で高層化は避けられないなど、住宅環境は悪く、地震や火事など自然災害によって
のみ、大きく変化した台湾が誕生する可能性が高いでしょう。

前うしろ 子等乗せバイク 走り行く(台北市、百山、2005/7/15(金)、台湾)
朝ひる晩 大皿重ね また太り(台北市、妻、2005/7/15(金)、台湾)
色とりどりのハスが咲く

日本でも見かけるサンタンカ 振り返って日本を見れば、高速道路の環境は良くありませんが四季があり、草木の植物も多く花
も虫もまだまだ豊富でスモッグも少なく、狭い歩道に物を置いたり車を駐車する人は少ないなど、
台湾の現状に比べれば恵まれていると言わざるを得ません。

なにせあの高温の中で逞しく生きることなど、現在の日本人にはとても無理だと思います。
我々日本人にとって台湾は、大昔しは文化的先駆者としての存在でしたが、今は反面教師的な
存在として、我々に様々な教訓を与えてくれているのかもしれません。


初めて訪問した、最も日本に近い外国のひとつ台湾は、多くの課題を抱えながらこれからも変化し、逞しく成長を続ける国で
あることは間違いありません。

今回の旅行ルートは、
成田→台北→高雄(泊)→台南→台中(泊)→台北(2泊)→成田の4泊、5日間の旅です。

訪問した観光地は、日本に関連した場所や、お土産に関連した店ばかりでしたが、僅か5名の団体と呼べぬ集団で、和気あい
あいと毎回異なる食事を充分楽しみました。

最終日は夜遅く成田へ到着し、自分の車で午後11時前に帰宅しました。

出会ったは少なく、
鳳凰木、ネコノシク、ブーゲンビリア、ハイビスカス、ツツジ、サンタンカ、ハス、タイワンアサガオ、ラン、ケシ、ナンバンサイカチ、
等でした。


スモッグが酷く、呼吸が苦しい状態
工業都市の高雄を流れる愛河
各都市ごとに、夫々ある
軍人を祭る、忠烈祠

人工の湖で、龍虎のトンネルがある
高雄近郊の蓮池潭の眺め
世界中の、何処にでもある
高雄近郊にあった孔子廟

身を犠牲にして、街への墜落を避けた
台南の日本軍人を祭った飛虎将軍廟
孔子と関羽、岳飛を奉っている
台中にある文武廟

昔しは、お金持ちや軍人の保養地
お寺の屋根越しに見る日月潭
この裏山を、翌日大汗をかき登った
台北で2泊した園山大飯店

日本でも、極僅かな場所で行っている
台北市・忠烈祠での衛兵交代式
時間が無く、駆け足で巡っただけ
工事中の故宮博物館

台湾の映画、非情城址で有名
台北・九イ分の狭い商店街#1
兎に角狭く、急な崖の上にある
台北・九イ分の狭い商店街#2

早朝から、毎日登る人が多い
宿泊ホテル裏の小さな朝市
山では朝から、カラオケ、太極拳、体操が盛ん
ホテル裏山中腹からの台北市内

シンプルだが、確かに威厳がある
台北・中正記念館全景
土地が狭い割りに、広大な面積だった
中正記念館から音楽堂方面