☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ コミュニケーション講座 〜人付き合いの心理学〜 「スキーマの共通化」 ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ 先日、ある大学の喫茶室で耳にした会話です。 (要約) 男「お腹へったね〜 ねぇ めっちゃ旨いパスタの店見つけたんだけど、食べにいかない?」 女「う〜ん・・・」 男「行こうよぉ〜。絶対美味しいからさぁ〜。」 女「う〜ん・・・」 男「雰囲気もいいんだぜぇ〜。」 女「う〜ん また今度ね」 男「え〜 なんで〜? いいじゃん、行こうよ〜」 ・・・おいおい (>_<) さて、ちょっと基本の話に戻りますね。 好きな人に好かれたいなら、まずはお互いのスキーマ(認知や判断の枠組み )の共通化が大事です。 上記の例は、完全に<男性のスキーマ>の【押し売り】です。 下記に、スキーマの共通化を心がけた【一例】を挙げますので、『自分なら どのように展開するか』を考えてみてください。 * ‥ * ‥ * ‥ * ‥ * ‥ * ‥ * ‥ * ‥ * 男「お腹へったね〜。パスタでも食べたいな〜。 ねぇ 美味しいパスタの店を探してるんだけど、どこか知らない?(相 手のスキーマの探索)」 女「う〜ん、私は○○ってとこが好きだけど。」 男「へぇ〜、行ってみようかな(相手のスキーマの肯定)。何がお薦め?」 女「私はワタリガニのパスタが好き。」 男「へぇ〜、どんなの?」 女「あのね、△△・・・(←そのパスタの説明。ここで説明しているうちに イメージが頭の中で構築される。人によっては、もうこの時点で唾液が 活発に分泌される。そして同じ<パスタ・スキーマ>を持った相手に対 し、親近感が起きる。)」 男「え〜 旨そう! 絶対行こうっと! (相手のスキーマの肯定) そう言えば、カニじゃないけど牡蠣のスープスパで、めっちゃ旨い店が あるんだけど、行かない? 」 如何ですか? 冒頭の会話と同じく、【男4回・女3回発言 】の会話です。 違いは、 【スキーマの共通化】 【具体的なイメージを共に浮かべる方法】 【<押し付け>ではなく、<傾聴>からの提案】 この3つです。 冒頭の会話は、この3つができていない為、彼女と彼のスクリプト(脚本) が成立していません。 コミュニケーションの上手・下手が問題となるのは、こういう理由なのです 。 * ‥ * ‥ * ‥ * ‥ * ‥ * ‥ * ‥ * ‥ * さて、人は意外と『自分と相手とは同じスキーマ(枠組み)を持っている』 と勘違いしている時が多いんですね。 これは、僕が講演の時に使うネタなんですが、例えば気心の知れた友人と一 緒の時に、同時に【旅】を思い浮かべてください。 「【旅】? 場所とか風景とかですか?」 ------そうです。人によっては食べ物とかもイメージするかもしれませんね 。とにかく何でもいいから【旅】のイメージを頭に浮かべてください。 それでその後、友人と【お互い抱いたイメージ】について話し合ってみてく ださい。 貴方と友人は、【同じイメージ】を浮かべたでしょうか? 「う〜ん、そうやって言われると・・・。たぶん違うような気がします。 僕はスノボやってから、温泉に入って、っていうイメージを持ったんですけ ど、結構僕の友人は風景とか古い街並みが好きな人が多いし・・・。」 ------そうなんですよね。これは僕が講演で、参加された方に隣同士で何回 か行っていただいた結果、同じイメージを持つ確率は1割以下でした。 「合わないものなんですね〜。」 ------ええ。人は気持ちを主に言葉で表しますよね。 例えば、 『旅に行きたいね〜。』 『うん!いいね〜。旅か〜。』 という会話を考えてみてください。 「あっ そぉか〜。そもそもお互いの【旅】のイメージが、違っているんで すもんね〜。」 ・・・そういう事です。 言葉だけは『噛み合っている』のですが、スキーマは『噛み合っていない』 んですね。 だから、 【スキーマの共通化】 【具体的なイメージを共に浮かべる方法】 【<押し付け>ではなく、<傾聴>からの提案】 っていうのは、付き合ってからも、とっても大事なんです。 お互いの考えや思い(スキーマ)なんて、違っていてアタリマエなんです。 これを【摺り合せる】努力が有って、初めてコミュニケーションが取れるん です。 最初の頃は偶然スキーマが一致していて、気の合う友達にめぐり合えたと思 っても、この【摺り合せる】努力をしないでいれば、必ずといっていいほど 関係は冷えてきます。 だから、『付き合ってもらおう』とする場合だけではなく、この原則は付き 合ってからもとっても大事なんですね。 * ‥ * ‥ * ‥ * ‥ * ‥ * ‥ * ‥ * ‥ * さて、アドリブが上手な人っていますよね。 そういう人って、実はこういう自分なりのスクリプトのパターンを沢山持っ ている場合が多いんです。 どんな場面でも、スラスラと言葉が出てきたり行動できたりする人に対して 、周囲は『頭の回転が速い人』とか、『機転が利く人』と評価するでしょ? でも、そういう人の脳の中では、【沢山あるスクリプトの中から、今の場面 に近いパターンを引っ張り出し】て、それを活用している場合が多いんです。 何にもしていないように見えることが有っても、意外と日頃からいろいろ考 えているからこそ出来るんですね。 『お笑い』で成功する人が、いつもネタを考えていたり、目の前に起きてい く出来事をネタに結びつかないか注意して観ているのと、同じ感覚かもしれ ません。 だから、 【相手を組み込める、自分なりのスプリクト】を沢山持つ事が重要なんです 。 ~~~~~~~~~~~~~~~~ そういう人は、【付き合っていて楽しい人】とか、【退屈しない人】 と言 われますし、仕事においては【深みのある人】と言われます。 スクリプト(脚本)をいろいろと考えるというのは、必ず貴方にとってプラ スになりますよ。 Copyright(c)2006 BELCOSMO Co;Ltd _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ ♪楽しく、役に立つ心理学やカウンセリング理論を学びませんか? 毎週火曜日(午後、夜間)に名古屋で、月曜の(午後、夜間)夜間に一宮で、 『心理カウンセラー講座』を開いています。 詳しくはコチラ→ http://npo-jisedai.org/kouza.htm お申し込みはコチラ→ belcosmo@jade.dti.ne.jp 株式会社ベルコスモ・カウンセリングでは、 ☆ 講演 ☆ 講師 ☆ 心理カウンセリング ☆ 経営コンサルテーション ☆ お子様の進路指導及び家庭教師・教育相談 等のご依頼を、お待ち致しております。宜しくお願い致します。 鷲津秀樹 http://bellcosmo.net ==================================================== 僕が監修した本が、好評発売中です。(かんき出版) ☆★☆目からウロコの交流分析の本、新発売!☆★☆ 「うまくいかない自分から抜け出す方法」大川内麻里著 鷲津秀樹監修 お申し込みは書店、またはホームページからもできます。 コチラ→ http://www.jade.dti.ne.jp/~belcosmo/hon.htm |