☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ コミュニケーション講座 〜人付き合いの心理学〜 「オウム返し」 ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ 「先日、『カウンセラーの技法をコミュニケーションに活かそう』っていう 本を読んだんですけど・・・。」 ------確かに、使える技法が沢山有りますね。 「その中に、彼女と上手くコミュニケーションとるなら【オウム返し】の相 槌が良い って書いたあったんですよ。だから、その通りにしたんですけど ・・・。」 ------そしたら、上手くいかなかったと・・・。 「ええ。彼女に『真面目に聴いてるの? それとも、馬鹿にしてるの?』っ て怒られちゃって・・・。 」 ------う〜〜ん アレね、一歩間違えると、確かにそのような印象を与えてしまう時があるん ですよね。『馬鹿にしてるの?』とか『馬っ鹿じゃないの?』って。。。 「ええ〜っ そうなんですか?」 ------【オウム返し】っていうのき、何でもいいから相手の言った言葉を繰 り返せばいいっていうものではありません。 相手の言葉の中で『どの部分』を返すかが、とっても重要なんですよ。 ポイントをついた【繰り返し】は、『この人は自分の事を理解してくれてい る』 と共感を得られるんだけど、ポイントがはずれると、『張り合いの無 い会話』となって、イライラしてきちゃうんです。 ちょっと【繰り返し】の例を2つ挙げますね。 【A】 ----------------------------------------------------- 朝、彼女の眼が赤かったとしますね。 「どうしたの? 眼が赤いよ」 「うん。昨日会社で嫌な事があって、なんか悔しくて、夜あんまり眠れなか ったの。」 「夜 眠れなかったんだ。」 「うん。 ・・・だから今日はかったるくって。」 「かったるいんだ。」 「うん。 ・・・やっぱ眠れないとかったるいじゃん。」 「そうだね。眠れないとかったるいよね。」 「うん。 ・・・だから眼が赤いかもしれない。」 「そうそう。眼が赤いよ。」 「うん。 ・・・だから昨日会社でね。・・・(-_-#) アホかっ! オマエわっ! (>_<) 」 【B】 ----------------------------------------------------- 同じく、朝、彼女の眼が赤かったとします。 「どうしたの? 眼が赤いよ」 「うん。昨日会社で嫌な事があって、なんか悔しくて、夜あんまり眠れなか ったの。」 「嫌なこと?」 「うん、会議の資料を係長に頼まれてプリントアウトしたんだけどさ〜。 係長はいつもB5の用紙で印刷してくれって言うんだよね。なんかノートの 大きさじゃないと嫌みたいで。」 「じゃ、いつも頼まれた時はB5でプリントアウトしてるんだ。」 「そうなのよ。だからいつものように、B5で持って行ったら、そこに課長 がいて『会議の資料は普通はA4に決まっているだろう!』って・・・。」 「あらまっ」 「ホント、『あらまっ』なんだよね〜。でも、そこまではいいんだけどさ〜。 そこからがひどいのよ。係長までが『まったく今のコは常識を知らないから』 なんて言うのよ〜。」 「そりゃ、悔しくて眠れないのも無理ないな〜」 「でしょでしょ?」 * ‥ * ‥ * ‥ * ‥ * ‥ * ‥ * ‥ * ‥ * 如何ですか? 【オウム返し】とか【繰り返しの技法】によって、ラポール(共感・信頼感 )が形成される、という話は確かに間違ってはいません。 ただ、何でもかんでもノウハウ通りにやれば上手くいく・・・というもので もありません。 ------------------------------------------- 繰り返しの技法を使う ↓ 相手が自分に好感を抱く -------------------------------------------- ではないのです。 --------------------------------------------- 【相手を理解しようと思っている】 ↓ その為の1つの方法として、繰り返しの技法を使う ↓ 相手は、貴方が自分の話を一生懸命理解しようと努力している事に気付く ↓ 共感や信頼感が形成される ↓ 相手が自分に好感を抱く ---------------------------------------------- なのです。 大事なのは、繰り返しの技法ではなく【相手を理解しようと思う気持ち】な んですね。 相手が本当に話したいことは何か。 上記の例で言えば、『眠れなかったこと』ではなく、『自分が受けた理不尽 なことについて』なのです。 『眠れないこと』に共感してほしいのではなく、『苛立ち(怒り)』に共感 して欲しかったんですね。 是非、そのあたりを頭に入れて『オウム返し』を使ってみてください・・・☆ ///// おまけ ///// 1cm 穴用の電動ドリルがよく売れたからって、2cm 穴用の電動ドリルが売 れるとは限りません。 買った人が本当に必要としたのは、1cm の電動ドリルではなくて、1cm の 【穴】なんですから。 Copyright(c)2006 BELCOSMO Co;Ltd _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ ♪楽しく、役に立つ心理学やカウンセリング理論を学びませんか? 毎週火曜日(午後、夜間)に名古屋で、月曜の(午後、夜間)夜間に一宮で、 『心理カウンセラー講座』を開いています。 詳しくはコチラ→ http://npo-jisedai.org/kouza.htm お申し込みはコチラ→ belcosmo@jade.dti.ne.jp 株式会社ベルコスモ・カウンセリングでは、 ☆ 講演 ☆ 講師 ☆ 心理カウンセリング ☆ 経営コンサルテーション ☆ お子様の進路指導及び家庭教師・教育相談 等のご依頼を、お待ち致しております。宜しくお願い致します。 鷲津秀樹 http://bellcosmo.net ==================================================== 僕が監修した本が、好評発売中です。(かんき出版) ☆★☆目からウロコの交流分析の本、新発売!☆★☆ 「うまくいかない自分から抜け出す方法」大川内麻里著 鷲津秀樹監修 お申し込みは書店、またはホームページからもできます。 コチラ→ http://www.jade.dti.ne.jp/~belcosmo/hon.htm |