ワイフとの「ハワイ滞在日記」


第6章:帰国準備から自宅まで

(1)行動予定の縮小化

	今回のホノルル長期滞在予定には、行動予定に大きな柱がありました。

	a.オアフ島内の主なトレッキング・コースの訪問
	b.ハワイ島かマウイ島への遠征
	c.異なる文化を持つ世界での生活順応

	結論として、この大きな柱であった筈のトレッキング活動は大幅に縮小し、ワイキキ周辺のみに地域限定して更に行動の
	優先度を下げることにしました。日本の山で鍛えられた人間にとっては、オアフ島の「トレイル」と呼ばれる活動が全く
	意味の異なる目的行動を持つもので、充分な情報を持たずに、過剰な期待を持って行動した自分達に誤りがありました。
	オアフ島は、実際の山の高さ以上に山容は急峻で、雨量が多いこともあって危険度が高いために、登山道や山小屋などの
	整備は全くなく、むしろ安全で自然を楽しめるルートを「トレイル」として解放する、ハワイ州の考え方によるものです。
	勿論、難度の高いトレイルもあるようですが、多くは登山装備の全く必要のない、30分から1時間程度の自然観察を主
	な目的とする「道」が「トレイル」でした。

	また、ハワイ島やマウイ島への遠征は取り止めとしました。その大きな理由は、ホノルルに長期滞在したにも関わらず、
	オアフ島さえ充分に理解できない状態で、他島訪問など余り意味がないように思えたためです。確かにツワーを活用すれ
	ば主な観光ポイントは訪問できますが、割り切れることが出来ませんでした。次回に譲ることにします。今回は、ハワイ
	島の標高の高い部分を訪問することも考え、防寒関連の装備も持参したのですが無駄に終わりました。

	異なる文化を持つ世界での生活とは、まずは生きて行くことが可能かを確認すること、さらには生活圏を持つことが出来
	るどうかを肌で感じることですが、前者は日本文化が入り込んでいるホノルル周辺では、全く問題を感じませんでしたが、
	後者については、「人間」としてのコミュニケーションの欠落、人間関係を持てる環境や機会の欠落のために、大きな落
	胆を感じました。これが組織の中での行動であれば、強制的な要素もあって問題がないのでしょうが、自由度が余りにも
	大きい現在の状況では、厳しい現実を感じました。
	この反省として、今後の海外での滞在は登山やトレックなど、明快な目的を持った短期滞在にしたいと思います。

(2)ホノルルで感じた点の整理

	a.バス
		何度か書きましたが、この分かり難い運行システムだけは何としても解決して欲しいものです。何処がバス停留
		所かは小さなプレートで分かりますが、何処へ行くバスが何時に来るか分かりないのは、どうしても理解できま
		せん。滅多やたらとバス停留所が多い場所では、何処で待てば良いのか地元の人にも分からないようです。

	b.猫、鶏、雀
		町中では、鳥に餌を与えることが禁止されています。しかし魚に餌を与えても問題はないようです。猫に餌を与
		えることも禁止しているようで、町中では歩いている猫にお目に掛かったのは、滞在中にたった一匹でした。少
		し離れた海岸には猫の群れが居ますが、すべて去勢されてから解放されるようです。山の公園には鶏が雛と伴に
		群れており、日中でもあの甲高い鳴き声が聞こえます。雀は、日本人によって持ち込まれた鳥だと勝手に推測し
		ています。頭の赤い雀を時々見掛けますので、あるいは交配が進んでいるのかも知れません。

	c.ヘルメット着用
		モータ・バイクのヘルメット着用が義務付けられていないため、滅多にヘルメットを着用するモータ・バイクを
		見掛けません。しかし自転車(ロードレーサ)を愛用する人は、あの独特のヘルメットを着用しています。安全
		管理は、個人の責任としているこの国では当然なのでしょう。

	d.手荷物
		朝晩の散歩はもとより、観光地のブラつき、トレールの散策で「手に荷物」やポシェットを持つ人達は、ほぼ確
		実にアジア系の観光客です。もし帽子を被りポシェットを腰にして、ザックを背負っていたら確実に日本人です。
		欧米系の人は、手荷物はミネラル・ウオータだけが定番で、観光客だけが時にランチ・バックを持っていました。

	e.自動販売機
		この安全性が高いと言われるホノルルでさえ、路上にある自動販売機にお目に掛かるのは至難の業です。あった
		としても、操作が不便なほど厳重に金属のフレームが回りを囲み、その多くが故障中でした。そのため出掛ける
		時には、予め飲み物や食料の準備が必須です。

	f.折り畳椅子
		海岸での必需品には、安いゴザか大型の折り畳椅子があります。日光の当たる場所にこれらを置いて、日光浴や
		読書をしたり、何もせずに海を眺めるのが欧米系白人の好みで、一方の有色人種は木陰を求めます。
		時に日本の観光客が、折り畳み椅子で休憩しているのを見掛けましたが、永い時間は持ちません。不思議です。

	g.自己管理
		ヘルメットの着用に限らず、自分の健康に対する自己管理も徹底しています。時間帯に関係なく、ワイキキの周
		辺を走り抜ける人の数は半端ではなく、その殆どが立派な体格をしています。太った人もそれなりに頑張ってい
		ますが、その限界を越えた人達も多く、家族全員が同じスタイルなのは自己管理も遺伝するのかもしれません。

	h.高齢化
		お目に掛かってお話しをした日系人は、決まって80歳を越えておられその元気さは呆れるばかりです。沖縄の
		方が多いためか兎に角長命で溌剌としておられ、朝の散歩や海水浴、畑作りなどで活躍されています。気候の良
		さに加えて、土地柄全体が穏やかなのかも知れません。(地元のTVでは、過激な事件も多く報道していたが)

	i.自転車での行動
		自転車に行動規制があるワイキキ周辺はもとより、歩道の無い一般道での自転車の利用は、危険がともなうこと
		が多くお勧めはしません。坂が多い町では、車に自転車を乗せて行動するのが一般的です。トレイルをするため、
		坂を1時間ばかり押して公園に到着したところ、若い女性に、何故自転車なのかと何度も聞かれ閉口しました。
		雑誌に電動自転車の普及が載っていましたが、マウンテンバイクが殆どでママチャリは1台だけ見掛けました。

	j.外国人
		観光客ではなく、サービスを提供する側の裏方は、勿論、外国人です。ホテルならば確実にフィリッピン人が多
		く、コンビニなどのレジ担当、タクシーの運転手なども、米国にとっての外国人が従事しています。日本語を話
		せる人の仕事先はそれより少し上等な職場が多く、ショッピングや観光関連に従事しているようです。

	k.ゴミの分類
		町中での、ゴミ収集作業のダイナミックさは、迫力があって圧倒されます。何故あんなに大型のゴミ収集ボック
		スとなるかは不思議ですが、ガラス以外の分類を行わず、むしろ作業効率を高めることに重点があるようです。
		コンドミニアムでの生活も、信じられないほどの大量のゴミが発生しますが、分類収集に慣れた日本人にとって
		は、せめて金属だけは分類収集して欲しいものです。大量の資源を消費する、米国ならわでの顛末でした。

(3)遣り残したことを実行

	a.案内書に頼らないトレック挑戦

		手持ちの案内書に無いトレック・コースとして、比較的近いワアヒア・トレイルを訪問しました。既に自転車で
		訪問していたのですが、今回はワイフを伴いザ・バスを利用しました。購入したオアフ島の英文地図には、地図
		上にバスの番号と方向が記載されています。バス停留所の記載はないので、コンドミニアムのフロントや通りす
		がりの人、近くのお店などで何度も訪ねて漸くバス停留所を探り当て、さらに30分ほど待って乗客となりまし
		た。場所は、コンドミニアムから眺めることが出来る丘の先端にある公園ですが、その急な登りを大型バスが悠
		々と登り切り、Uターン地点で降車して公園へ向いました。(セントルイス・ハイツ行きの14番のバス利用)

		中規模の公園の奥に明確なトレイル標識があり、ピクニックに来ていた方々にも尋ねてからトレイルを開始しま
		した。高地のため青空なのに時々小雨が降ってきましたが、確りした道で泥濘も殆ど無い尾根を歩く道です。
		途中でご老人も混じる3人組みと出会い、冗談を言ってから別れて小さなピークを幾つか過ぎると、ウッドタウ
		ンへ下る道となっていたためにここから引き返しました。途中で小犬を連れた裸足の少女に出会いました。勿論、
		手には何も持たず、重装備の我々とは正反対の超軽装なので、何時も来ているのかと尋ねると、初めてだと答え、
		逆に道を聞かれる始末です。文化の違いなのか山登りという意識がないのか、唖然としたトレックでした。

	b.えひめ丸の遭難記念碑訪問

		泳ぐことが出来ませんが、ワードセンターの先に芝生で覆われた美しいカカアコ・ウオーターフロント・パーク
		があります。ここには2001年2月に起きた「えひめ丸の遭難記念碑」があるため、自転車で出掛けて行きま
		した。この周辺は何度も出掛けていたため、地図を見る必要もなく目的地に真っ直ぐ到着できます。

		公園全体が芝生に囲まれて美しく、砂浜がありませんが大波を求めてサーファーが沖合いに大勢漂っていました。
		記念碑を捜し求めて走り続けましたが、結局は地元の方に尋ねると、西端の小高い芝生上に目立たぬ低い遭難記
		念碑がありました。淡々と事故の状況と死亡した方々の名前が刻まれ、愛媛県とホノルル市の名前がありました。

		これは正直な感想ですが、場所が目立たぬ位置にあり背が低く、周辺には木立が全く無いため暑い太陽の光をま
		ともに受けていました。英文の文章にも日本語の文章にも、事故を起こした側の謝罪の文章は見当たらず、ほん
		の少し不満を感じます。せめて大勢の人達が訪れる場所にするため、木立などで日陰を作って、安らぎの場所と
		して相応しい環境が欲しいものです。この公園の東端から眺める、ダイヤモンド・ヘッドはそれは絶景でした。

	c.ホノルル・マラソンのコースを自転車で走る

		マラソンやトライアスロンに参加しているワイフの希望で、憧れのコースを組立て自転車で走ることにしました。
		コースの情報は大会事務局のホームページで確認し、微妙にルートが不鮮明な部分もありますが、滞在先から出
		発地点とされるアラモアナ・ビーチ・パークに到着しました。念のために通りすがりの人に、出発点を尋ねると
		二人がともにアロハ・タワーだと答えてくれました。どうせ、アロハ・タワー前を通過するので問題ありません。
		アロハ・タワーへ走っていると、なんと観光客にアロハ・タワーは何処かと聞かれて、この建物の後ろで我々も
		向っているのだと英語で教えてやりました。どうやら現地の人と思い込んだのか、中華レストランの良いところ
		を教えて呉れと言われましたが、本当は中国人と間違えられたのかもしれません。

		チャイナタウンの中へ折り返して、ダウンタウンからアラモアナ・センター前を走って、ワイキキ方面へ向かう
		と、なんと今日はイベントがあって道路は歩行者天国となっており、止む無く自転車を押して雑踏を抜け、カピ
		オラニ・パークを大きく回ってダイヤモンド・ヘッドの海側を走り、途中で山側のルートへ向かい、カハラ・モ
		ールへ到着しました。丁度、昼食時間となっていたため小僧寿司で寿司を食べた後に、H1の終端となっている
		72号線を延々と走って、ハワイ・カイの高級住宅街を周回して、ハワイ・カイ・ショップ・センターで小休止
		としました。ここから眺めるココ・クレータとココ・ヘッドの景色は絶景です。

		本来ならば、右側車線にある側路を走るべきなのですが、海岸線を見たいために行きと同じく左側の道を戻って、
		カハラ・モール付近からさらに海岸に近いカハラ・アベニューを走り、ダイヤモンド・ヘッドの海側の道へ戻っ
		てきました。大波と戦っているサーファを眺めて大休止の後に、坂を下ってゴールのカピオラニ・パークへ無事
		に到着しました。休憩を取りながらの走行であるため、なんと6時間も経過しており、唖然とした挑戦でした。

	d.ザ・バスでオアフ島を一周しドール・プランテーションへ

		ザ・バスを利用して、たった2ドルでオアフ島を一周する方法が本で紹介されていたので、早速、ドール・プラ
		ンテーションまで活用することにしました。ワイキキからアラモアナ・ショッピング・センターへ向かい、建物
		内のバス停留所で55番のバスに乗車すると、バスはレンターカで島内一周をしたルートと全く同じ道を使い、
		パリ展望台やポリネシアン文化センター前を通過して、タートル・ベイ・リゾートに到着しました。ここでバス
		の番号が52番に変更され、5分ほど休憩となりました。

		バスの中はとにかく寒く、長袖を持参していてもそれでも寒いので、運転手にお願いして温度を少し上げて貰い
		ました。とにかくこの運転手は口を利こうとせず、すべて身振り手振りで返事をする、今まで出会った運転手の
		中では一番無愛想な人間でした。休憩中にトイレへ駆け込んで次の運転に備え、約2時間40分程を経過して目
		的地のドール・プランテーションに到着しました。運転手に「ここがドール・プランテーションか」と確認する
		と、首を下から左方向に振り、降りたら左側の建物へ行けとの身振りでの返事でした。

		ドール・プランテーションにはレストランが無く、ホットドッグで昼食とし、トロッコのツワーと植物園の見学
		をしましたが、これと言った風景や特別な植物がある訳ではなく、計9ドルの価値はなさそうです。売店を眺め
		るだけで通過し、再び52番のバスの乗客となり、合計4時間を掛けてアラモアナ・ショッピング・センターへ
		帰着しました。長時間、バスの乗客となっていると、乗降する乗客の年齢、服装や会話などを見聞きすることで、
		今まで知ることが出来なかったハワイの別の側面が感じられました。後ろに座ったお婆さんに、バスの中は寒く
		ないかと尋ねると「寒くはない」と返事をされ、「あんたら、日本から来たから寒いんじゃろ」と一蹴されまし
		た。良く考えれば逆の話しですが、日本人同士の会話が少なく地元の方々との会話が多いのも不思議な話しです。

	e.近くの自転車屋さんを訪問

		我が家には、全部で7台の自転車があります。レース用x2、マンテンバイクx2、組み立てバイクx2、そし
		てママチャリx1ですので、置き場所に困り果てています。ホノルル周辺を自転車で走り回ると、自転車屋さん
		を結構見掛けます。しかし、自転車から見た環境は現状では余り良くありませんので、どちらかと言えばマイナ
		ーな存在となっています。とにかく、車道を走らねばならぬ規制の割には専用路が少なく、坂が多いため利用出
		来る範囲が自ずと制約されます。(一番走りやすかったのは、なんとフリーウエイの右端側路線でした)

		インターネットで検索される自転車屋さん、レンタル屋さん、バイク・ツワーの会社の数は限られていますので、
		一度は近くの自転車屋さんを訪問したいと、サウス・キング通りのマカレー・バイシクル&スポーテイング・グ
		ッツというお店を訪ねてみました。この店は自転車に関しては老舗で、マウス島で最も大きなバイク・ショップ
		です。自転車以外にも、テニス、釣り、スイミング、アスレテックス関連のグッズを扱っており、外見よりは、
		品数の豊富な日系のお店です。ホームページがないのでご紹介できませんが、扱う自転車の種類や数も相当なも
		のでしたが、組み立て自転車は目玉が飛び出すほど高価でした。

(4)荷物のパックを開始

	a.組み立て自転車

		最大の課題となりそうな組み立て自転車の搬送は、持ち込んだダンボールをガムテープで補強して再利用しまし
		た。日本流のガムテープはなく、ダイエーの1ドル・ショップで購入したガム・テープは、幅が狭く、粘着力が
		弱い上に余りにも量が少ないため、日本から持ち込んだ梱包用のロープで補強して完了しました。

		飛行機に持ち込めるかどうかの問題は残されていますが、梱包用に持ち込んだ古い毛布を廃棄してスペースを空
		け、登山用具などを押し込んで、僅かな土産品のスペースを確保する作戦です。

	b.旅行用バッグ

		この中身は、実は寒冷地用の登山用衣類が多くの場所を占めています。ハワイ島に遠征してのトレッキング用に
		準備したものですが、オアフ島でのトレッキングへの満足感不足から、遠征を中止したため、全く未使用のまま、
		もとの位置に戻った状態になりました。オアフ島での生活に使用した衣類は数着のみでしたので、結果的に本当
		に無駄な衣類を持参したものです。

		夫婦の旅行では、殆どお土産を購入しないことを慣例としていますが、それでも僅かとはいえお土産用のスペー
		ス確保に頭が痛い状況です。今となっては、組み立て自転車用のダンボール箱だけが頼りとなりました。

	c.廃棄品の整理

		僅かな期間でしたが、かなりの生活用品が装備されたコンドミニアムでの生活とはいえ、様々な雑貨物や食材を
		購入したため、廃棄せざると得ないものが数多く出ました。持ち込んだ食器類、追加購入した台所用品、調味料、
		食材の残り、梱包用の古毛布、日本での生活習慣から集めた買い物で貰ってビニール袋類、などが廃棄品です。

		再利用して貰うことがベストですが、殆どが完全な廃棄品として処置されるでしょう。このコンドミニアムの場
		合、包丁の切れ味が特に不評でワイフの愚痴が毎日のように聞こえました。不評なものと言えば、電気器具、特
		に掃除機や調理用の換気扇の騒音はものすごいもので、トイレの流れの悪さも不評でした。

	e.インターネットの終了

		持ち込んだのは旧型PC機でしたが、メールの情報交換やインターネットによる情報収集には本当に役立ちまし
		た。音声モデム56Kbpsを使うのも実に久し振りでしたが、反応の遅さはともかく、呼損や回線トラブルも全
		く無しの状態で、市内電話料金が定額であることもあり気楽な使い方が出来ました。

		hyakuzan@iav.comのメール・アドレスも気に入っていたのですが、遂にお別れの時がやってきました。GISの
		関係で米国サイトへ送った質問の、返事が受け取れないのが少し残念です。

(5)何の問題もなく帰国

	a.問題なく出国

		朝7時の、大型リムジンによるピックアップを受けて、ほんの少し渋滞気味のH1を順調に抜けてホノルル空港
		に到着しました。日本の出国ラッシュは米国にとっては閑散な出国手続き意味しており、順番を待つことなく組
		立て自転車も旅行用鞄もすんなり預けて、手荷物検査も、靴は脱ぎましたが何らの問題もなく通過して待合室へ
		入りました。日本と異なり、荷物のサイズよりは重量に重きを置いている米国では、一言のクレームもなく課題
		をクリアしてしまい、些か拍子抜けとなりました。

	b.自宅まで1時間半で到着

		ハワイと成田の飛行時間は、7時間半の予定が少し遅れて8時間ほどで無事に到着しました。相変わらず2度の
		食事と映画などで時間を過ごし、新緑とは言え霞が掛かった、ハワイとは全く異なる灰色の空の成田空港に到着
		です。荷物の受け取りも乗客が少ないこともあって順調で、直ちに自家用車を預けた会社へ電話をすると、数分
		で車が到着し、通い慣れている裏道を抜けて、1時間半ほどで無事に帰宅完了です。

	c.草取りから始まる日常生活

		帰宅早々に荷物の大まかな片付けを行い、夕食前に睡魔に襲われて暫し横になりましたが、長時間の睡眠を取り
		続けて遅い夕食となりました。翌朝、雑草だらけの家の周辺を見回り、畑を訪ねて作業の段取りをワイフと決め
		て、早速、作業を開始します。果物の木で囲まれた我が家の今年の出来は「不作」の様相です。一番肝心な時期
		である4月の長期滞在は、手入れを行わないために致命傷となっているようです。

		梨や杏は今年は不作の様子ですが、柑橘類の夏みかん、冬蜜柑などはこれから花が咲くので手入れ次第でなんと
		か持ち直しそうです。リンゴは昨年よりは良く、サクランボも今年は期待できそうです。
		手始めに庭一面に生い茂った雑草や、テラス下のツルニチニチソウなどを刈って綺麗に整理しました。この草取
		りは、今後、一週間は続ける必要があり、その後には畑での重労働が待ち受けています。

		夕方には、ホノルルで行ったホームページ更新やGIS関連の作業を、自宅のPCへ移行して環境整備を行い、
		デジタル・カメラの印刷の後に、「ハワイ滞在日記」を更新して、ハワイ滞在関連の全作業を終了させました。

「第1章:準備でもドタバタしました」と「写真集」