ワイフとの「ハワイ滞在日記」


第5章:思い切って遠出もしました

(1)ポリネシアン文化センター

	ロイヤル・ハワイヤン・ショッピング・センターでは、夕方に様々なイベントを開催しています。夕方の散歩でたまたま
	通りかかると、タヒチの踊りを披露している最中でした。周囲は大変な人だかりなので2階へ登って眺めていると、若い
	男女が激しいリズムにのった踊りを続けています。最後のスピーチで、これがポリネシアン文化センターの若い学生達の
	踊りだと知ることが出来ました。このセンターの収益金で、隣にある大学の運営を賄っているとの説明に、我々夫婦も協
	力することにし、早速、隣にある予約センターで「並みの上のランクの入場券」を購入し、ピックアップも依頼しました。

	宿泊先のコンドミニアム前からお昼にピックアップされ、高速道路と一般道を乗り継いで、途中のショッピング休憩にも
	動揺せずに無事にセンターへ到着しました。驚いたことに40名程の団体での行動となり、最初の川辺での船によるショ
	ウの他は、ほんの僅かなイベントを回るだけでデイナーとなるため、こっそり逃げ出して個別のイベントに参加すること
	にしました。偶然並んだデイナー用の長蛇の列の前の女性が、なんと日本留学体験者であったため、日本語での会話で楽
	しい時間を過ごした後に、テキサスからの親子と同席となったバイキング形式のデイナーを楽しみました。

	なんと言っても、ポリネシアン文化センターでの最大の売りは夕方7時半からの学生達を中心にした、ポリネシアの地域
	ごとの特色ある踊りで、その迫力やリズム感は抜群でした。特に、大柄の男性達による手を抜かない踊りには驚かされま
	す。先ほどのデイナーで、ウエイターを担当していた女性も参加しており、日頃の鍛練の成果が充分に発揮されています。
	最前列での見学や、お隣の台湾系のご家族との会話も楽しい想い出となりました。

(2)ビッショップ博物館

	ポリネシアン文化センターへの途中で、昨日見掛けたビッショップ博物館へ自転車で出掛けることにしました。
	10時半からスタートする、日本語の説明ツワーに合わせて9時に出発し、Sキング通りから最後にはNキング通りを走
	り、H1を潜って左へ折れてビッショップ博物館へ到着しました。どんな町にも表があれば裏もあるもので、Nキング通
	りの荒れようは、夜であれば絶対に通りたくない道です。

	元はビッショップ博物館の敷地にあった、カメハメハ学校は丘の上にあり、屋根のグリーンが目立っています。車社会の
	ため駐輪場がないため、ご老人のセキュリテイ担当者に場所を指定して貰い、自転車をロックして中に入ります。ワイキ
	キなどで手に入る小雑誌に付いていたクーポンで計4$の割引を受け、日本人のガイドによる約30分の説明ツワーを受
	けた後に、フラの実演を少し見てから、ハワイ諸島や移民関係の資料を感慨深く見学しました。

	ハワイ王朝の余りにも短い歴史と、異文化と病気の侵入により大きく変化したハワイ・ストーリは、ハワイにとって本当
	に良かったがどうか疑問に思いました。ハワイ王朝の、王が纏うマントが黄色い鳥の羽から作られたもので、小さな鳥か
	ら数枚の羽目をとり、その鳥に付いたトリモチを取り除いて放す話し等は、ハワイの国民性をあらわす物語だと思います。

	帰りは、チャイナ・タウンへ寄り昼食を食べましたが、余りにも量が多いため残りをテイク・アウトしました。

(3)メリー・モナーク・フェステバル

	昔しフラダンスを習っていたワイフの希望で、ハワイ島で開催されている第41回メリー・モナーク・フェステバルを見
	る手配をしましたが、チケットは1年前にほぼ売り切れている状態であることが分かり、今回は残念ながらTV中継での
	鑑賞となりました。中継は14日から3日間続き、夕方6時頃からTVの前で陣取って、出場する選手(?)の演技を勝
	手気ままに採点しながら、夜遅くまでTV鑑賞を続けました。この個人的な思い入れが結構当たり、入賞する選手(?)
	は素人目にも何かの特長を持っているようです。

	このコンテストの、昨年のミス・ハワイが日系人だったことは有名な話しですが、初日のコンテスト前の模範演技で、そ
	の実物をTV鑑賞ながらライブで見れたことが、ワイフにとっては大きな収穫だったようです。

	夜遅くまでTV鑑賞が続き、何処にも出掛けない日が重なりましたが、自転車を使って一人でマノア滝のトレックへ出掛
	けました。場所はライアン植物園と同じですが、週末のためか駐車場には人がおり有料のように見えました。自転車を入
	口の金網に固定して、小石が撒かれていますが部分的に泥濘がある道を約25分歩いて、約50m程の落差を持つマノア
	滝をスケッチしました。帰りは約20分、人出が多いため滅多にない渋滞が発生した短いトレックでした。

(4)ホノルル・トライアスロン大会(歩いて数分のカピオラニ公園)

	4月18日(日)の朝6時から、歩いて数分のカピオラニ公園で世界から1000名ほど参加した、ホノルル・トライア
	スロン大会が開催されることを知り、何度も会場へ出掛けて行き応援をしました。水泳1500m、自転車40Km、ラ
	ンが10Kmで、出場制限は比較的甘いため様々な人達が参加しています。日本からもJTBのツワーがあったようで、
	支援テントがありました。

	旅行前に知っていたら参加した、とワイフの悔しがりは尋常ではありませんでしたが、沿道に座って長時間応援をしまし
	た。ホノルル・マラソンも同じような雰囲気なのでしょうか、意外と観客はクールで、仲間内の声援はそれは大変ですが、
	一般ランナーへの観客の声援は少なく、我々夫婦の拍手だけの応援でも、輝いた選手達の笑顔が忘れられません。

(5)レンタカーでのオアフ島一周(反時計回り)

	レンタカーでのオアフ島一周は前回にも経験していましたが、その経験はすっかり忘れており、改めて最初から下準備を
	する必要がありました。レンタカーの予約は、国内で行うほうが格安との忠告がありましたが、今回も地元で予約を行い
	ました。前回は地元のレンタカー会社と直接交渉し、今回は日本レンタカーに自転車で出向き契約しました。地元業者に
	は、超格安の価格をインターネットで広告していますが、歳のためかつい日本の企業に頼ってしまいます。

	しかしなんと、早朝の出迎えを受けて車の車庫へ着いたところ、同じ業者でした。奇妙な話しですが、日本レンタカーは
	地元業者と提携しており、前回はその地元業者と直接交渉していた訳です。契約した日ではなく、実際の運転は一日の余
	裕を持たせて、夫婦で予め地図上でシミュレーションをしてから本番としました。しかしシミュレーションで成功したの
	は、業者から与えられた詳細な地図情報があるワイキキ周辺のみで、高速道路を実際に走ったところ、何度も目標物や進
	路変更に気付くのが遅れUターンをせざるを得ませんが、このUターン方法が分からず苦労したり、諦めて予定先をパス
	してワイフからお目玉を食ったり苦労の連続でした。

	ナビゲータはワイフに任せましたが、一般道での走行はともかく、高速道路では一瞬に進路変更が要求されるため、道路
	名や行き先が分かっていてもその目的を達成できずに、自分の意志とは異なる方向へ何度も進んでしまいました。しかし、
	何時も地元の方々に暖かくアドバイスして頂き、全部ではありませんが、訪問予定先の多くを訪ねることができました。

	ハワイヤン・ビレッジ・ホテル周辺から、ダイヤモンド・ヘッドの海側を走り、72号線で既にザ・バスで訪問している
	ココ・クレータやマカプウ岬を訪ね、失敗を重ねながらヌアヌ・パリ展望台を訪ねました。83号線へ戻り、幾つかのビ
	ーチを訪問しながらポリネシアン文化センター前を走り、サンセット・ビーチで休憩後にワイメア・ビーチで軽い昼食を
	摂りました。昼食を摂れるような店舗は殆ど無く、あっても気付くのに遅れて通り過ぎてしまうのが現実です。

	99号線でドール・プランテーションを訪問する予定が、気付くのが遅れてH1WESTへ入り、マイリ周辺まで走った
	後に地元のモールで遅い昼食とショッピングを行い、戻ってH1EASTから92号線を走ってアラモアナ・ビーチで休
	憩後に、苦労して、既に自転車で訪問しているタンタラスの丘へ向いました。自転車でかなりの時間を掛けて登ったタン
	タラスの丘も、車ではあっと言う間に到着してしまい、自転車で挑戦している若者を見掛ける度に応援をして、無事に滞
	在先のコンドミニアムへ到着しました。(自転車は遅いですが一方方向には関係なく、考える時間が多くあり便利です)

	二日目のレンタカーでの行動予定は未定ですが、結局は遠出はせずに近隣を訪問することになるでしょう。

(6)レンタカーでパリ展望台トレックとカイルア・ビーチへ(時計回り)

	パリ展望台には短い旧道のトレースがあり、またオアフ島では最も美しいとされる、カイルア・ビーチを訪問しました。

	ワイ・カレ運河の脇を走り、マッカレイ通りからH1WESTへ入って、直ぐに61号線を使って昨日も訪ねたパリ展望
	台へと到着しました。時間が早いために駐車場には十分な空きがあり、トレッキング・スタイルで展望台・右下の脇道を
	下って、1932年に開発され廃道となった旧道を下る感じでトレックを開始します。このトレック・コースは、大部分
	が石の道ですが苔が付いた滑りやすい道で、所々には大きな落石があり、生い茂った雑草が左右から迫って狭くなってい
	ます。歩く人の数は少ない様子ですが、山登りをしたと思われる踏み跡も幾つかありました。

	少し下ったところから見るパリ展望台と山々の眺めは、それは素晴らしい眺望となって、これだけでもこのコースを歩く
	価値があるでしょう。その先は大きな変化はなく、61号線の直ぐ上の廃道をどこまでも歩く形で続いています。昨日は、
	このコースの終端で山に登るハイカーに出会って言葉を交わしており、今回は金網がある地点で折り返すことにしました。
	出会ったトレッカーは1組のみで、落石と小雨に出会う心配の中で大展望をスケッチして、終了としました。

	61号線へ戻って終端まで走れば、その先にカイルア・ビーチがあります。
	最も美しい海岸との話しは嘘ではなく、その周辺の風情も良く、長くながく続く白浜や背景となる山々が実に調和して、
	楽しい時間を過ごすことが出来ます。決して泳ぐことに拘っていない訪問者の多くが、大きな椅子に座りハンモックに揺
	られて、ゆったりとした時間を過ごしています。シュノーゲルやカヤックを楽しむ人々も居ますが、数は多くありません。
	我々夫婦もほんの短い時間だけ泳いだ後に、ゆったりとした時間を過ごすことにしました。日陰に設けた場所では濡れた
	身体には寒いほどで、日向を求めて暫し身体を暖めました。(シャワーがあり、レスト・ルームでは着替えも出来ます)

	72号線の数箇所で休憩の後に、H1を使いワイキキへ戻り、コンドミニアムで小休憩の後にレンタカーを返却しました。


「第6章:帰国準備から自宅まで」