烏帽子岳.地蔵峠ルート(オヤマリンドウ)!

ワイフ要請の烏帽子岳遠征ですが、花数が少なく不満爆発!!!

登山日:2013年8月29日(木)、晴れ
登山コース:烏帽子岳.地蔵峠ルート(オヤマリンドウ)
登山時間:登り1時間55分、下り1時間18分<小休憩、スケッチ、撮影時間含む>
登山時間: 地蔵峠→湿原探索→標識1→標識2
      →尾根分岐→烏帽子岳頂上(23分)→
              尾根分岐→標識2→標識1→地蔵峠
オヤマリンドウ


なんと、連続3回も上田市のご夫妻に再会する、奇跡がありました!

なにかと用事の多いワイフの都合に合わせ、約230Km離れた烏帽子岳へ早朝4時半に自宅を出発します。

今回もまた、小諸IC近くのトンネルを抜けると日差しが漏れる晴れとなり、車数台のみが駐車する地蔵峠に到着しました。
想像以上に気温が低く半袖のみのワイフが寒いとシャツを重ね着し、キャンプ場方面へ登山を開始します。最初の出迎えは背の高い
ピンク色のヤナギランで、地表は特徴ある花びらを持つ紫色のマツムシソウが咲き、山頂までの登山道を何処までも飾っていました。

登山者の姿は全く無く、それどころかアキノキリンソウ、ヤマハハコ、ウスユキソウ、に続く花が発見できず、臼窪湿原を一周しても状況
が変わらぬ状態で、森林地帯に入りました。入口にはロープが張られ、導かれて新たに設けられた登山道を登り始めると、なんとリンド
ウの出迎えがありましたが、続くお花がありません。新たな狭い登山道は歩きやすく、やがて何時もの標識がある分岐に到着します。


登山者は、同世代が5組のみ 背丈のあるオンタデ、キオン、ゴマナ、ヨツバヒヨドリ、などばかりが
目立つ登山道は、やがてミヤマホツツジが飾る湯の丸山との合流
に到達します。眺めの良い八ヶ岳に歓迎された後は、日差しの
ある本当の登りがある登山道となり、地表には明らかな夏の残り花
であるノハラアザミ、ツリガネニンジン、ハクサンフウロなどが続き、
遠くの山々が見える尾根道に達します。季節は間違いなく秋です。

花数は明らかに少なく、多くが実を結びつつありますが進行中で、
やがて黄色のイワイチンや真っ白のウメバチソウが尾根道を飾り
はじめます。寒さを感じさせる北風が吹き、所々で花開く前に寒さ
で色が変わったリンドウを発見します。

秋風に 柳蘭舞う 烏帽子岳
(烏帽子岳、2066m、2013/8/29(木)、晴れ)


弱い北風が心地よい山登りを感じさせ、やや霞みがちの北アルプスの山々が、その雰囲気をさらに盛り上げます。
やがて男性登山者二人が休憩中の烏帽子岳山頂に到達し、風を避け南側の崖の上の窪地で、超早めの昼食休憩としました。

花数が少ないと不満を述べるワイフを残し、山頂付近のお花探索を開始します。目的はイワオトギリの撮影ですが、漸く一輪発見し探
索を終了します。真黄色のイワイチンのみが季節の飾り花で、確かに花数が少ない烏帽子岳ですが、秋には更に花数が減少します。

昼食を切り上げ、尾根道を下り始めると奇跡が待ってしました。なんと連続三回、上田市のご夫妻と再会し信じられない超奇跡でした。

尾根分岐道で、登山者からヤマトリカブトの存在を教えられ撮影した花が最後で、数組の登山者と言葉を交わしたのみで地蔵峠に無
事帰着しました。駐車台数は僅かに増えたのみで、オープンしたアイスクリーム屋さんが、おとぎ話しのように旗を靡かせていました。

帰宅途中の車中では、”花数が少な過ぎる”と過去の不満をも付け加え述べるワイフの雑言に、眠気が出る暇などありませんでした。
往復夫々3時間も運転し楽しみにしていた烏帽子岳でしたが、百名山をともに苦労し登った昔しが、懐かしい過去の記憶となりました。


完全な、残り花
イブキジャコウソウ
探し求めて、漸く発見
イワオトギリ
何処も彼処も、真黄色
イワインチン
所々に、咲いていた
ウメバチソウ
地味だが、格好は派手
クサボタン
僅かに、二輪のみ
トモエシオガマ
色付きが、非常に良い
ミヤマホツツジ
今が、最盛期
ミヤママツムシソウ
発見が、非常に難しい
ミヤマシャジン
今が、正に満開
ヤナギラン
僅かに、一輪のみ
ヤマトリカブト
こちらは、二輪のみ
ヤマホタルブクロ

夏の終わりにしても想像以上に涼しく、登りは花数も少ないため1時間55分、下りは撮影が殆ど無い1時間18分でした。

出会った花は夏の残り花と、早くも季節を先取りした秋の花の60種で、

 アカツメグサ、アキノキリンソウ、イタドリ、イブキジャコウソウ、イブキゼリ、イワオトギリ、イワインチン、イワツメグサ、
  ウスユキソウ、ウメバチソウ、ウド、オオバギボウシ、オミナエシ、オヤマボクチ、オヤマリンドウ、オンタデ、
 カワラナデシコ、カワラマツバ、キオン、キキョウ*、キンレイカ、クガイソウ、クサボタン、クルマユリ、コキンレイカ、
  コマクサ、ゴマナ、
 サワヒヨドリ、シャジクソウ、シラネアザミ、
 タカネニガナ、タムラソウ、ツリガネニンジン、トウバナ、トモエシオガマ、
 ノハラアザミ、ノリウツギ、
 ハクサンボウフウ、ハクサンフウロ、ハナイカリ、ハンゴンソウ、ヒヨドリバナ、
 マツヨイグサ、マルバタケブキ、ミネウスユキソウ、ミヤマウツボグサ、ミヤマオダマキ、ミヤマシシウド、ミヤマホツツジ、
 ミヤママツムシソウ、ミヤマシャジン、ミヤマタンポポ、
 ヤナギラン、ヤマトウバナ、ヤマトリカブト、ヤマハハコ、ヤマハギ、ヤマホタルブクロ、ヨツバヒヨドリ、
 ワレモコウ、

実を結んでいたのは、イワカガミ、ガマズミ、クロマメノキ、コケモモ、シラタマノキ、ネバリノギラン、などでした。