オプティマスはレッドシーがオリジナルで企画制作したT5蛍光管照明器具です。T5蛍光管は日本では近年注目され始めた比較的新しい規格の蛍光灯です。特徴は従来の蛍光管よりスリムかつ高効率なので器具はコンパクトにできしかも明るいという、アクアリウムに適した照明器具であります。オプティマスには60cm用と90cm用の2種類があります。
実際、オプティマス90とメタハラ150Wを比較するとオプティマスの方が全体的に明るく照らすことができます。メタハラは光源から近い場所はとても明るいのですが離れるにしたがって照度は減ります。また蛍光灯は光源が広く長いので影が出来にくいメリットもあります。そのぶんメタハラのような光の揺らぎはありません。そして最大の特徴が蛍光管の種類の豊富さでしょう。オプティマスの標準装着の球は2種類4本ですが、レッドシーやギーゼマン、KZその他いろいろなタイプの蛍光管がリリースされています。これらを生体や自分の好みに組み合わせていくのも楽しい作業ではないかと思います。
そんな楽しいT5蛍光管ですが欠点もあります。@そんなに省エネではない。例えばオプティマス90は4灯すべて点灯させると170Wとメタハラ150Wとほぼ同じです。ま、メタハラ150Wより明るいので省エネと言えなくもないですが。Aけっこう熱い。蛍光灯といえどもそれなりに熱くなります。過度の発熱は蛍光管の寿命を短くします。オプティマスに関しては私なりに対策を考えましたが長くなるのでまた後日。Bランニングコスト。蛍光管の寿命はおよそ1年です。したがって交換に伴うコストも掛かります。このへんは違う種類の球に変えてみるとか、楽しさとのウラハラもあるでしょう。C設置は据え置きのみ。吊り下げは基本的にできません。
今のところT5蛍光管の照明器具は多くなくオプティマスを含め数社しか出していません。中には十数万円もする機種もあるにはありますが、多くの方におススメできる現実的なモデルとはいえないでしょう。というわけで当店ではオプティマスをおススメしているわけですが、前述した通り球の組み合わせによって演出も様々です。店頭ではいくつかのオプティマスなどにそれぞれ異なるT5蛍光管を組み合わせて使用していますので実際に見て参考にしていただければと思います。
(新品装着時の球はブルー2本とホワイト2本です。)
交換球もギーゼマンを中心に在庫販売しています。
水草の生長に最適な波長分布を持っています。魚の赤色と青色が強調されます。
すべての波長が含まれており、自然の太陽光に近い6,000ケルビンの光です。淡水、海水、サンゴ水槽、テラリウムに最適な光です。
魚とサンゴを輝かせる青色の波長が含まれています。すべてのマリン/リーフアクアリウムに最適な光です。
aqutinic+ アクティニックプラス
青色の割合が大きいディープブルーの光です。海水魚、サンゴの蛍光色を引き立てます。
アクティニックブルーの光は蛍光色を強調します。メタルハライド球との併用に最適です。
アクアピンクは海水用に使われるために設計されています。SPSサンゴや、魚の色のブルーや紫、また、赤をきわだたせ、サンゴの成長を促進します。他のT-5との併用がおすすめです。ハードコーラルの色彩がぐっと上がり、特にピンクと紫、赤の色彩が向上します。
リーフアクアリウムに最適な光の強度と波長を兼ね備えており、きれいな色彩効果とすばらしいサンゴの成長を実現します。
販売価格 | ¥19800(60)/¥24800(90) | 定価 | ¥25200(60)/¥31500(90) |
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消費電力 | 112W(60)/170W(90) | 重量 | 1.3k/1.8k |
設置方法 | 据え置き | 付属品 | リフトスタンド |
その他 | ON/OFFスイッチ 2箇所 | ランプ電力 | 24Wx4(60)/39Wx4(90) |
新品時装着球 | ブルーx2本 ホワイトx2本 | ||