ラディオンは水流ポンプMP10/40でお馴染みのエコテックマリン社の高出力LEDライトです。G3はジェネレーション3ということで、3世代目のラディオンということです。ラディオンの大きな特徴のひとつが旧モデルとなっても新モデルにアップデートできる点であり、その名を表しています。高出力で多彩な機能を持つLEDはラディオンに限らず高額ですが、年々進化しているのも事実です。ラディオンはハードとソフト両面でアップデートできる機能を持っています。
あくまで個人的な感想でありますが・・・。正直言って照明器具に10万円は高いかな、と。最初は私もそう思いました。でも250Wクラスのメタハラと比較してどうなのか。明るさは同等かそれ以上で消費電力は2/3。基本的に球の交換はなし。調光、調色が容易でタイマー制御など機能満載。よくよく考えてみると高くはない、でしょう?しかもラディオンはアメリカで買っても$800くらいですから内外価格差が少ないのもうれしいです。(そうでないものも結構ありますからね)
ま、結局は何を飼育するか、なんですけど、水槽飼育において飼いたい生物なんて時が経てば変わっていくものです。みなさんも多かれ少なかれそうだったでしょう。明るすぎて困るんだったら光量落とせばいいし、もっと青くも白くも赤くもできます。つまりコレ1台あればほとんどの生物を飼育できるわけであります。実際に現在ラディオンを使用している方に聞くと、必ずしも常にMAXパワーで使用しているわけでもなく、飼育する生体や時刻によって調整されているようです。
現在メタハラ150Wを使用していて光量不足を感じている方、現在メタハラ250Wを使用していて光量を維持しながら節電したい方、ミドリイシにもオオバナサンゴにも興味がある方、何を飼いたいかよくわからないが器具選びに失敗したくない、そんなみなさんに「超」おススメなのであります。ちなみにG3PROの消費電力は170Wなので、メタハラ150Wの安定器を含めた消費電力と同等です。
ベタ褒めのラディオンですが、欠点もあります。まず照射面積がやや狭いこと。90cmの水槽だと両端がやや暗いです。これについてはオプションの120度アングルレンズ(¥3780)に変更する事で解決できそうなので店でもやってみようと思っています。もうひとつ多彩な機能と細かな設定を十分に発揮させるにはパソコンによる設定が必要なこと。イメージとしては、パソコンとラディオンをUSB接続し専用ソフトで設定します。やってみると簡単な作業ですがパソコン苦手な方はちょっとアレかもしれません。もちろん簡単な設定や調整は本体でもできます。ま、どうしてもムリって場合は店で私が設定させていただきます。LSSのココにも説明動画がご覧いただけます。
この製品について具体的な説明をするとネバーエンディングストーリーになってしまいます。ですのであえて抽象的にご説明しましたが、もっと具体的にお知りになりたい方は店頭でも使用していますのでぜひ一度ご覧ください。私も髪を振り乱しながらご説明させていただきます・・・。え?
☆8月末までキャンペーンやってます。ちょっと、いやとてもお買い得であります。
販売価格 | ASK | 定価 | メーカー小売希望価格・¥110,000+ 税 |
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消費電力 | 最大約170W | 搭載素子 |
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設置方法 | 吊り下げ (ワイヤー等別売り) |
寸法 | Size:300×180×29( 取付け金具除く)(mm) |