DV(ドメスティック・バイオレンス)

家庭内暴力の実態と対処



まずはDVのよくあるパターンを挙げてみましょう。

妻に気に入らない事があればもちろん、例え関係ないことで気分を害したら家族に暴力
をふるう。

              ↓

妻はそのたびに離婚しようとか家を出ようと思うが、経済的な心配や心細さが先に立ち
、なかなか踏み切れない。

              ↓

夫は、そんな妻の気持ちを感付き、謝ったり優しくしたりする。

              ↓

そうすると妻は、ついつい情にほだされるのと、自分の『(子どもを育てる責任を背負
って)一人で生きる自信』の無さにより、少しでも安定した暮らしへの期待と夫の反省
をあてにして、出て行くのをやめる。

              ↓

そういう妻の気持ちを察したら、また夫は暴力に走る。


このような悪循環を続けるうちに、段々と気力も萎えていき、夫は『妻が家を出て行け
ない』と確信して暴力の度合いを強めていく・・・となるわけですね。

従って、妻のタイプとしては『変化を怖がり』『決断力に乏しく』『 I am not OK 』
の枠組みを持つ人が多いわけですが、表面的にはそれを『離婚すると子どもの為になら
ない』とか、『辛抱強い良き妻』という【合理化】を行っていることが多いようです。

ただ、これは妻の人間性が悪いという訳ではなく、子どもの頃に植え付けられた枠組み
なので、妻を責めるというのはもっての外です。

ちなみに、アルコール依存症やギャンブル依存症の夫を持った妻も、同じようなパター
ンがよく見られます。

そして、どの場合も、別れられない妻の方からは、「あれ(暴力や酒やギャンブル)さ
えなければ、やさしくっていい人なんだけど」という言葉が出るんですね。

もっとも、暴力や酒やギャンブルがひどくて、なお且つやさしさのカケラもなければ、
流石に誰でも離れていくでしょうから、そういう話になるのは或る意味不思議ではない
のですが・・・。

* ‥  *  ‥  * ‥  *  ‥  * ‥  *  ‥  * ‥  *  ‥  * ‥  * ‥  *  ‥  * 

さて、こういう場合、どうすればよいのか、というのが問題になりますが、実は『夫が
心を入れ替えて、幸せに暮らしました』となる確立は、かなり低いんですね。 (特に
DVの場合)

やはり、『離婚』という選択肢は頭に入れないといけないでしょう。

また、カウンセリングを受ける場合は、弁護士の手配など法律面にも対応できるカウン
セラーに相談するのが望ましいですね。

この問題は『あぁ、それは辛いですよね。』とか共感や受容だけのカウンセラーでは、
なかなか解決しません。

しっかりしたカウンセリング事務所か、若しくはDVに対応している機関が紹介するカ
ウンセラーにかかるとよいでしょう。


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