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「ハート・コンシャス」 第119号
〜心の病気になる前に〜
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今回は『不安』についてです。
人が不安に陥った時、こう声をかける人がいます。
「冷静に考えたら?」
・・・これって、実は無理なことを言っているんですね。
だって、『冷静じゃない状態』を『不安』って呼んでいるのですから。
さて、そんなパラドックスめいたお話はさておき、ちょっと次の詩を読んで
みてください。
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変えられるものは、変える勇気を
変えられぬものは、受け入れる謙虚さを
そして、それを見分けられる智慧を授けたまえ
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これは、僕がとっても尊敬しているセラピストの、近藤裕先生が座右の銘と
されている詩です。
そして、近藤先生はこう書かれています。
『運命を変えたいと思っている人は多い。でも自分は変えたくないと思って
いる。これでは、運命など変わりはしない。自分が「本当に変わりたい』と
いう願い、変える勇気が、運命の扉を開く鍵なのだ。』
・・・そうなんですよね。
本当に、ここにかかれている『勇気』は、大事だと思います。
また、この詩にある『変えられないもの』ですが、変えようとしても変えら
れないものの代表格が、【自分以外の人の心】です。
人の心を自分の満足のいくようにコントロールしようとしても、やはりどこ
かで無理が出ます。
人の心を柵で囲おうとしても、それはやはり不可能です。
なのに、誰もが「どうしてあの人は、こうしてくれないんだろう」と悩み、
辛い思いをしてしまうんですね。
「あの人が、○○したらどうしよう」という心配は、『あの人の心』をコン
トロールできない以上、しても無駄なんです。
「今度の台風が、自分の家の真上を通ったらどうしよう」という心配と、理
屈は同じです。
今、自分にできる事は、『自分の家で、飛ばされそうなモノを片付けたり、
倒れそうなものを補強したりする』こと。
つまり、上記の例で言えば、できることは『あの人の心をどうにかする』こ
とではなく、『自分の心をどうにかする』ことなんですね。
* ‥ * ‥ * ‥ * ‥ * ‥ * ‥ * ‥ * ‥ *
さて、近藤先生がこの詩について書かれている文の結びには、こうあります
。
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このような「気付き」が深まるにつれ、変えねばならないもの、変えたいも
のが見えてくる。
また同時に、変えられないものも見えてくるのである。
そして、「いちばん変えなければいけないものは自分であり、変えられない
ものは他人である」ということが見えてくる。
「人生をもっと楽しんで生きられる心理学」近藤裕著より引用
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そうなんですよね。
僕のカウンセリングというのは、普段はあまり意識していないけど、ここの
ところが【目標】になっているなだろうなぁ って思います。
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