ワイフとの「ハワイ滞在日記」



第2章:出発からワイキキ周辺の下見まで

(1)まさにピンチでした

	自宅を車で出発してから、1ケ月の滞在生活の基盤となる拠点を下見をするまでの、数日の内容です。
	飛行機に乗れるかどうか、最大のピンチでした。

(2)自宅から駐車場まで

	a.駐車場へは順調に到着

		なにせ2週間ほど前に、ギックリ腰が再発した状態での出発のため、約18Kgの大きなトランク
		2個とこれまた大きな組み立て自転車が入ったダンボール箱2個、さらには登山道具が入ったザッ
		クが3個を、滅多にないことに夫婦で協力して車に載せて、つい数日前にバリ島から帰国した娘を
		迎えに行った同じルートを辿って、既に契約済みの海外旅行者用の成田の駐車場に到着しました。

	b.成田へのリムジンで待ちぼうけ

		受付は若い女性二人で、次々に到着する車を広大な駐車場へいとも簡単に運んで並べ、歩いて事務
		所へ戻ってきます。男性社員も数名居るようですが、成田空港へ車を運ぶのが忙しい様子です。
		なんとか事務手続きを終了し、暫く待って迎えのリムジンがやっと到着しましたが、先頭であった
		にも関わらず、大きなダンボール箱のために次に回される羽目になりました。なりやら悪いことが
		起きる先駆けのようでした。

(3)搭乗手続きで1時間以上も足止め

	a.組み立て自転車が運べない

		それでも相当早めの出発が幸いして、予定より早く第2ターミナルへ着いて、旅行で不足している
		ものを買い足してから搭乗券を受け取り、今度は、逆の端にある航空会社まで大きな荷物を押して、
		ヨタヨタと運びました。さらに長い順番を待って、漸く、我々夫婦の番となりました。
		それからがドラマの始まりで、いきなり若者がダンボール箱の寸法を何度も計ってから、受付の女
		性が少しにこやかな笑顔になって、おもむろに「お客様、この箱の寸法類型は、無償のサイズを越
		えていますので追加料金が必要でございます。」と冷たく言い放ちました。途端に後ろに並んでい
		た他の旅行者は、目ざとく一人も居なくなり別の列へと並び直しました。

		こちらは組み立て自転車の購入前に、寸法を航空会社へ連絡して無償であることを確認していたた
		め、永い戦争が始まりました。事情を何度か説明していると、その上司が登場し、その上司へ何度
		も説明を繰り返すと、漸く、「では片道だけは無償とします」となりました。それでは困ると、延
		々と詳細な航空会社とのやり取りの内容を伝えていると、遂には航空会社の責任者が登場し、片道
		が最大譲歩だと一歩も引かない態度となりました。引退前の百山の仕事は、トラブルが発生したプ
		ロジェクトの顧客対応であったことが幸いし、1時間を超えても態度を変えないので、責任者の口
		から遂に「今回に限って、往復無償にします」との言葉が飛び出しました。

		この航空会社への寸法問い合わせでは、こんなやり取りがありました。百山が、「エコノミーの予
		約ですが、実は寸法がXXの組み立て自転車用のダンボールがあるのですが大丈夫でしょうか?」
		と質問すると、非常に親切で丁寧な言葉使いで、「大丈夫でこざいます。別預かりの荷物は2個ま
		で、総重量100Kgまで無償でございます。」との返事であった。このエージェントはこの会話
		をしっかり覚えていて、今回の航空会社の責任者にも同じことを伝えていたが、「大丈夫とは、持
		ち込み可能はOKとの意味で、『有償か』と客からの質問がなかったので答えなかった」と責任者
		へ伝えたとのことであった。おまけに百山が雑談で、「帰りに、ホノルルに置いてくる案も考えて
		いる」と話したこともしっかり覚えていて、『片道だけ無償』の案となったようだ。

	b.6時間に2度の食事

		搭乗手続きの行列が短くなった頃の「やっとの解放」が幸いしたのか、エコノミー席が一杯となっ
		たためか、座席が突然2階のビジネスクラスへと変更になって、夫婦二人で幅のゆったりした座席
		に座って、ホノルルへの6時間を過ごすことになりました。離陸後直ぐに夕食となりましたが、こ
		の僅か数時間後に、今度はホノルル時間に合わせた朝食となって、些か食傷気味の状態で快晴のホ
		ノルル空港へ着陸しました。

		空港には、一生に一度となりそうな大型リムジンが横付けされ、1ケ月滞在予定のコンドミニアム
		へあっと言う間に到着しました。大型の組み立て自転車の搬送用に、それより高価なリムジンを頼
		むのは本当に矛盾したことでした。

(4)生活拠点となる場所と道を下見

	到着時間はチェックイン時間より相当前でしたが、幸い滞在先が空いていたため直ぐに部屋へ案内され、シ
	ャワーを浴びた後に短い睡眠を取りました。組み立て自転車を組み立てて、ホノルルの地図を二人で眺めな
	がら,今日と明日の行動計画を考え直ちに実行に移しました。

	ホノルル周辺は自転車に対する厳しい制約があって、自転車は原則として車道を走ることが義務付けられて
	おり、また自転車が走ることが許されない道もあります。罰金は45$となっているようなので、慎重に道
	を選んで目的地を目指しました。英語の道の名は何度覚えたつもりになっても、数分で忘れていまい、通り
	掛かりの人に尋ねてなんとか目的地へ到着しました。

	自転車2台のために4個の鍵を用意し、少なくとも3個の鍵を重ねて掛けて盗難を防ぎました。ホノルルの
	道筋は一方通行が多く複雑で、右側通行に慣れない我々夫婦は、ついつい一方通行とは逆の方向へ入り込ん
	で混乱します。

	a.銀行で口座を開設

		外国の銀行に、口座を開設することはガイドブックでスタデイ済みですが、やはり本当に体験して
		みると読んだ内容と実際とは異なります。最低金額を下回ると手数料が掛かる仕組みですが、その
		最低金額が約10倍になっていたり、直ちに口座の開設は出来ずに数日後となりました。
		90日以内の解約も手数料が掛かるとのことで、近いうちのハワイ再訪も約束したことになります。

	b.インターネット会社と契約

		秋葉原でモデム・カードを探し回って装着し、調整した後にホノルルのIPプロバイダとメールで
		契約しましたが、支払いだけは直接の現金払としていました。事務所の場所を地図検索エンジンで
		探しておき、ワイフと別行動で支払いとパスワードを受け取って、直ちに接続チェックを行うと、
		電源、ケーブル類、カードも問題無く接続出来でき一安心です。早速、娘へメールを送り「我々夫
		婦も、ビジネスクラスへ変更になったぞ」、と自慢気に書き送りました。

	c.ロイヤル・ハワイヤン・ショッピング・センター

		前回も訪問しているロイヤル・ハワイヤン・ショッピング・センターへの道は、問題無く到着して
		昼食を摂った後に、お店を数軒訪ねましたがやや寂れた感触がありました。
		食材の購入先としては、適当ではありませんでした。

	d.アラモアナ・ショッピング・センター

		さらに離れたアモアナ・ショッピング・センターへの道は工事中が多く、自転車での走行は少し大
		変でしたが、何度か通ううちに、どんどん距離が近づいて来るような気がしました。このセンター
		の「白木屋」訪問が目的でしたが、毎日の食材購入には少し品数が少ないようでした。

	e.ABCストア

		日用雑貨の購入先は、何と言っても最も近い「ABCストア」です。滞在先の周辺には、数百m程
		の範囲に3軒ものABCストアがあって、微妙に扱う品物が異なり、開店と閉店時間も店ごとに異
		なっているため客としては戸惑います。

	f.ダイエー

		どのガイドブックでも、アラモアナ・ショッピング・センター近くの「ダイエー」で扱う食材の多
		さを誉めていますが、まさに驚くほどの品数でした。日本で販売しているものは何でもあるようで、
		店の出入り口で「支払わない品物」を持つ女性を、何も言わずに警備員が返して貰い、そのまま通
		過させている有様だけが、異なるようでした。
		「ダイエー」へは、日常の食材購入のために週に数回通うことになるでしょう。

	g.ダウンタウンとチャイナタウン

		前回はザ・バスのお世話になって出掛けた「ダウンタウン」と「チャイナタウン」を、かなり遠出
		となりましたが、今度は自転車で道を探しながら訪れます。チャイナタウンで扱う食材は、新鮮で
		安いのですが、余りにも遠いので必要な時に出掛ける程度になるでしょう。
		チャイナタウンの帰りには、アロハ・タワーへ立ち寄りました。ここにも立派なショッピング・セ
		ンターがありますが、ハワイ特産品を扱う「立派なお土産屋」が数多くありました。

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