お花の名前を覚えよう(その1:やさしい植物の基礎用語)!
「その2」「先頭」

1.植物の基礎用語をやさしく学ぼう!

  この資料は学問的なものではなく、あくまでお花の名前を知ることが本来の目的です。
  しかし、関係する資料の中には植物学的な用語も用いられていますので、基礎だけは学習する必要がありそうです。
  世の中には、本当にやさしく「植物の基礎用語」を解説された素晴らしいホームページがあり、今回は著者のご了解を
  得てその資料を引用させて頂くことにしました。

  (1)植物WORLD:静岡県の兼子先生が作成され、植物関連の広範囲な用語を理解しやすく発信されています
          植物図鑑も公開され、植物学的な専門知識や参考資料も豊富なので、用語も簡単に学べます
  (2)花のひみつ:分かりやすい絵を見ながら文章を読めば、専門書と異なり、簡単にお花の秘密を理解できます
          お花を構成する要素の名前、お花の形の種類、成長したお花の付き方(花序)、などを学びましょう
  (3)葉のひみつ:植物の葉はみな同じようで異なり、どのような形や特徴があるかを絵と文章から理解します
          種類の多い葉の形、茎への付き方、葉相互の関係、葉脈の種類、複葉の出方などを用語で学べます
  (4)茎のひみつ:茎にも形や成長スタイルがあることを知り、植物名を決める要素であるとを理解しましょう
          丸いと思った茎にも種類があり、茎の毛でさえ異なり、成長の形も異なるなど、多くを学べます

  植物学の専門書を読んでも理解できない事柄が、この資料を見てから読めば、思った以上に楽に理解できます。
  もう少し簡単な絵から学びたい人は、「リカちゃんのサブノート」「植物のつくりとはたらき」があります。
  「松江の花図鑑」には、「被子植物の用語説明」がありますので、整理の意味で見てみましょう
  いやもっと植物学の専門知識を学びたい人は、「BontaryWEB」が最適ですのでしっかり勉強して下さい。

2.植物図鑑を眺めてみましょう!

  専門的な植物図鑑を開けると、いきなり正直理解出来ない専門用語を用いてお花を分類し、説明に入ります。
  「山渓カラー名鑑」の「日本の野草」を例にすると下記3分類でした。同「日本の高山植物」の場合は追加され、
  「裸子植物」、「羊歯植物」、「鱗苔植物」、「地衣植物」、もありますが、我々は先の3分類で学習しましょう。

     被子植物:種がある「種子植物」分類のひとつで、種は包まれて見えない→「裸子植物」は見える

  (1)同双子葉合弁花類:葉に葉脈があり、子葉は複数枚で、花弁が集まって咲き、根は地に深く生える
            アカネ科、キク科、シソ科、ツツジ科、リンドウ科などが含まれ、菊の花を思い浮かべよう
  (2)同双子葉離弁花類:葉に葉脈があり、子葉は複数枚で、花弁は離れて咲き、根は地に深く生える
            アカバナ科、カタバミ科、スミレ科、セリ科、マメ科などが含まれ、スミレの花がその典型
  (3)同単子葉類:葉に葉脈がなく、子葉は1枚単位で、花弁は3の倍数が多く、根は放射状に生える
            アヤメ科、イネ科、ユリ科、ラン科、ツユクサ科などが含まれ、ユリの花を思い浮かべよう

  一般的に双子葉系の花弁枚数は4,5枚、またはその倍数とされおり、単子葉系の百合の花弁は確かに6枚でした。

3.3分類に所属する科の名前を調べましょう!

  先にご紹介した「日本の野草」を使い、各3分類に所属する科を、アイウエオ順に整理してみました。

  (1)同双子葉合弁花類29科が属しています

     アカネ科、イチヤクソウ科、イソマツ科、イワウメ科、イワタバコ科、ウリ科、オオバコ科、オミナエシ科、
     ガガイモ科、キキョウ科、キク科、キツネノマゴ科、キョウチクトウ科、クマツヅラ科、ゴマノハグサ科、
     サクラソウ科、シソ科、スイカズラ科、タヌキモ科、ツツジ科、ナス科、ハエドクソウ科、ハナシノブ科、
     ハマウツボ科、ヒルガオ科、マツムシソウ科、ムラサキ科、リンドウ科、レンプクソウ科、

  (2)同双子葉離弁花類42科が属しています

     アカザ科、アカバナ科、アブラナ科、アリノトウグサ科、イラクサ科、ウコギ科、ウマノスズクサ科、オトギリソウ科、
     カタバミ科、キンポウゲ科、クワ科、ケシ科、スイレン科、スベリヒユ科、スミレ科、セリ科、センリョウ科、
     タデ科、ツゲ科、ツチトリモチ科、ツリフネソウ科、ツルナ科、ドクダミ科、トウダイグサ科、ナデシコ科、
     ハマビシ科、バラ科、ヒメハギ科、ビャクダン科、ヒユ科、フウロソウ科、ベンケイソウ科、マメ科、ミカン科、
     ミズキ科、ミソハギ科、メギ科、モウセンゴケ科、ヤッコソウ科、ヤマゴボウ、ヤマトグサ科、ユキノシタ科、

  (3)同単子葉類:23科が属しています
            
     アヤメ科、ウキクサ科、イグサ科、イネ科、オモダカ科、ガマ科、カヤツリグサ科、サトイモ科、ショウガ科、
     ツユクサ科、トチカガミ科、ヒガンバナ科、ヒナノシャクジョウソウ科、ビャクブ科、ヒルムシロ科、
     ホシクサ科、ホロムイソウ科、ホンゴウソウ科、ミクリ科、ミズアオイ科、ヤマノイモ科、ユリ科、ラン科、

4.3分類されたお花の典型例を写真で確かめましょう!

  夫々の3分類からその特徴を示したお花を各4枚、計12枚のお花を見て、先の文章を再読し学習しましょう。

  (1)被子植物・双子葉合弁花類:イワタバコ、キンレイカ、ヒメハギ、リンドウ、の4種類を見てみましょう
                                      リンドウが感覚的には異なるように見え、いつか専門家に聞いてみたい気がします
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イワタバコ
(イワタバコ科イワタバコ属)
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キンレイカ
(オミナエシ科オミナエシ属)
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ヒメハギ
(ヒメハギ科ヒメハギ属)
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リンドウ
(リンドウ科リンドウ属)
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  (2)被子植物・双子葉離弁花類:オトギリソウ、スイレン、ハナツリフネ、ユキノシタ、の4種類を見てみましょう ツリフネソウが離弁花類とは正直思えず、定義内容以外の何かがありそうですね
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オトギリソウ
(オトギリソウ科オトリギリソウ属)
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スイレン
(スイレン科スイレン属)
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ハナツリフネソウ
(ツリフネソウ科ツリフネソウ属)
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ユキノシタ
(ユキノシタ科ユキノシタ属)
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  (3)被子植物・単子葉類:ノハナショウブ、ツユクサ、ヒガンバナ、ヤマユリ、の4種類を見てみましょう                 ヤマユリを見ると、リンドウとあまり変わらない気がするが、ユリ科も難しいですね
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ツユクサ
(ツユクサ科ツユクサ属)
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ノハナショウブ
(アヤメ科アヤメ属)
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ヒガンバナ
(ヒガンバナ科ヒガンバナ属)
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ヤマユリ
(ユリ科ユリ属)
観測日()

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