蝶ケ岳’10(三股コース)!

ワイフの要請で蝶ケ岳・再挑戦の予定が、単独での遠征となりました!


前夜は三股で過ごし、早朝出発で日帰りしました!

登山日:2010年8月2日(月)、晴れ
登山コース:蝶ケ岳(三股コース)
登山時間:登り:4時間11分、下り:3時間13分<小休憩、花の撮影等含む>
登山時間: 大駐車場→三股→力水→豆打平(5分)→
   水場(水なし)→尾根→蝶が岳→常念岳方面散策→
      尾根→水場(10分)→力水→三股大駐車場(出発点)
コイワカガミ

快晴に恵まれましたが北アルプス方面は雲が掛かり、花数も前回と異なり少なめでした!

ワイフが誕生日を北アルプスで過ごしたいとの要請に、自家製のテーブルと椅子も持参して安曇野市の三股へ出掛けることに
し、準備万端整いいざ出掛ける段になってワイフの都合が急に悪くなり、急遽、単独での走行となりました。
自宅から三股までの距離は約300Km離れており、外環状道、上信越道、長野道の割引料金を利用しなければ料金が高額と
なるため、せめて日曜日の出発が必須となります。

蝶ケ岳登山概念図 日曜の午後出発のため、意外に
スムースに高速を利用すること
が出来、途中休憩は僅か1回で
5年振りに三股の駐車場に到着
しました。

車が雑然と置かれており、昨日
は燕岳に登られた同世代の男性
を発見し、就寝まではお喋りを楽
しみました。


就寝時は寝苦しさもありましたが、身体に寒さを感じて夜半に目を覚ましました。
車が数台到着した様子でしたがどうやら再び眠り込んだ様で、周りが騒がしくなるころに目覚め、大慌てで出発の準備をします。
本来ならば自家製のテーブルを出し楽しい朝食となる筈が、大慌てで湯を沸かしカップラーメンを流し込み朝食としました。天候
は良く、早朝5時頃から次々とグループでの登山が始まっていますが、目覚めが遅れた分、どうにか5時30分の三股出発となり
ました。しかし最早、三股には登山予定者が誰も居ませんでした。

前日にお花の探索をした登山道を歩き、登山届けを出して沢道に入ります。
登山道は5年前の記憶よりやや荒れた感じで、彼方此方に大きな大木が切り倒されていました。肝心のお花はソバナ、ツリフネ
ソウ、キツリフネなど数は多いのですが、今ひとつ、花数が少ない感じがしました。

綺麗に整理された登山道脇には沢があり、気分良くお花を見つけ撮影を繰り返していると、力水に達しました。
距離的には、約1/3を消化したことになり蝶ケ岳までの残りの距離は4.9Kmと表示されていました。お花が極端に少なくなっ
た登山道は暫く緩い勾配が続き、その後は尾根へ向かっての急勾配となります。漸く、先行した登山者と数組遭遇することにな
り、お喋りを繰り返しながら、どうにか昔しは水場があった沢に到着しました。

しかし、水の流れる音はしますが地下を流れている様子で、水の補給なしでの厳しい岩交じりの登山を再開します。
どうにか常念岳が見え始めると待ちに待ったお花畑の尾根道で、休憩なしに、数名の休憩者の脇を抜けて蝶ケ岳の頂上を目指
しました。残念ながら北アルプス連峰や常念岳にも薄雲が掛かり、山岳写真の撮影は諦めヒュッテに向かい、有料の水を補給し
て、常念岳方面への散策を行います。


北アルプス連峰

「蝶ケ岳から見えた、北アルプス連峰(前回の写真)」

常念岳の雄姿

「蝶ケ岳から見えた、常念岳(前回の写真)」

常念岳からは続々と団体の登山者が到着し、尾根道のお花の状況をお尋ねしましたが芳しい返事はなく、僅かにイワギキョウの咲
く位置を教えて頂き、イワギキョウのみの撮影で満足をすることにしました。5年振りの北アルプス連峰を暫し眺めていたいところで
すが、下山時間に加え帰路の車の走行時間も考え食事も休憩もなしに、直ちに下山を開始します。

尾根には広大なお花畑が存在した印象がありましたが、大滝山への分岐付近のお花畑を散策後に、昼食が摂れる日影を求めて大
急ぎで下りを開始します。お花の撮影では登りと下りでは目線が異なり、加えて時間的な差によりお花が開花することもあって、思
わぬお花を幾つか発見出来ました。途中、風が通る日影を見つけ昼食を摂っていると、登りで追い抜いたテント持参者が通過して、
思わず大きな声で声援をしました。

ヒュッテで水を補給したお陰で、なんとか沢水がある場所まで下ることが出来、最後のダートの車道を歩き出します。
今回は、登りでは花開いていなかったツルリンドウを撮影し、さらには登りでは気付かなかった小さな白い花を複数発見し、過去に
作成した蝶ケ岳の花図鑑の空白を、数多く埋めることが出来そうで、楽しみが残りました。

花数え 休まず登る 蝶ケ岳(蝶ケ岳、2677m、2010/8/2(月)、晴れ)

お花の時期が、少し変化していた
尾根付近に僅かに咲くアオノツガザクラ
付近は、イワツメグサばかりだった
常念岳側に咲くイワギキョウ

この花以外は、見つからない
ガラ場に咲くイワツメグサ
お花畑の概念が、崩れてきた
尾根付近に僅かに咲くウサギギク

地味な色の花が、結構多い
確かに渦巻くエゾシオガマ
秋には、赤い実が生る
名前が派手なオオヒョウタンボク

撮影が、難しい位置にある
キンバイソウも尾根付近のみ咲く
花数は多いが、撮影が難しい
撮影が難しいクロクモソウ

この時期、尾根付近のみ咲く
花数が極め少ないコイワカガミ
所々に咲くが、目立たない
目立つが撮影が難しいセンジュガンビ

花数が少ないので、注意が必要
ヒュッテへの尾根に咲くヒメクワガタ
一見は、極く普通の花
ヒュッテ付近に咲くミヤマコウゾリナ

殆ど休憩なしに登り続け4時間11分、常念岳方面へお花の探索後に直ぐに下り、昼食時以外は休憩なしで3時間13分でした。

蝶ケ岳の登山道で出会った花は、前回と少し異なり代表的な花は少なく、無名な花が多くなりました。
アオカラムシ、アオノツガザクラ、アカショウマ、アカソ、アキノキリンソウ、アリドオシランイタドリ、イブキトラノオ、イワアカバナ、
 イワギキョウ、イワツメグサ、ウサギキク、エゾシオガマ、エンレイソウ(実)、オオイタドリ、オオクルマムグラ、オオバノキソチドリ、
 オオヒョウタンボク、オオバノミゾホオズキ、オオヒョウタンボク、オククルマムグラ(実)、オサバグサ、オタカラソウ、
 オニシモツケ、オヤマソバ、オヤマリンドウ、オヤマボクチ、オンタデ、
ガクアジサイ、カニコウモリ、カラマツソウ、キオン、キツリフネ、キヌガサソウ、キンミズヒキ、キンバイソウ、ギンリョウソウ、
 クガイソウ、クルマバツクバネソウ、クロクモソウ、クロトウヒレン、コイワカガミ、コオニユリ、コガネイチゴ、コキンレイカ、
 コケモモ、ゴゼンタチバナ、コバイケイソウ、コバノイチヤクソウ、ゴヨウイチゴ、
サラシナショウマ(蕾)、サワギキョウ、サワオトギリ、サンカヨウ(実)、シシウド、ショウジョウバカマ(実)、シナノオトギリ、
 シラネニンジン、シロツメグサ、シロバナヘビイチゴ、スズシロソウ、スダヤクシュ、センジュガンピ、ソバナ、
ダイコンソウ、タカネスイバ、タカネツメクサ、タマアジサイ、タマガワホトトギス、ツマトリソウ、ツリフネソウ、ツルアリドオシ、
 ツルリンドウ、トリアシショウマ、
ヌスビトハギ、ノリウツギ、
ハクサンフウロ、ハクサンボウフウ、ヒトツバヨモギ、ヒメクワガタ、ヒヨドリバナ、ベニバナイチゴ、
マイズルソウ、ミツバオウレン、ミゾホオズキ、ミヤマキンバイ、ミヤマキンポウゲ、ミヤマクワガタ、ミヤマコウゾリナ、
 ムカゴトラノオ、メタカラコウ、モミジカラマツ、
ヤグルマソウ、ヤマアジサイ、ヤマジソ、ヤマトウバナ、ヤマトユキザサ、ヤマトリカブト、ヤマニガナ、ヤマハハコ、
 ヤマブキショウマ、ヨツバムグラ(実)、
等でした。